Tuesday, January 29, 2013

同窓会

先週末、気分転換になればと、高校の同窓会に行ってきました。みんな、どんな二十年を過ごしてきたのか訊いてみたくて 。

卒業から二十年。かっこよかった男の子たちは、落ち着いた素敵な男性に、かわいかった女の子たちは、華やぎをもった綺麗な女性になっていて、自分とは何の関係もないけれど、なんかうれしかったです。

仲のいい友達の一人だったO君とか、当時からさわやかなバスケット少年でしたが、今はさわやかかつ落ち着いた、典型的な「ロマンスグレーの課長さん」になっていて(白髪がいい感じで混ざって銀色みたいになってた)、ぴったりすぎ…(笑)。

そうそう、みんな「肩書き付き」になってたよね。それもびっくりした。

私は今と変わらぬ、もっさりした地味な存在でしたが、二十年というのはそれなりの時間が流れたわけで…。特筆するような青春を送ったわけではないけれど、やっぱり懐かしかったです。

…友人たちからは「絶対、会社員には見えない」って(笑)。


これを機会に、またいろんな人たちと再会できればいいなと思っています。よろしくお願いします。

Monday, January 28, 2013

Le mariage est-il un lien qui libère ?

L’année 2012 vue par la philosophie (1/4) : Le mariage est-il un lien qui libère ? 17

28.01.2013 - 10:00 Ajouter à ma liste de lectureRecevoir l'émission sur mon mobile
Par Adèle Van Reeth
Réalisation: Mydia Portis-Guérin


Tables-rondes enregistrées à la Sorbonne dans le cadre du 1er Forum France Culture en partenariat avec Le nouvel Observateur et l’Université Paris IV-Sorbonne


Foum Philo : Le mariage est-il un lien qui libère ? © Radio France

Avec : Geneviève Fraisse, philosophe,  Jacques-Alain Miller, philosophe et psychanalyste  et  Hélène L'Heuillet, Maître de conférences en philosophie politique et éthique à l'Université de Paris-Sorbonne

Thursday, January 24, 2013

励ます

来年度の授業のための準備を少しずつ始めている。というか、苦しみから逃れるために、いろいろあがいている。しばらくずっとアニメをリアルタイムで観るということをしなかったのだが、昨年久しぶりに『坂道のアポロン』を観て以来、少し距離が埋まった気がする。

最近は、細田守監督の『時をかける少女』(2006)と『サマーウォーズ』(2009)を観た。『時かけ』のディレクションファイル(監督による演出解説)と関係者による証言集は、「芸術の哲学」の授業に使える気がする。

学生指導についてはいつも考えているので、自然と以下のようなところが気になる。

***

司会:「細田さんも、役者さんに指導するときは割とこう、ダメ出しをするというよりは、どっちかっていうと、励ましていくタイプというか。そんな印象があるんですけど。」

細田守:「うん、まあ励ますっていうか、僕自体、役者さんとキャラクターがもう、ほとんどそのものだと思ってるんで、別に演技指導とか、そういうことではもういいようがないわけだよね。そのものだからっていう。だから、どっちかっていうと、みなさん緊張されているところに、いや全然これでいいんですよっていうことを言えるかっていう話でしたけども」

司会:「演じる側からして、細田さんの指示であったり、やりとりとかってどうでした?」


神木隆之介:「監督はものすっごい褒めてくださるんですよ。僕がかんじゃったりとか、失敗したときに、『大丈夫だよ。今の感じ、今の感じでもう一回いこう。大丈夫だ』って言ってくださるんで、すごくありがたいなと。テンションも落ちずに、健二を演じることができたなとすごい感謝しています。」

横川貴大:「僕はですね、すごい大変なセリフがあったときに、監督さんたちがいるミキシングの部屋と、僕たちがいるブースって、扉で仕切られてるんですけど、一回録るごとにわざわざこっちのほうまで来て、こういう感じっていうニュアンスを細かく伝えてくれて、直接会って、で、また録って、『今の感じ』っていう名台詞が入って、台本のところに直接ペンを入れながらとか、そういう指導をしてくださったんで。ほんとにすごい助かって。あんときはうれしかったです。」

