Monday, July 14, 2025

2025年度の研究活動

2025年6月28日(土)-29日(日)
場所:慶応義塾大学 三田キャンパス(6/28 東館4階オープンラボ、6/29 東館6階G-Lab)
Remembering: Analytic and Bergsonian Perspectives 4

2025年7月19日(土)14:30-17:00
場所:京都工芸繊維大学 60周年記念館1F記念ホール(非学会員のZOOM参加可能)
社会芸術学会 2025年度研究大会 シンポジウム
「はじまりの森崎和江──〈自己〉と〈他者〉のさらにその先へ」
【炭鉱・聞き書き】川松あかり(九州産業大学)
【詩・文学】平芳幸浩(京都工芸繊維大学)
【愛・性・家族】藤田尚志(京都工芸繊維大学)
応答・総括:大畑凛(大阪大学)
司会:藤田尚志(京都工芸繊維大学)

2025年7月24日(木)15:00-18:00@京都工芸繊維大学 東4号館2階セミナー室
エヴァ・イルーズ『なぜ愛に傷つくのか』をめぐる
社会学と哲学の対話~婚活アプリ・コミット恐怖症・欲望の構造転換~

講演:久保田裕之(日本大学)
応答:酒巻鼓(京都工芸繊維大学)・高井優作(京都工芸繊維大学)
司会・応答:藤田尚志(京都工芸繊維大学)

2025年8月2日(土)15:00-18:00@京都工芸繊維大学 東4号館2階セミナー室
ベルクソンと動物たち2~哲学と霊長類社会学の対話~
提題:平井靖史(慶應義塾大学)・西江仁徳(京都大学・京都工芸繊維大学)
司会・提題:藤田尚志(京都工芸繊維大学)
応答:村上久(京都工芸繊維大学)・米田翼(大阪大学)

2025年8月8日(金)-9日(土)@秋田大学
リズムの哲学研究会 第三回研究会合
発表者:上羽由香(高知大学)・小倉拓也(秋田大学)・長谷川暁人(岐阜大学)・平井靖史(慶應義塾大学)・藤田尚志(京都工芸繊維大学)・山下尚一(駿河台大学)

2025年8月22日(金)18:30-20:00@福岡天神・本のあるところajiro
伊藤徹『やくたいもない話』刊行記念イベント:
「やくたいもない話」をしよう〜宮野真生子が愛した文体を傍に
対談:伊藤徹・高野吾朗、司会:奥田太郎・藤田尚志

2025年9月3日(水)@北海道大学
記憶の哲学NETWORK JAPAN 第二回内部セミナー

2025年9月5日(金)10:00-18:00@早稲田大学 戸山キャンパス 33号館231号室(2F)
第2回かゆみの哲学研究集会
トークセッション:中橋侑里(東京大学)
発表者:飯山陸(早稲田大学)、牛山美穂(大妻女子大学)、加戸友佳子(摂南大学)、藤田尚志(京都工芸繊維大学)、細馬宏通(早稲田大学)、宮原克典(北海道大学)

2025年9月17日(水)-18日(木)@フランス・クレルモン=フェラン大学
Colloque international "Rétif de la Bretonne, George Sand et l’écriture du monde paysan"
Jeudi 18 septembre
Session 3 : Mœurs paysannes - anthropologie et poétique
10h 45 : Hisashi Fujita (Kyoto Institut of Technology) : « Déconstruire le mariage
chez Rétif et Sand : quelques réflexions sur leurs œuvres pastorales »

2025年11月28日(金)・29日(土)@京都大学
Le 2e Colloque Paris -Kyoto

2024‐2025年の研究業績

刊行物は全部で8点。共編著1冊、共著2冊、論文1本、合評会記録3本、エッセイ1本。日本語6点、フランス語1点、英語1点。

①【共編著】「人格性について――分析哲学的自己論とベルクソンの表現的自我」(160-171頁)、「プロジェクトの”持続”とは何か(あとがきに代えて)」(342-346頁)、「PBJ活動記録(2007.4-2024.3)」(347-355頁)、平井靖史・藤田尚志編『〈持続〉の力――ベルクソン『時間と自由』の切り開く新地平』所収、書肆心水、2024年7月17日、総ページ375。ISBN 978-4910213514

②【共著1】「分人主義的結婚論の先駆者フーリエ――『愛の新世界』とヘーゲル『法の哲学』における遺産相続の問題」(161-210頁)、福島知己編『フーリエの新世界』、水声社、2024年7月30日、総ページ420。ISBN 978-4-8010-0817-5

③【共著2】「ピエール・マシュレ『文学生産の理論のために』」(224-239頁)、大橋洋一・三原芳秋編『文学理論の名著50』所収、平凡社、2025年3月21日、総ページ616。ISBN 978-4-582-70371-9

