Tuesday, December 28, 2010

近況

1)事典項目日本語…(8月末締切)。
2)09シンポ原稿仏語…(9月末締切)。
3)11/17大阪・結婚論シンポ仏語原稿(なんとか終了)
4)11/20福岡・結婚論シンポ仏語原稿(なんとか終了)
5)英語ベルクソン論文集・原稿校正(終了。もっといじりたいけど、時間が…)
6)12/26「大学と哲学」研究会予習(なんとか終了)

7)田母神先生科研・論文英語化に向けて再検討(12月下旬)鋭意作業中…。
8)鈴木先生COE・デジャヴ原稿仏語論文化(12月下旬)鋭意作業中…。
9)仏語雑誌掲載論文の仏語校正(1/10締切)鋭意作業中…。
10)ライシテ・シンポ依頼論文(日本語)執筆(1/10締切)鋭意作業中…。
11)2/10パリ・シンポ「アジアにおける現代フランス哲学」原稿
12)2月中旬トゥールーズ・ベルクソン・シンポ原稿
13)3月仏語ベルクソン論文集のために論文バージョンアップ
14)3/28パリ・CIPhセミナー原稿
15)白水社・政教論文(2011年3月末締切)
16)デリダ翻訳(2011年3月末締切)
17)ベルクソン&ドゥルーズ科学論(2011年8月末締切)
18)英語雑誌・依頼論文執筆(2011年8月末締切)

Wednesday, December 22, 2010

ピエティスムスの祖シュペーナーに関する書誌断片

大学にいるときの数少ない楽しみの一つに、
他分野の研究者のお話を聴けるということがある。

ピエティスムスについて幾つか文献を伺ったので、メモしておこう。
いつか読んでみたい。

①シュペーナー、「ピア・デシデリア」Pia desideria(敬虔な望み)1675年、『キリスト教教育宝典5』玉川大学出版部、1969年。

②シュペーナー(堀孝彦訳)「敬虔なる願望」(PIA DESIDERIA, 1675の抄訳)、『福島大学教育学部論集』、18号の2(人文科学)、1966年10月25日。PDFはこちら

③堀孝彦「ドイツ敬虔派の思想と運動――シュペーナーのばあい」、『近代の社会倫理思想』(青木書店、1983年)に第2章として所収。

④伊藤利男『敬虔主義と自己証明の文学』、人文書院、1994年。

⑤芝田豊彦『ドイツにおける神秘的・敬虔的思想の諸相――神学的・言語的考察』、関西大学出版部、2007年。

Tuesday, December 21, 2010

わびさび

今日ようやく授業が終了。最近は本当にハードスケジュールだった。
例えば、今日はこんな感じ。

10:40-12:10ドゥルーズ講義
昼休み:留学生二人が試験の質問。次の授業のプリント印刷。昼ご飯を食べる暇なし…。
3限:ベルクソン講義
4~5限:事務作業(たまりにたまった書類の処理…)、
先の留学生の質問の続き(1時間強)。
言語レベルにかなり制約のある学生に哲学の記述試験対策をするのは本当に大変…。

その後、卒論指導の学生をかなり待たせつつ、試験対策は強制終了。
卒論指導、かなり熱心にやっているつもりだが、何度アドバイスしても理解されていないのは悲しい…。

こんな感じで、最近は、授業の合間を卒論指導と試験対策に埋め尽くされ、
明らかにオフィスアワーなぞという生ぬるい制約をはるかに超えて
学生対応をしているにもかかわらず、
学生たちの反応は今一つ。疲れるし、なんとなく侘しい…。

帰りに読み始めた本:
柳沼良太『プラグマティズムと教育――デューイからローティへ』、八千代出版、2002年。

Monday, December 20, 2010

停滞

ようやく英語論文集のための論文がひとまず終了。ほっとする間もなく、日本語論文の見直し。

卒論学生の指導のために、キェルケゴールの『人生行路の諸段階』、キェルケゴール関連の研究書を数冊読んでいる。

執筆中の論文関連の本。それ以外となると、今は来年度のシラバス作成の時期なので、読む本がどうしても、シラバスのネタになりそうなものに偏ってしまう(笑)。しかし、どのみち最近、ほとんど本が読めていない。

石井洋二郎『フランス的思考――野生の思考者たちの系譜』、中公新書、2010年12月20日。
春日キスヨ『変わる家族と介護』、講談社現代新書、2010年12月20日。
小川仁志『はじめての政治哲学――「正しさ」をめぐる23の問い』、講談社現代新書、2010年12月20日。
小林正弥『サンデルの政治哲学――〈正義〉とは何か』、平凡社新書、2010年12月10日。

Friday, December 17, 2010

12/26「哲学と大学」公開ワークショップ@一橋大学

12月26日(日)13.30-16.45
一橋大学 佐野書院(西キャンパス南側 JR国立駅から徒歩20分)
地図:http://www.hit-u.ac.jp/annai/campus/index.html(図中28番の建物)

「哲学と大学」公開ワークショップ
13.30-14.15
西山雄二(首都大学東京)「戦後フランスの哲学教育」 コメント:藤田尚志(九州産業大学)
14.15-15.00
宮崎裕助(新潟大学)「英米圏での人文学論」 コメント:大河内泰樹(一橋大学)
15.15-16.45
藤本夕衣(京都大学)「アメリカの大学における教養教育論争 ―「文化戦争」にみる政治哲学の問い」

主催:科研費基盤研究(B)「啓蒙期以後のドイツ・フランスから現代アメリカに至る、哲学・教育・大学の総合的研究」 入場無料、事前予約不要

Saturday, December 04, 2010

12/16ジャン=マルク・レヴィ=ルブロン講演会「文学が科学にもたらすもの」

文学が科学にもたらすもの

ジャン=マルク・レヴィ=ルブラン氏による講演会

Que peut la littérature pour la science ?

文学が科学にもたらすもの

科学がどのような機能を果たしているか、もしくはどのように科学がその機能を果たしているか、歴史、哲学、社会学、科学などの学問の他に、文学からも学ぶことが出来るのです。

  • 日時:12月16日(木)19:00
  • 会場:九州日仏学館5F多目的ホール
  • フランス語、日本語逐次通訳つき
  • 入場無料(要予約)
  • お問い合わせ・ご予約:092-712-0904(九州日仏学館)

ジャン=マルク・レヴィ=ルブラン氏は「文学が科学にもたらすもの」は何かを問います。というのも、ユゴーやフローベール、ブレヒトなどの良く知ら れた作品であっても、またそうでなくても、文学作品は科学的な活動やその本質、また現在は争点となっていることについて、私たちの理解を助けているからで す。
物理学者、理論家であるレヴィ=ルブラン氏の研究分野は、一般相対性と量子力学。また科学哲学者として、広く一般にも分かりやすく解説することを実践して います。彼はコレクション『シアンス・ウヴェルト』(スゥイユ社)や雑誌『アリアージュ』を指揮しており、それらは科学的な知識と非科学的な実践の橋渡し ともなっています。ニース大学名誉教授、2001年より国際哲学コレージュのプログラム・ディレクター。

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