細田:「そうなんだよね。トークバックで言うのはホントは楽なんだけども、どうもそれだと伝わんないような感じがして。」

司会:「スピーカー越しに指示を出すんじゃなくて、直接会いに行って、やるっていう」

細田:「そう。で、けっこうまた、スタジオの扉も重いからね〔防音で何重にもなってるから〕、だから結構いい運動になりました(笑)」

***

この例はプロ同士という関係における「指導」であり、私たちのように「育てる」という関係における指導とは異なるので、そのままというわけにはいかない。

が、信頼関係が重要であり、「褒めて育てる」「存在を肯定されているという感じを与える」ことが大切であるのは、どんな関係でも変わらないだろう。

Wednesday, January 23, 2013

近況

1/15-16 ニーチェ制度論の仮ゲラ終了。

1月18日(金) 朝、『エピステモロジー』届く。私の論文は別として、他のみなさんのは一瞥しただけで素晴らしい出来の予感。私ももっと力を尽くせればよかったのだけれど…。

立て直そうとしては崩れ、の繰り返し。土・日は何とか立て直せている感じだったけれど、月曜・火曜と崩れ始め、今日水曜日はもうどうにもならない。

今は目の前のひとつひとつの仕事に取り組むのもやっとの状態…。


1月20日まで B&L、B&D仏語ゲラ校正。まさか一つの号に二つも論文が(しかも一つはかなり長い)載るとは思っていなかった。校正するときにこれほど状態が悪化しているとは思いもしなかった。

1月末日まで B&F仏語

すぐ 単著邦訳

すぐ B&D政治仏訳

Tuesday, January 22, 2013

France Culture Forum - L'année vue par ... la philo

France Culture Forum - L'année vue par ... la philo France Culture présente France Culture Forum en partenariat avec Le nouvel observateur et l'Université de la Sorbonne. 3 journées exceptionnelles de débats pour questionner et décrypter l’actualité de l’année écoulée à la lumière de la philosophie (26 janvier), des sciences (23 février) et de l’histoire (6 avril) 1er rendez-vous avec France Culture Forum « L’année vue par la philo » ...


Whistling Psyché : une mise en scène féminine, mais surtout féministe... A notre affiche ce soir, deux femmes qui ne s’en laissent pas compter. Femmes de tête, femmes volontaires, femmes, qui sait, autoritaires. Mais il le faut, sans doute, être autoritaire pour s’imposer dans un milieu du théâtre plus misogyne qu’il n’y parait. S’imposer comme metteur en scène et directrice de lieu, c’est le cas de Julie Brochen, patronne du TNS à Strasbourg, s’imposer comme ... 

Sunday, January 20, 2013

【クリップ】「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中

「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中

2012年08月22日(水) 11:30
電子ナビ編集部

 「母のこと、大嫌いでもいいですか?」――帯にこう銘打たれたコミックエッセイが、いま話題を集めている。

 『母がしんどい』 (田房永子/新人物往来社)は、どんなことでも娘を支配したがり、しかも思い通りにならないと喚き散らすという母を持った著者が、母の束縛から自立するま でを描いた作品だ。Amazonの出版社コメントによれば、「自分とまったく同じ」「私だけじゃなかったんだ」という共感の声が届いている、という。
 
 実は、母娘の関係を描いた作品は、近年とみに増えている。たとえば、村山由佳の『放蕩記』(集英社)は、長年にわたる母と娘の確執を描いた作品だし、直木賞を受賞した辻村深月の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)では、過干渉な母と娘の関係性が重要なテーマとして登場。また、佐野洋子のエッセイ『シズコさん』(新潮社)では、“母親を好きになったことがない”というストレートな心情が綴られている。ノンフィクションの世界でも、カウンセラーである信田さよ子の『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』(春秋社)や、精神科医の斎藤環が『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか』(日本放送出版協会)を発表するなど、社会問題としてクローズアップされているのだ。
 いま、なぜ母娘ものが増えているのか。その理由のひとつには男女雇用機会均等法以降、母親が娘に対し、社会的な期待を抱くようになったことが挙げ られるだろう。もっといい学校に、もっといい企業に―昔ならば息子にだけ注がれていた期待という名のプレッシャーが、いまは娘にも同様に襲いかかっている のだ。しかし、それだけではない。女性には社会的な安定を望む一方、結婚や出産という“女としての期待”もプラスされてしまう。社会学者の上野千鶴子は、 これを『文學界』9月号の連載で“娘の「二重負担」”と呼んでいる。
 さらに、前出の『母が重くてたまらない』 では、「息子に対しては、かけがえのなさを強調して庇護欲求を刺激するが、娘に対しては、罪悪感を適度に刺激することで「母を支え続けなければならない」 という義務感を植えつける」という指摘がなされている。母を負担に感じる娘の場合、摂食障害やうつといった精神的症状が表れる事例が多いといわれるのは、 こうした重圧も原因に考えられるかもしれない。
 母性という幻想の名のもとに繰り広げられる、母による無自覚な娘への過度な押しつけ。信田は、「母からの無神経な侵入や支配に対して必要なことは、とにかく逃げるか拒絶することだ」と書いている。『母がしんどい』でも、著者は苦しみながらも母(そして母子関係の裏ボスでもある父)と距離を置き、“自分で自分の味方をする”ことで、安定を手にしようと懸命に努力する姿が描かれている。
 大事なのは、「母がしんどい、重たい」「実はすごく嫌い」と思う感情に、「私って不義理なのかな」というような罪悪感を抱かないことだ。蓋をして我慢しようとせずに、まずは同じ悩みを抱えているケースを知り、冷静になって関係を見つめてみてほしいと思う。