④【論文】"Rhythmeasure revisited. Duration-Number, Multi-Time Scale Theory, Ethics of Démesure in Bergson's Philosophy", Síntese: Revista de Filosofia Vol. 51 No. 160: O pensamento e o movente - 90 anos, Belo Horizonte : Faculdade Jesuíta de Filosofia e Teologia, September 2024, pp. 287-314. https://doi.org/10.20911/21769389v51n160p287/2024

⑤【合評会記録1】藤田尚志・兼本浩祐・澤幸祐・岡嶋隆佑・平井靖史・天野恵美理・木山裕登「注意と連合――ベルクソン『記憶理論の歴史』合評会記録(現代諸科学との接合編)」、九州産業大学国際文化学会編『九州産業大学国際文化学部紀要』第84号、2024年11月、1-56頁(査読無・日本語・共著)。

⑥【合評会記録2】平賀裕貴・鶴岡賀雄・中村弓子・藤田尚志「機械と神秘家――平賀裕貴『アンリ・ベルクソンの神秘主義』合評会記録」、駒澤大学外国語第一・第二部門論集委員会編『駒澤大学外国語論集』第38号、2025年1月、57-82頁(査読無・日本語・共著)。

⑦【合評会記録3】藤田尚志・中畑正志・山口裕之・天野恵美理・木山裕登・岡嶋隆佑・平井靖史「思想史の力――ベルクソン『記憶理論の歴史』合評会記録(思想史編)」、九州産業大学国際文化学会編『九州産業大学国際文化学部紀要』第85号、2025年3月、1-55頁(査読無・日本語・共著)。

⑧【エッセイ】Quand un philosophe japonais découvre le Chjam'è rispondi
Rivista Robba, 31 mai 2024


口頭発表は全部で15本。研究発表が10本、イベント出演が1本、司会・討議が2本、応答が2本。日本語7本、英語3本、フランス語5本。

①【研究発表1】"La main de Bergson revisitée", Séminaire d'Arnaud François (8 avril 2024, à l'Université Poitiers)

②【研究発表2】"Bergsonian Left autour de l'Ecole de Francfort ? Bergson avec Adorno, Arendt, Benjamin", Atelier Bergson Programme 2023/2024 "Réceptions de Bergson: Adorno et Maldiney" (14 May 2024, 15-18h, ENS-Ulm, salle Pasteur / Zoom)

③【研究発表3】"La philosophie plante de Bergson. Un bergsonisme élargi", "Séminaire Objets/Projets Programme 2024 : Enquêtes" organisé par Thierry Hoquet et Elie During à l'Université Paris Nanterre (16 mai 2024, Bâtiment Ricoeur, salle des conseils (4ème étage))

④【研究発表4】"La main de Bergson II. L'organologie revisitée", Colloque international "Bergson face à Kant" organisé par Alessandra Campo et Rocco Ronchi (29-31 Mai 2024, Università di L'Aquila / Zoom)

⑤【研究発表5】"Schematism revisited. On Bergson, Kant, and Heidegger", Seminario di Studi all'Università di Napoli Federico II (3 Jugno 2024, 11h30-13h30)

⑥【研究発表6】"Directionality and Disposition. Some Reflections on Analitic and Bergsonian Approach", PBJ International Workshop "Dispositions, Vrituality, tendency. Bergson and the Metaphysics of Powers" (11-12 June 2024, Queens University Belfast, UK)

⑦【研究発表7】「タペストリーの裏側――渡名喜庸哲『現代フランス哲学』を補綴する」、第33回フランス政治思想研究会:渡名喜庸哲『現代フランス哲学』(ちくま新書、2023年)合評会(郷原佳以さんとともに)@対面・遠隔ハイフレックス方式(東京大学社会科学研究所本館307号室)2024年6月26日(水)17:00-19:00

⑧【研究発表8】「rythmesureと拍節的体制化――ベルクソン哲学と音楽心理学の接合」、リズムの哲学研究会 第2回研究会合 2024年8月24日(土)-25日(日)@高知大学医学部 アメニティ会議室

⑨【研究発表9】"Trahison fidèle, ou comment traduire (pour) la philosophie française : le cas de Bergson", Colloque Paris-Kyoto 2024 "Pourquoi traduire ? Les philosophies japonaise et française face à la nécessité de penser entre les langues", 28-29 novembre 2024, Université de Kyoto, Salle de conférence principale, B1F, bâtiment de la Faculté des Lettres

⑩【研究発表10】「蝶の記憶――フーリエにおけるもう一つの時間の倫理」、合同ゼミイベント「フーリエの魔――結婚の哲学史異聞」 2024年12月06日(金)14:40-17:00 提題者:後藤正英さん(佐賀大学)、田中遊麻さん(九州産業大学)、吉岡剛彦さん(佐賀大学)とともに@佐賀大学・教養2103教室(教養2号館1F) 

