Friday, December 04, 2020

【限定公開】特別講義動画「結婚の脱構築--ヘーゲル、キェルケゴール、マルクス」@明治大学大学院教養デザイン研究科

ヘーゲルに関しては自分なりにかなり、キルケゴールについては少し前進できたかなと思います(マルクスは…)。よろしければご覧ください。 

大学のイベント欄
https://www.meiji.ac.jp/humanity/index.html

ポスター(ここのURLから飛べるみたいです)

https://www.meiji.ac.jp/humanity/info/6t5h7p00003a4eyk-att/6t5h7p00003a4f1z.pdf

ちなみに、ヘーゲルの脱構築の最後が「すべてがモノ化され、契約されうる世界で、愛・性・家族はどうなるのか…?」という話で終わってしまっています。時間があれば、どうなるのか続きの話をしたかったのですが、それは以下で展開しています。

藤田尚志・宮野真生子編『家族』、シリーズ『愛・性・家族の哲学』③、ナカニシヤ出版、2016年4月30日、第1章「結婚の形而上学とその脱構築――契約・所有・個人概念の再検討」、2-37頁。

さらなる発展形は、次の論文に。岩野卓司編『共にあることの哲学と現実――家族・社会・文学・政治(フランス現代思想が問う〈共同体の危険と希望〉2 実践・状況編)』、書肆心水、2017年11月30日、現代社会における愛・性・家族のゆくえ――ドゥルーズの「分人」概念から出発して」、37-81頁。


12/6 シンポジウム「魂の不死をめぐる系譜-古代哲学と近世哲学のダイアローグ」

西日本哲学会第71回大会が、来る2020年12月5日(土)12月6日(日)の両日、オンラインにて開催されることになりました。

13:00-15:00 シンポジウム「魂の不死をめぐる系譜-古代哲学と近世哲学のダイアローグ」

提題
プラトン『パイドン』はどう読まれたか、どう読むべきか
東京大学  納富信留
啓蒙思想は魂の不死をめぐって何を問題としたのか
佐賀大学  後藤正英
司会
九州産業大学  藤田尚志