Saturday, January 19, 2013

Le polyamour



Le polyamour

Ce concept développe l'idée d'amours multiples et regroupe les différentes pratiques de relations amoureuses avec plusieurs partenaires du même sexe ou pas. Un atelier de la création pour une remise en question du dogme de la monogamie traditionnelle. Une plongée dans l'amour des "poly".(photo©Pretzelpaws)

Friday, January 18, 2013

今、大学が過保護すぎる理由とは?

「イマドキの学生は…」とお決まりの文句を言う前に、自分と自分の周りをよく見てみたほうがいい。

会社もまた対人関係に悩み、必然的な出会いの場を用意してきたし、用意しようとしているのではないか。それは新入社員に対してだけではない。これからは、中年以降のリメディアル教育も重要になっていくはずだ。

家族関係も同じではないか。80歳の親が60歳の子どもの心配をして、いろいろと動いている。シュウカツに口を出し、婚活に口を出し、人生に干渉する。

これらすべての動きとの関連で、学生を見ていく必要があるのだ。 

 

学食に“おひとり様”席を設置、学園祭には強制参加。今、大学が過保護すぎる理由とは?

[2012年06月13日]


国内778校の四年生大学すべてに足を運んだ大学研究家の山内太地氏が明かす、近年の過保護すぎる大学カリキュラム
英語のシラバスがアルファベットの書き方から始まる、入学試験の不合格者数がゼロだったなどなど。低偏差値のいわゆる「Fラン大学」のおかしなエピソードは、定期的にネットをにぎわしている。
だが、今の大学は偏差値の高低を問わず、もっとすごいことになっていると言うのが、大学研究家の山内太地氏。日本国内の四年制大学778校すべてを訪問し、『22歳負け組の恐怖』をまとめた山内氏に、“最高学府”の実態について聞いてみた。
「高卒者の半数が大学に進学していますから、学生が皆、勉強する気のない学校があっても当然です。授業内容が低レベルだなんて、そんな話をしても意 味がない。それより大きな問題があります。サークルに入らずバイトもせず、1年次で友達ができないままひとりで浮いてしまい、居場所がなくて退学してしま う学生が少なくないことです。これは偏差値が高い学校も同じ。東大には保健室に精神科まであるのですが、人間関係に悩む学生が多く、診察まで10日待ちも ザラだそうです」
―学生は皆、かつてなかったレベルで対人関係に悩んでいると。
「今、学食で増えているものをご存じですか? 横一列に並ぶカウンター形式で、壁に向かって食べるスペースです。ひとりでごはんを食べていても気にならない場所を大学側が用意している。そうしないと学生が来なくなってしまうのです」
―就活でも、友達が多そうかどうかは、面接官が見るポイントのひとつだといわれていますね。
「日本の産業の多くがサービス業ですからね。対人スキルが高くないと、大学を出てからも苦労します。結婚も危ぶまれるでしょう。ですから、あの手こ の手でひとりぼっちにさせないようにして、学生のコミュニケーション力を上げさせようとする大学が出てきています。例えば、嘉悦(かえつ)大学という東京 の小平市の学校では、学園祭の参加は強制です」
―なんて過保護な!
「学園祭だけではありませんよ。入学のとき、スタンプラリー形式でサークルの先輩や教員の話を聞いて回るオリエンテーションがあります。授業でもグループワークを多用するなどして、かつては30%を超えていた退学率も大幅に減ったそうです。
ほかでは、立教大学の経営学部も面白いですね。1年生を全員、数人のチームに割り振って、企業の人を講師にして商品開発などをテーマに議論させま す。ここで重要なのが、お互い顔も名前もわからない新入生にグループワークをさせる点。そして男女比は半々です。ここで、いろいろなドラマが生まれます」
―つまり、必然の出会いを無理やりつくっていると……。
「『将来、恋愛や結婚できるようになるための訓練が今の学生には必要なんだ』と、この授業をやっている教授に言われましたよ。
1年次からグループワークをやる授業は多くの大学にありますが、その授業を全員に受けさせるところはあまりない。でも、履修は自由としていたら、コ ミュニケーション弱者の学生がそんな授業を取るはずがありません。人間関係ができる前の新入生に強制参加させることがこの授業のポイントです」
―学生を放っておいてくれるのが大学のいいところだと思っていました。
「コミュニケーション能力が高い人はそういう学校でいいでしょう。また、対人スキルとは場を盛り上げる能力というふうに思われがちですが、これが本 当のコミュニケーション能力といってよいものか、議論はあると思います。しかし現実に、放任では学校に来なくなってしまう学生が大勢いる。そして、彼らは 将来にわたって損をしかねない。ですから、こうしたカリキュラムにあきれているのは周回遅れの反応というべきだと思います
(撮影/高橋定敬)
●山内太地(やまうち・たいじ)
フリーライター、大学研究家。47都道府県11ヵ国および3地域の865大学1152キャンパスを見学。著書に、『アホ大学のバカ学生』(共著、光文社新 書)、『大学生図鑑2012』(晋遊舎)など。メールマガジン『親が知らない進学のヤバい話』を発行。ツイッターアカウント@yamauchitaiji
『22歳負け組の恐怖』
中経出版 1365円