⑪【イベント出演】「フーリエにおける結婚の脱構築」(ビデオ出演)、マキコミヤ2024イベント「フーリエを笑い者にするとき、私たちは何を犠牲にしているのか~『フーリエの新世界』刊行記念イベント」@本のあるところajiro & ZOOM 2024年7月15日(日)15:00-17:00

⑫【司会・討議1】マキコミヤ2024イベント「愛・セックス・結婚の哲学の現在――R・ハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』監訳者に訊く」@ZOOM 2024年7月21日(日)14:00-17:00

⑬【司会・討議2】マキコミヤ2024イベント「ベルクソンと動物たち」@ZOOM 2024年7月22日(月)19:00-21:00(その他③、2024-2025年度)

⑭【応答1】第34回フランス政治思想研究会(テーマ:『シャルル・フーリエの新世界』(水声社)をめぐって) 2024年10月26日(土)14:00-16:00 報告者:杉本隆司氏、星野太氏、応答者:福島知己氏、篠原洋治氏らとともに@東大駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム2

⑮【応答2】PBJ workshop 2024 "An Evening with Bergson and Music ", 27 octobre 2024, Keio University, with Shoichi YAMASHITA (Surugadai University), Masato GODA (Meiji University), and Carolyn Biltoft (Geneve Institut) @慶應義塾大学三田キャンパス東館8階ホール

Thursday, November 14, 2024

直近のイベントもろもろ

2024年11月28-29日
du 28 novembre 2024 au 29 novembre 2024
Université de Kyoto, Salle de conférence principale,
B1F, bâtiment de la Faculté des Lettres
Pourquoi traduire ?
Les philosophies japonaise et française
face à la nécessité de penser entre les langues

プログラムの詳細はこちら


2024年12月2日(月)
PBJクローズドワークショップ


2024年12月6日(金)
PBJ公開ワークショップ


2024年12月11日(水)
岡本裕一朗先生講演会「セックスのない愛、愛のないセックス
ーー現代の愛・性・家族を哲学する」@九州産業大学





Wednesday, August 21, 2024

フランスから書籍を最も安く送る方法

昨夏から一年間フランスに研究滞在しました。長期滞在だけに限れば、前回は2000年から2006年だったので(2011年にも3か月ほど滞在しましたが)、17,18年ぶりのことになります。当然、フランスもいろいろ変わっていました。

いろいろ書いておきたい気もしますが、備忘録的に一つだけ書いておきます。

研究滞在の時に一番大きな問題になるのは帰国の際の書籍送付だと思います。向こうで知り合った大学院生の方から教えていただいたのですが、便利だったのは郵便局(La Poste)の"Livres et brochures"という制度でした。

https://www.laposte.fr/tarifs-livres-brochures


注意点1:フランス語の書籍・資料しか送れない

中身については一切チェックをされなかったので、正直日本語の本を入れても分からないのではないかという気もしますが、それはご自身でご判断ください。私は万が一のリスクを負いたくなかったので、正直にフランス語の本だけ入れました。


注意点2:2キロを超えると、プロ用の支店でないと受け付けてもらえない。

当初はどこの郵便局でも受け付けてくれると思っていたので、5区のrue Linnéに住んでいた私は、最寄りのParis Mouffetard(10 Rue de l'Épée de Bois, 75005 Paris)に行きました。

ところが、バカンス期間(さらに言えば五輪期間)であまりやる気のなさそうな女性は出てくるなり、「ノン、ノン。2キロ以上のLivres et brochuresはプロ用のところでないと扱えない」と告げられました。(そんなことは、上記の説明ページのどこにも書いていない。)

私の場合は、ソルボンヌ大学脇のrue Cujasの支店が一番近いところだと言われました。

炎天下、25キロ超の荷物を抱えてヨタヨタと歩きました。普通に歩けば10‐15分だと思いますが、20‐30分かかりました。

「もっと遅くからしか開かないはずだけど、今日は9時から開いているわ。あなたはラッキーね」と言われていたのに、着いたら閉まっている。「12時開店に変更になりました」と、、



注意点3:自分で麻袋を買って(郵便局には売っていない)、本を入れる。

なぜ麻袋なのか分かりませんが、ともかく郵便局ではそういう説明を受けました。近くの雑貨屋で何枚か購入し、そこに本を詰めます。


これで25キロ前後、料金は50ユーロちょっとです。普通にColissimoで送ると(日本はzone C)、2キロで48ユーロですから、この便がいかに破格であるかが分かると思います。



注意点4最高25キロまで。事前に重量・冊数はきちんと把握しておいたほうがベター

25キロ台なら受け付けてもらえるとは思いますが、担当者による個人差が大きいので、なるべくはみ出ないように持って行ったほうが良いと思います。

私はその場で郵便局員にいろいろ質問・相談しながら記入したかったので、何も記入せずに行きましたが、けっこう時間もかかりますし、担当してくれる方の性格によってはイライラして「自分でやってきて!」となるリスクもありますし、その間列に並んでいる人たちからのプレッシャーもありますので、フランス人と渡り合うメンタル、語学力に自信がない場合は、事前にオンラインで記入・印刷していかれることをお勧めします。


注意点5:いいかげんに入れると、痛い目を見ます。書籍の梱包は丁寧に。

麻袋で送るのですから、どれほど乱暴な扱いを受けるかは想像が出来ます。私はある程度梱包して持っていきましたが、重量オーバーで何冊か抜かねばならなくなり、慌ただしく何冊か詰め直す際、いいかげんに放り込んでしまいました。その結果こうなりました。

このくらいならOKという人はいいですが、私はちょっとショックでした。


注意点6:思ったより速かった!

船便なのか航空便なのか説明ページに一切記載がないので、最悪2~3か月かかると観念していたのですが、二週間程度で到着しました(パリから発送したのが8月6日、福岡で受け取ったのが8月19日)。


以上ご参考までに(2024年8月20日現在)。


Monday, June 17, 2024

コルシカの文化雑誌『ROBBA』にエッセイを寄稿しました!

昨年末ひょんなことからコルシカに行くことになり、ご縁があってToni CasalongaさんとNicole Casalongaさんという高名な芸術家ご夫婦と出会いました。彼らとの縁をとりもってくださった友人たちに誘われて、コルシカの伝統的な詩Chjam'è rispondiのイベントに参加したのは、12月30日のこと。とても印象深い夜となりました。

その後、数か月経って、友人を介してご連絡をいただきました。無形文化遺産への登録を目指しておられるとのことで、推薦の文章を一筆書いてもらえないかとのことでした。コルシカの伝統的な音楽についてまったく何も知らない素人が何かを言うのは非常にためらわれましたが、微力でもお役に立てればということで、ささやかながらエッセイのようなものを書かせていただきました。

Quand un philosophe japonais découvre le Chjam'è rispondi (rivistarobba.com)


大意は以下のとおりです。

2023年12月30日、私は一介の旅行者として、ピーニャのオーディトリアムで開催された年次総会で偶然chjami è rispondiに遭遇した。他の旅行者と少し違ったかもしれないのは、私がフランスの哲学者アンリ・ベルクソンという時間の哲学者を研究する日本人だったということだ。chjami è rispondiに身を委ねながら、私は日本の伝統では何に該当するのかを考えていた。連歌は8世紀に生まれた伝統的な詩の形式であり、複数の人が長句と短句を交互に詠んで一つの詩を作る。1,000行、10,000行にも及ぶという点、あるいは軽快さや重厚さなど様々な表現が含まれるという点でも、キヤミ・エ・リスポンディと似ているが、このコルシカの伝統的な芸術は、歌われるという点、そして何よりも今なお生き生きと人々の生活に根差して生きているという点で異なっているように思われる。実際、芸術シーンと生活シーンの間に、これほど相互侵入や相互浸透が見られることは珍しい。私が体験したイベントでは、聴衆の一人が突然即興で歌い始め、フェスティバルの後、ピーニャのバー兼レストラン「カーサ・ムジカーレ」のテーブルまで、その掛け合いは続いた。

ベルクソンが持続概念を説明した有名な言葉を思い出してみよう。「砂糖水を用意しようと思ったら、何をするにしても砂糖が溶けるのを待たなければならない。それ(=待たなければならない時間)は、私の焦りと一致する。つまり、私自身の持続時間のある部分と一致するのであり、それは自分の意志で長くしたり短くしたりすることはできない」(『創造的進化』)。ある意味で、chjami è rispondiはpaghjellaよりもベルクソン的な持続時間に近い。3声のためのポリフォニックな歌であるパジェッラでは、各歌手は全体を調和させるために他の2人の歌声に注意深く耳を傾ける。これに対して、chjami è rispondiにおいて詩人たちの創造性は、まさにゲームを出し抜く方法にある。この即興詩的な馬上槍試合は、こうして「待つ」ことの時間性を露呈する。時間の本質とは、遅れとともに逃れ去るものの中にある。

最後にまたしてもベルクソンを引用しよう。「彼らがすべきことはただ存在することである。似ていたいという欲望はすでに似ていることであり、われわれが自分のものにする言葉は、われわれ自身のうちに響きを聞いたものである」(『道徳と宗教の二源泉』)。chjami è rispondiの歴史は、世代から世代へと口伝で受け継がれるという仕方でコルシカ文化に常に存在してきた響きと呼びかけの良い例ではないだろうか?いつの日か、このはかない声楽芸術が、私たちの無形遺産の一部として、その声を響かせる日が来ることを願ってやまない。