人間関係の格差化、経済のグローバル化で、高校・大学という時期を普通に過ごしていたのでは「普通の幸せ」も得られない世の中になりつつある。そんななかで、対人スキルも高くない普通の若者はどうしたらよいのか。数々の大学の試みから探る


“親子就活”が加速する理由は、親にとって「子育て最終決戦」だから

週プレNEWS 1月10日(木)17時10分配信

“親子就活”が加速する理由は、親にとって「子育て最終決戦」だから
早稲田、明治などの有名大学でも相次いで保護者向けセミナーを開催。企業や就職情報会社、大学キャリアセンター、就活塾などを巻き込み、“親子就活”の広がりが加速している
今年も本格的に動き出した就職活動。ここ数年のトレンドでは、企業説明会の同伴やOB訪問のセッティングなど、親子二人三脚で内定を目指す「親子就活」が広まっている。

就活解禁を2ヵ月後に控えた昨年10月、明治大学・駿河台キャンパスで開かれた保護者向けセミナーに約2000人が詰めかけたように、今や就活は親にとっても重大な関心ごとになっているのだ。

早稲田大学でも昨年12月に保護者向けセミナーを学内で開催。約200人の保護者が集まった会場で、キャリアセンターのベテラン職員が約1時間半、就活の現状や早大生の就職実績、学生に求められる能力といった点をみっちり講演した。

「今や大学進学率50%時代。多くの18歳が大学に来るのでピンキリの格差が拡大し、キリのほうは『就職活動』という漢字が書けない。『割合』の意味がわからない。息子さんは大丈夫ですか?」

ざわめく参加者たちを黙らせたのは、講師の次のひと言だった。

「選考の過程で『あ、この学生には親の影響力があるな』と面接官に見透かされたら終わり。『親の意見を聞かないと行動しないタイプ』『自立心が希薄』と判断されます」

セミナー終了後、「ウチは大丈夫。息子の意思に任せていますから」と動じない親がいる一方で、「これから娘とどう接すればいいのよ」と混乱を隠せない声も聞かれた。

親の影響が見えると面接に落ちる――。こう指摘されているのにも関わらず、今度は“塾”に頼る親も後を絶たない。その熱烈な需要と就職難に支えられ、目 下、急成長を遂げているのが就活塾だ。国内最大級の就活支援塾とうたう「内定塾」には東京校、大阪校を合わせ、就活生500人が通う。

わが子を塾に入れる親の心境はこうだ。ある塾生の母親が話す。

「息子は去年、就活に失敗し、いま一浪中。もう自分たちだけじゃ手に負えないから入塾させたのよ。費用は自己分析&面接講座に個別面談、グループディス カッションと集団面接の練習会や回数無制限のエントリーシート添削がセットで年間16万8000円。一流企業と中小企業じゃ生涯賃金がナン億も変わるわけ でしょ? それを思えば安い!」