Sunday, June 16, 2024

2024年6月第3週(6/17-23)・第4週(6/24-30)

2024年6月第3週(6/17-23)

終えるべき仕事:①F論集校正、②ブラジル誌論文完成

準備すべき仕事:①6/21 かゆみの哲学に関する準備、②6/26 合評会への準備、③6/24 リズム勉強会への準備、

6月17日(月)F論集校正

6月18日(火)ブラジル誌PM論文

6月19日(水)番宣動画撮影(CET 11h/JST 18h)+ブラジル誌論文

6月20日(木)修士論文指導(CET 12h30-14h30/JST 19h30-21h30)+ブラジル誌論文

6月21日(金)かゆみの哲学に関する質問を受ける⇒合評会への準備

6月22日(土)合評会への準備

6月23日(日)合評会への準備


2024年6月第4週(6/24-30)

終えるべき仕事:①6/26 合評会発表、②6/30 M論

6月24日(月)リズム論勉強会(CET 8h-10h/JST 15h-17h)⇒番宣動画撮影(CET13h/JST20h)2つ

6月25日(火)合評会への準備

6月26日(水)合評会当日(CET 10-12h/JST 17-19h)

6月27日(木)ブラジル誌論文+M論

6月28日(金)M論

6月29日(土)M論

6月30日(日)M論完成


7月の予定

①H氏合評会序文

②M論ディテール徹底

③RH合評会準備

④B&Aイベント準備


8月の予定

①帰国準備

②リズム研究会発表

③カリスマ論考準備


9月の予定

①カテリナ受け入れ

②カリスマ論考完成

③仕事への復帰

Thursday, June 06, 2024

ナポリセミナー終了!

 今年が創設800周年!というナポリ大学(1224-2024)で「図式機能再論ーーベルクソン、カント、ハイデガー」と題したセミナーをさせていただきました。歴史の感じられる素晴らしいキャンパスでした。



招いていただいたマッシモ・アディノルフィ教授、モデレーターを務めていただいたアレッサンドラ・マッツァレッラさん、そして熱心に聞いていただいた学生の皆さんにお礼を申し上げます。


またいつか訪れられればと願っています。

Friday, May 31, 2024

6/3 ナポリセミナー@フェデリコ2世大学

 こちらは現地のみですが、学生たちとの議論を楽しみにしています。ナポリにいる方でご関心のある方はぜひ。




ラクイラ終了!

 


大変な状況にあるENSのヘッドであるヴォルムス、リキエも遠隔で参加してくれたし、長年の友人であるブラジルのデボラ、イタリアのロッコ、カテリナ、フランスのエリーは安定の実力を見せ、アルゼンチンのクララ、イタリアのアレッサンドロ、フランスのオーレリアンといった世界の若手たちも参加してくれて、盛り上がるシンポとなった。

Wednesday, May 29, 2024

ラクイラ到着

 いろいろあってくたくたですが、とにかく到着。意外なもののお出迎えを受けました。

今までいろいろなイベントに参加してきましたが、一番大きいかも。

よく見ると、わが大学の名前も。ラクイラで名前が出るのはこれで最初で最後かもしれません。。。




Sunday, May 26, 2024

ENS占拠

パレスチナ支持の学生たちによる占拠で、5月23日(木)の夜からENSのメインキャンパスが閉鎖されています。

https://www.ens.psl.eu/actualites/message-de-la-direction-de-l-ens-psl


火曜の夜に図書館に行った際には、中庭はこんな感じでした。


金曜の午後に図書館に行こうとすると、入り口で警備員に止められて中に入れませんでした。

Sunday, May 19, 2024

5月第1週(5/6-5/12)・第2週(5/13-5/19)

課題

①K論第3節仕上げ=連載最終回(5/10)、②B&フランクフルト学派(5/14(火))、②植物哲学(5/16(木))

05月06日(月)体調を崩しダウン、しかしB&フランクフルト学派少し

05月07日(火)K論第3節のために江口論文読む

05月08日(水)K論第3節おおよそ完成⇒植物哲学文献読む

05月09日(木)植物哲学⇒K論第3節完成

05月10日(金)植物哲学

05月11日(土)

05月12日(日)


課題

①B&フランクフルト学派、②植物哲学、③B&K詳細レジュメ、④ブラジル誌PM論文完成

05月

05月13日(月)B&フランクフルト学派、徹夜で準備

05月14日(火)⇒アトリエ・ベルクソン@ENS

05月15日(月)植物哲学、徹夜で準備

05月16日(木)エリーのセミナーで発表@ナンテール大学

05月17日(金)一日悩む

05月18日(土)メールを返しまくる

05月19日(日)朝から午後までウェブ会議3つ。Chjami è Rispondi推薦文書く。


Tuesday, May 07, 2024

5/14 アトリエ・ベルクソンでの発表:フランクフルト学派周辺のBergsonian Left――ベルクソンとアドルノ、アーレント、ベンヤミン

パリENSで開催されますが、ZOOMでも開催予定ですので、お時間ある方はぜひ(発表はフランス語)。

5月14日(火)

***

 私たちはここで「Left bergsonians」という一風変わった概念を提唱したい。これは単に『暴力論』(1908年)のジョルジュ・ソレル(1847-1922年)をはじめとして、アンリ・ベルクソン(1859-1941年)を積極的に援用した「ベルクソン左派」だけに限らない。一見ベルクソンの政治的・社会的思考を見捨て、放棄した(left)ように見える思想家たちの中にも、その思考にとどまり、ひそかにその遺産と共鳴し、ある意味でそれを遺贈された(left)思考があるのではないか。本発表は、「暴力の世紀」でもある二十世紀を生き抜いたフランクフルト学派とその周辺の思想家たちにはそれを見出そうとする試みである。彼らとの対決を通して浮かび上がるのは、「暴力」概念の刷新に寄与するベルクソンという馴染みのないイメージである。

ベンヤミン(1892-1940年)は、ベルクソンの他の著作には言及しているものの、なぜか『二源泉』(1932年)にだけは言及していない。だが、ソレルの『暴力論』を独自の仕方で発展させた「暴力批判論」(1921年)や「運命と性格」(1921年)といった論文において彼は、神話・運命・法をめぐる問題圏を掘り下げ、共同体の在り方をめぐって、人間の非暴力的な結びつきの可能性を模索していた。彼における「神話的暴力/神的暴力」の峻別は、ベルクソンの「閉じたもの/開かれたもの」の政治的射程を逆照射するものである。

ハンナ・アーレント(1906-1975年)は、『暴力について』(1969年)の中で、「われわれが何よりも興味を覚えるのは、ソレル的な解釈を刻印されたベルクソンの生の哲学の奇妙な復興である」(邦訳161頁)と述べ、「暴力を生物学的に正当化しようとするこの一見新奇な動向」(同)に反対しつつ「権力も暴力も自然現象、すなわち生の過程の顕現ではない。それらは、人間の事柄のうちの政治的領域に属すのであって、人間の事柄のうちで本質的に人間的な性質は、人間の行為の能力、何か新しいことをはじめる能力によって保証されている」(邦訳170頁)と主張する。だが、そのアーレントが遺作となる『精神の生活』第一巻から第二巻への橋渡しとなる部分(「27. 補遺」)で、その新たなことをはじめる「精神の意志の力」(mind’s will power)に言及し、「その内的明証――ベルクソンの言葉では「意識の直接与件」――を真剣に扱うことを提案する」(247頁)時、彼女が引用するのは、ベルクソンの『試論』なのだ(邦訳246頁)。

テオドール・アドルノ(1903-1969年)は、代表作『否定弁証法』(1966年)の中で、ベルクソンに関して「彼が手探りで求めているものは、(…)ひたすら認識の道具でもって、つまり認識固有の手段を反省することによって裏書されるべきであって、はじめから無媒介に認識の手続きにされてしまっているような手続きにあっては恣意に堕してしまうだろう」(15頁)と批判している。ところで、『啓蒙の弁証法』(1944年)ですでに、人間を非合理性から解放すると同時に、画一化をもたらすことになる〈理性〉の両義的な力を告発していたこの反(アンチ)体系の哲学者は、一般理論を断念し、その都度「限定的な否定」を実践することで、言い表しえないもの、概念化からこぼれ落ちるものとしての非同一的なもの・個・特殊性を何とか言い表そうとする断片的な思索の努力を哲学そのものだとしていた。だとすれば、「直観とは反省に他ならない」(PM 95)と述べ、複数の限定的な視点から交会法(méthode de recoupement)的な仕方で真理に近似値的に迫ろうとするベルクソンは、否定弁証法とそれほど遠いところにいないのではないか。

Tuesday, April 30, 2024

4月第5週(4/29-5/5)

課題

①F論完成(4/29)、②ブラジル誌PM論文(4/30)、③DI論集仕上げ(4/30)、④5/14レジュメ送付

04月

04月29日(月)F論ようやく完成(すみません・・・)⇒ブラジル誌PM論文

04月30日(火)ブラジル誌PM論文とにかく出す(しかし週末に完成版を出さねば…)

05月01日(水)体調悪くダウン

05月02日(木)DI論集(あとがき)DI論集(PBJ記録)

05月03日(金)DI論集(自分の論文)