ただ、子供のためとはいえ過保護になるのはよくない。東京都内にある就活塾「就活ゼミ」の有川智浩代表がこう話す。

「子供の就活に過干渉な親もいます。自宅で面接練習に付き合うくらいならいいが、エントリーシートの代筆をする親まで。塾の講義で個人指導をしていると、 その学生のレベルがおおよそわかるものなんですが、添削依頼してきたエントリーシートの出来があまりにも違う。本人に問い詰めたら、『実は親が……』と。 それどころか、『家族がwebテストを受けてくれるのでSPI(適性検査)は落ちたことがない』という子もいました」

どうして、今どきの親は、これほど“わが子の就活”に熱心になるのか? 『東洋経済HRオンライン』編集長で、『親子で勝つ就活』(東洋経済新報社)の著者、田宮寛之氏がこう話す。

「昨今の大学生の保護者は、子供が小中学校に入る時点から私立受験などで熱心だった人が少なくありません。塾の月謝、塾への送迎、受験のストレス、学校の 授業料……。重たい負担に耐え抜いてきたのは、いい会社に就職させるためと考える保護者がほとんど。たとえ東大に入学できても大企業に就職できなければ 『子育て失敗』と考える親も少なくありません。そんな親にとって就活は『子育て最終決戦』ともいえるのです」

子供をいい企業に入社させることが、子育ての集大成。“親子就活”の広がりの背景には、こうした親世代の意識が強く関わっているようだ。

(取材・文/興山英雄)

Thursday, January 17, 2013

結婚の未来

現在、フランスでまた結婚制度が変化しようとしている。夫婦別姓すら覚束ない日本で何を語っても徒労感があるが、制度は人間のためにあるのであって、人間が制度のためにあるのではない。制度が人間に合わせて変化すべきであって、人間を旧態依然の制度の間尺に合わせる理由はどこにもない。「心のノート」を復活させている場合ではないのだ。考えるべきはこれから来る世界のありかたである。

Mariage pour tous, la mobilisation sur Internet Le mariage pour tous alimente les débats entre opposants et partisans dans l’actualité à la fois politique et médiatique. Mais la bataille se joue aussi sur le web et les réseaux sociaux. Quelles sont les stratégies des différents acteurs pour occuper le terrain du net ? (© PQR maxppp)

Antoinette Fouque (4/5) 4) Accueillir l'autre en soi Antoinette Fouque a fondé le Mouvement de Libération des femmes en octobre 1968, et dans la f4) Accueillir l'autre en soioulée, elle mit sur pied le laboratoire de pensée Psychanalyse et Politique, qui invitait à réfléchir à la sexualité féminine et au corps des femmes. Les deux mouvements étaient non mixtes. Antoinette Fouque est née en 1936 à Marseille, ... 

Wednesday, January 16, 2013

【訃報】J.-B.ポンタリス89歳=精神分析家

Disparition de Jean-Bertrand Pontalis Psychanalyste, écrivain, éditeur et philosophe, Jean-Bertrand Pontalis est mort dans la nuit du 14 au 15 janvier. Il avait 89 ans. Grande figure intellectuelle, il fut à de nombreuses reprises l'invité de France Culture. Retrouvez le avec Alain Veinstein et Marc Voinchet.

Tuesday, January 15, 2013

【訃報】大島渚さん80歳=映画監督

訃報:大島渚さん80歳=映画監督

毎日新聞 2013年01月15日 19時34分(最終更新 01月15日 22時51分)



映画監督の大島渚さん=2000年3月16日、山下浩一撮影
映画監督の大島渚さん=2000年3月16日、山下浩一撮影

「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」などで知られる映画監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さん が15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市内の病院で死去した。80歳。通夜、葬儀の日程は未定。喪主は妻で女優の小山明子(こやま・あきこ、本 名=大島明子)さん。
 京都市生まれ。京都大卒業後の1954年、松竹大船撮影所に入所。59年「愛と希望の街」で監督デ ビュー。60年には「青春残酷物語」「太陽の墓場」を発表し、作品の社会性と斬新な演出で、同時期に入社した吉田喜重、篠田正浩両監督と並んで“松竹ヌー ベルバーグ”と称された。
 61年に松竹を退社し、独立プロ「創造社」を設立。「飼育」(61年)、「白昼の通り魔」(66年)、 「絞死刑」(68年)、「儀式」(71年)など次々に問題作を発表した。創造社解散後の76年、フランスとの合作で「愛のコリーダ」を製作。激しい性描写 が物議を醸し、映画のスチール写真を掲載した単行本「愛のコリーダ」が、わいせつ文書にあたるとして、摘発された。82年に無罪確定。
 劇映画だけでなく、「忘れられた皇軍」などテレビドキュメンタリーでも活躍。弱者の現実を体制批判を込めて描き、高く評価された。78年「愛の亡霊」でカンヌ国際映画祭監督賞、83年「戦場のメリークリスマス」で毎日映画コンクール日本映画大賞などを受賞。
 96年、新選組を題材にした「御法度」製作発表直後、出血性脳梗塞(こうそく)で倒れ入院。後遺症は 残ったが、99年に映画を完成させ、カンヌ国際映画祭に出品した。この作品で毎日芸術賞を受賞した。2000年に紫綬褒章。テレビ番組でタレント性を発揮 するなど、お茶の間の人気者でもあった。