05月04日(土)⇒徹夜で何とかDI論集(自分の論文)なんとか終了?(タイトルのみ考え直す)⇒5/14レジュメ

05月05日(日)いろいろバタバタ。①5/14レジュメ送付したい。

②DI論集拙論タイトル考え直す

③ブラジル誌PM論文少しでも進める


次週の課題

①K論第3節仕上げ=連載最終回(5/10)、②B&フランクフルト学派(5/14(火))、②植物哲学(5/16(木))


次々週の課題

①B&K論準備(5/29)、②Disposition概念勉強(6/11)、③M論準備(6/22)

05月

05月14日(火)アトリエ・ベルクソン@ENS

05月16日(木)エリーのセミナーで発表@ナンテール大学

05月22日(水)連載締め切り

05月29日(水)-31日(金)ベルクソンとカント@伊・アクイラ大学


06月

06月11, 12日()イギリス(北アイルランド)ベルファーストでWS

06月26日(水)CET10h-12h=JST17h-19h 

第33回フランス政治思想研究会にて、
渡名喜庸哲さんの『現代フランス哲学』(ちくま新書)合評会:郷原佳以さんと

07月

07月15日()F論集イベント?

07月21日(日)『愛・セックス・結婚の哲学』刊行記念イベント?

07月17-22日()マキコミヤで「ベルクソンと動物たち」

08月

08月15日()平賀合評会記録、HTM合評会記録2本

08月24-25日 リズムの哲学研究会第2回@高知編

09月

09月15日()連載締め切り

09月30日()カリスマ教師ベルクソン論


10月15日()連載締め切り

11月15日()連載締め切り

Wednesday, April 17, 2024

2024年4月第3週(4/14-20)

課題

①K論第2節完成(4/19)、②F論集原稿完成(4/22)、③DI論集仕上げ(4/30)

04月

04月16日(火)深夜:九産大美術館のための小文ひとまず完成

04月17日(水)午前:メールひたすら返す、午後:K論第2節

04月18日(木)午前:メールひたすら返す、午後:K論第2節

04月19日(金)K論第2節完成⇒F論仕上げ

04月20日(土)F論仕上げ

04月21日(日)F論仕上げ

04月22日(月)F論完成、リズム論


課題

①K論第3節完成(4/26)、②ポルトガル誌PM論文(4/30)、③DI論集仕上げ(4/30)

05月

05月14日(火)アトリエ・ベルクソン@ENS

05月16日(木)エリーのセミナーで発表@ナンテール大学

05月22日(水)連載締め切り

05月30日()-06月1日()ベルクソンとカント@伊・アクイラ大学


06月以降

06月?日()イギリスでWS?

06月26日(水)CET10h-12h=JST17h-19h 

第33回フランス政治思想研究会にて、
渡名喜庸哲さんの『現代フランス哲学』(ちくま新書)合評会:郷原佳以さんと


07月15日()F論集イベント?

07月17-22日()マキコミヤで「ベルクソンと動物たち」

08月15日()平賀合評会記録、HTM合評会記録2本

08月24-25日 リズムの哲学研究会第2回@高知編

09月15日()連載締め切り

09月30日()カリスマ教師ベルクソン論

10月15日()連載締め切り

11月15日()連載締め切り

Thursday, March 28, 2024

2024年3月第4週(3/24-3/30)

3月第4週(3/24-3/30)

03月24日(日)SM発表準備

03月25日(月)SMパワポ作成

03月26日(火)学会の某重要作業一つ終了⇒SMパワポ作成

03月27日(水)セバスチャン・ミラヴェット合評会(SMパワポ完成)

03月28日(木)CET9時:編集者と打ち合わせ、大量のメール処理、F論3節執筆。

03月29日(金)F論#3完成 ⇒ 学会の某重要作業二つ目

03月30日(土)リールに向かう


課題

①F論集原稿完成(4/3)、②K論第1節完成(4/5)、③アルノーのセミナーで発表(4/8)


03月31日(日)リール滞在

サマータイム開始を忘れないようにせねば。31日(日)の深夜2時が深夜3時になる。

04月01日(月)F論集原稿バージョンアップ⇒アルノーのセミナー準備

04月02日(火)F論集原稿バージョンアップ⇒アルノーのセミナー準備

04月03日(水)F論集原稿提出⇒K論第1節まとめる(キリスト教的結婚観入れる?)

04月04日(木)K論第1節完成⇒アルノーのセミナー準備

04月05日(金)アルノーのセミナー準備

04月06日(土)ポワチエに向けて出発⇒アルノーのセミナー準備


04月

04月07日(日)ポワチエ滞在

04月08日(月)アルノーのセミナーで発表@ポワチエ大学

ポルトガル誌PM論文⇒一か月締め切り延長(助かる)


04月22日(月)連載締め切り


05月

05月14日(火)アトリエ・ベルクソン@ENS

05月16日(木)エリーのセミナーで発表@ナンテール大学

05月22日(水)連載締め切り

05月30日()-06月1日()ベルクソンとカント@伊・アクイラ大学


06月以降

06月?日()イギリスでWS?