 

大島渚さん死去 「自由で素直で大胆であれ、と教えられた」崔洋一監督

産経新聞 1月15日(火)22時52分配信
 「戦場のメリークリスマス」「愛のコリーダ」などで知られる映画監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さんが15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。80歳。葬儀の日取りは未定。

 ■映画監督、崔洋一さん(63)の話「大島監督の下で助監督をしたのは『愛のコリーダ』1本だけ。『お前、助手なんかやめて早く独り立ちしろ』と言わ れ、その後は敬愛する友人としてつきあってきた。映画のことはそんなに話さなかったが、酒の飲み方と人とのつきあい方を教わった。『メインストリーム(主 流派)の中にいるのを良しとするな、自由で素直で大胆であれ』ということを教えられた。常に闘い続けた人であり、その作品の多くは日本語だが、日本という 領域にこだわらず、世界に向けて作品を発信し続けた人だった」

「鮮やかに僕の記憶の中に生きています」藤竜也さん

朝日新聞デジタル 1月15日(火)21時57分配信
 〈大島渚さん死去 「愛のコリーダ」「愛の亡霊」に出演した藤竜也さんの話〉 大島さんと仕事をしたのは、35年も前なのに、戸惑うほど鮮やかに、彼は僕の記憶の中に生きています。大島さんは才能の人である以上に、愛すべき人でした。ありがとうございました、大島さん。

「タブーなんてものともせず」田原総一朗さん

朝日新聞デジタル 1月15日(火)22時45分配信
 〈大島渚さん死去 ジャーナリストの田原総一朗さんの話〉 僕らの世代の最大の日本の映画監督で、残念でなりません。「朝まで生テレビ!」ではタブーな んてものともせず、ガンガン言う迫力とすさまじさがありました。初期の頃から出演し、特異な解放区のような番組にしてくれた大恩人です。怖かったけど遠慮 せずにけんかできる間柄で、大事なアニキでした。亡くなったことで一つの時代が終わりました。コンプライアンスが厳しくなりタブーが広がる中、大島さんの 魂を受け継がなきゃいけないと思います。

 

<大島渚さん死去>体制や権力と戦い続けた映画監督

毎日新聞 1月15日(火)19時53分配信
<大島渚さん死去>体制や権力と戦い続けた映画監督
拡大写真
映画監督の大島渚さん=2000年3月23日撮影
 体制や権力と戦い続けた映画監督、大島渚さんが15日、亡くなった。生涯を通じ、作品やメディアでの言動を通してタブーに確信犯的に挑んでスキャンダルを巻き起こし、存在そのものが事件となる数少ない映画作家だった。【勝田友巳】

【写真で振り返る大島監督の足跡】

 京都大在学中には京都府学連委員長などを歴任。松竹にトップ入社してからは、メキメキと頭角を現した。デビュー作「愛と希望の街」から問題作。ホームドラマが伝統の松竹大船撮影所にはおよそ似つかわしくない、貧しい少年の恋愛悲劇を階級的視点から描いた。

 学生運動の党派性を討論劇の形式で描いた「日本の夜と霧」は公開4日で上映中止となり、松竹を退社。「愛のコリーダ」では直接的な性表現に挑み、芸術か、わいせつかを巡り激しい論争を巻き起こした。

 その評価はむしろ、海外で高かった。1970年代から回顧上映が行われ、名声は欧州で先に確立した。日本で集まらない資金を獲得するために、いち早く海 外に進出。フランスや英国のプロデューサーと組んで、シャーロット・ランプリングを起用した「マックス、モン・アムール」、デビッド・ボウイ主演の「戦場 のメリークリスマス」などを発表。「御法度」を持って訪れた2000年のカンヌ国際映画祭では熱狂的な歓迎を受けていた。

 発散する強烈なエネルギーは、魅力であると同時に、近寄りがたい雰囲気も醸していた。

 「御法度」で訪ねた京都の撮影所は、監督の気迫で張りつめた緊張感に満ちていた。過去の作品についてはかたくなに語ろうとせず、愚問には烈火のごとく怒る。

 「次回作」という言葉も取材の際のタブーだった。だがハリウッドに渡った日本人俳優、早川雪洲を素材にした「ハリウッド・ゼン」に最後まで執念を燃やしていた。取材で聞けなかったこの映画を見ることは、ついにかなわなかった。

【クリップ】シュウカツいろいろ(1)

2014年新卒の就活「企業の就職ナビ離れ」がさらに進むと専門家

2012/11/30 23:54更新
 12月1日から、2014年に卒業する学生たちの就活がスタートする。企業の採用活動も大きく様変わりしそうだ。作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が新年度就活・採用活動をレクチャーする。

 * * *

 もうすぐ12月。いよいよ12月1日から、2014年新卒の就活が本格スタートします。何が起こるのか、起こりそうなのか。トピックスを紹介することにしましょう。

  大きなトピックスは「企業の就職ナビ離れ」でしょう。企業の採用活動において、リクナビ、マイナビなどの「就職ナビ」の優先度が低下する傾向が顕著です。 HR総合調査研究所の調べによると、2012年卒から2013年卒にかけて、就職ナビについてこれまでと変わらず中心的役割」と答えた企業が 69%→55%へと大きく減少しました。「今後は見直す」という回答もすべての企業規模で15~18%の割合に達しています。

 2014年 卒ではこれがさらに加速しそうです。やはりHR総合調査研究所の調べによると、2014年卒採用で「特に注力する採用施策(複数回答)」は「学内企業セミ ナー」が1位で55.8%「自社セミナー・説明会」が2位で54.5%。これまで1位だった「就職ナビ」は3位で28.3%になっております。
 もっとも、就職ナビには、応募を受け付けるシステムという役割もありますし、完全にゼロにはなりません。ただ、明らかに企業の側での優先順位は落ちていると感じます。今年は、リクナビ、マイナビの両方に掲載する企業もどうやら減りそうな予感です。
 よく日本の就活の画一性や気持ち悪さを語る論拠として、就職ナビや合同企業説明会の存在があげられ、テレビや新聞で就活問題が紹介される際もよく取り上げられましたが、これが全てではないといえそうです。

 企業はより学生との距離が近い採用活動に回帰していると言えるでしょう。

  昨年度話題となり、2012年ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた「ソー活」ですが、今年は話題にもなりません。前出の調査によると、企業側で 注力すると答えた企業は3.9%にすぎません。もっとも、学生が社会人と会う手段として、また、企業が優秀学生を探す手段としては有効ではあり、残ること は残るでしょう。

 就活の時期については、実は一部の企業はもうインターンシップや早期型セミナー、OB・OG交流会、内定者との懇親会な どを通じてアプローチを初めていますし、選考を行なっていたりもします。12月から本格スタートなのですが、恐らく今年も大手企業を中心に短期決戦になり そうな予感です。ただ、複数の日程を用意する企業は昨年同様、ありそうですね。

 なお、昨年から倫理憲章が変更になり、大学3年の12月に 広報活動開始となったわけですが、その影響からか、学生の自己分析、業界・企業分析不足を指摘する声が多数ありました。今年は、学生のその段階での仕上が りではなく、学生に深くヒアリングすることにより、よいところを引き出そうとする企業が増えそうです。

 以上、データと、企業の採用担当者や大学関係者の声をもとにお届けしました。

 学生さんにオススメしたいのは、まずは4年生の先輩の話を聞くことです。もちろん、昨年はスケジュールが変更になった1年目だったので、やや特殊要因もありますが、どうだったのかを聞いておくべきでしょう。また、優先順位付けと健康管理も大切に。

 採用活動の浄化、健全化が少しでも進むことを祈るばかりです。学生の皆さん、応援しております!