06月15日()連載締め切り

06月26日(水)CET10h-12h=JST17h-19h 

第33回フランス政治思想研究会にて、
渡名喜庸哲さんの『現代フランス哲学』(ちくま新書)合評会:郷原佳以さんと


07月15日()連載締め切り

07月17-22日()マキコミヤで「ベルクソンと動物たち」

08月15日()連載締め切り

09月15日()連載締め切り

09月30日()カリスマ教師ベルクソン論

10月15日()連載締め切り

11月15日()連載締め切り



Tuesday, March 26, 2024

いただきもの:『「記憶」で読む『鬼滅の刃』』(小鳥遊書房、2024年2月28日)

2024年3月24日(日) 千葉工業大学の三村尚央(たかひろ)先生よりご恵投いただきました。

『「記憶」で読む『鬼滅の刃』』(小鳥遊書房、2024年2月28日)

『鬼滅』が「細胞の記憶」から「つながりと縛り」に至るまで記憶の物語であることは「なるほどそのとおり」と思っていましたが、序論でさらに「時間と記憶というモチーフは、実は漫画という表現メディアの根幹とも関わっています」(19頁)と踏み込んでいったり、終章でさらに「記憶の諸相」へと読者をいざなおうとするところは「おお!」と思いました。

ベルクソンについてもたびたび言及があり、平井さんの『セカジ』も引用されています。

わざわざパリに送っていただいたので、ENSというフランスの人文知の「時間」と「記憶」の集積地で記念撮影してみました。・・・が、私の撮影技術のなさでなんだかよく分からない写真になってしまいました(笑)。

Friday, March 22, 2024

2024/03/27 構造主義者ベルクソン――セバスチャン・ミラヴェットの著作をめぐるワークショップ

 


L’atelier aura lieu le mercredi 27 mars 2024
9h-13h CET (17h-21h JST)
Lien zoom : https://shorturl.at/fltzO

Elie DURING, Hisashi FUJITA, Yasushi HIRAI, Kazunori KONDO, Sébastien Miravete
Kazunori KONDO, Sébastien MIRAVETE, Takuya NAGANO

Cet atelier est soutenu par la JSPS KAKENHI Grant-in-Aid for
Scientific Research(C) (Hisashi Fujita, 22K00022) et en collaboration
amicale avec le SAB.

2024年3月第3週(3/17-3/23)

3月第3週(3/17-3/23)

03月17日(日)OHMB(リズム)読む

03月18日(月)CET7-9h/JST15-17h R勉強会(OHMB, chap. 24)

                      CET15-16h 大学院生htさんの話を聞く

03月19日(火)ずいぶん手こずったがDI論集・資料編ひとまず完成⇒K論のために読書

03月20日(水)

03月21日(木)K論執筆⇒偶然、TM先生とお会いして、お茶することに。

03月22日(金)夜に力尽きてひとまずK論の一節のみ完成して送る

03月23日(土)13:00-14:00 SM合評会・事前打ち合わせ


来週はちょっとヤバい。完成させねばならないものが三つある。

①K論(3/24)、②SM合評会発表原稿(3/27)、③F論最終節(3/29)


3月第4週(3/24-4/23)

03月24日(日)K論残りできるかぎり仕上げる+幾つかの学会の某重要作業(辛い)

03月25日(月)SM原稿+幾つかの学会の某重要作業(辛い)

03月26日(火)SM原稿+幾つかの学会の某重要作業(辛い)

03月27日(水)セバスチャン・ミラヴェット合評会

03月28日(木)03:00-04:00 編集者と打ち合わせ

03月29日(金)F論#3完成

03月30日(土)リールに向かう

サマータイム開始を忘れないようにせねば。31日(日)の深夜2時が深夜3時になる。

03月31日(日)リール滞在


ポルトガル誌PM論文⇒一か月締め切り延長(助かる)


04月

04月08日(月)アルノーのセミナーで発表@ポワチエ大学

04月22日(月)連載締め切り


05月

05月14日(火)アトリエ・ベルクソン@ENS

05月16日(木)エリーのセミナーで発表@ナンテール大学

05月22日(水)連載締め切り

05月30日()-06月1日()ベルクソンとカント@伊・アクイラ大学


06月以降

06月?日()イギリスでWS?

06月15日()連載締め切り

06月26日(水)CET10h-12h=JST17h-19h フランス政治思想研究会にて、
渡名喜庸哲さんの『現代フランス哲学』(ちくま新書)合評会


07月15日()連載締め切り

07月17-22日()マキコミヤで「ベルクソンと動物たち」

08月15日()連載締め切り

09月15日()連載締め切り

09月30日()カリスマ教師ベルクソン論

10月15日()連載締め切り

11月15日()連載締め切り