就活人気ランキング上位社への就職 将来は「死に場」と指摘

2011.12.29 07:00

2011年12月1日から13年春卒業予定の大学生の就職活動が“解禁”となった。「就職氷河期」といわれて久しいが、いま学生は、どんな企業を目指すべきなのか。大前研一氏が解説する。

* * *

就職情報会社などが発表している人気企業ランキングは「入ってはいけない企業ランキング」だと心得るべきである。

人気企業ランキングは先行指標ではなく“遅行指標”だからである。実際、この30年を振り返ると、ランキングで上位に入った企業の大半は、すでに衰退している。

たとえば、私の早稲田大学理工学部応用化学科の同期生の多くは、当時人気のあった繊維産業や化学産業の企業に就職したが、それらはその後20年以内 にことごとく「構造不況業種」になった。つまり、ランキング上位企業に入るということは、最初から死に場を求めているようなものなのだ。

したがって、いま就活中の大学生には、人気企業ランキングに登場していない企業、みんなが注目していない企業を調査・研究し、その中から自分の半生を賭けるに値する面白そうな企業や自分がトップになれそうな企業を探すことを奨めたい。

言い換えれば、有名企業に入るという希望を捨て、知名度はないが有望な原石がいくつかある会社に入って自分がピカピカに磨く、という考え方に転換すべきなのだ。

※週刊ポスト2012年1月1・6日号

就活ネタ作りの学生 自分探しにインド、授業出る学生を嘲笑

2012/12/27 10:54更新
 大学生・大学院生を対象にした、2013年卒の大卒求人倍率調査によると、今年の大卒求人倍率は1.27倍。前年の1.23倍よりもわずかな上昇を見せた。求人倍率が前年度比で上昇したのは、リーマン・ショック時の2008年卒から5年ぶりだ。

  前年比で上昇したからといっても、やはり厳しい就職状況であることに代わりはない。そうした中、就職活動における「自己PR」にこだわりすぎるあまり、本 末転倒な学生時代を過ごす大学生が多いのだという。昨年就職活動で10社の内定をゲットした有名私立大学卒のAさん(男性)はこう語る。

 「自分の周りでは大学1年生の頃からイベントを企画したり、コンペを開いたり、いかに自分の“履歴書”のネタを増やすか勝負、みたいな学生が多かったですね。就活で話すネタ作りのために、大学2年で日本一周をした友人もいます。

 ただ、大学に入ってすぐ人脈人脈って、そればっかりの友だちには正直引きました。結局、そいつは“自分探し”のためにインドに行って、その写真をFacebookに自慢げに上げていました。結局ベンチャー企業に入ったみたいだけど、すでに辞めたいと考えているようです」(同前)

 せっかく厳しい就職活動を勝ち抜いたにもかかわらず、すぐに辞めたい若者が増えている背景には、“シューカツ”という異様な空気が醸し出す強迫観念も影響しているのでは、とAさんは続ける。
 「個性的な自分、他の奴よりキャラが立ってる自分、人より“エッジが効いてる自分”。今思えば、本当にバカバカしいですけど、そういう姿を必死で良いと思わせてしまうムードが“シューカツ”にはあると思います。

 それが酷くなると、授業を受けて勉強する、こういう当たり前の学生生活を嘲笑するような人たちもいましたね。本末転倒だな、と思いましたが、自分にとっても笑い事ではありませんでした」(同前)

 大学生活のほとんどを“シューカツ”に費やした学生たちは、就職後、いったいどんな人生を送るのだろうか。


茂木健一郎氏「早すぎる就活は本末転倒でシュールで不条理」

2010.10.03 17:00

夏から秋となり、大学生の就職活動も本格化する。そして、その主役は3年生だ。そうした早すぎる就職活動に、脳科学者の茂木健一郎氏は異議を唱える。茂木氏の主張とは…。
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 年々、日本の就職活動が早まっているらしい。3年生の秋からエントリーし、説明会などが始まると聞いていたが、最近では3年の夏休みにもう「インターン」という形で企業と関わるらしい。
 早すぎる就職活動が大学での学びに重大な影響を与えている。学問が一番面白くなる時期に、就活に時間をとられる。授業やゼミがうまく立ちゆかなくなると聞く。
 内定が出てから、ようやく落ち着いて卒業研究などに取り組む。これでは本末転倒である。
 企業の不可解な「新卒偏重」がこのような事態を招いている。年齢制限があるのに加えて、「卒業見込み」でなければそもそもエントリーできないという会社も多い。
 このため、「新卒」という「資格」を失うまいと、就活のためにわざわざ留年する学生まで出てくる。日本ならではの、シュールで不条理な風景がそこにある。
 
※週刊ポスト2010年10月8日号


内定辞退者に「おまえのせいで計画が狂った」 圧力、罵詈雑言…違法すれすれ

産経新聞 1月14日(月)9時0分配信
 「おまえのせいで、育成計画が狂ったんだぞ。どうしてくれるんだ!?」

 内定辞退を告げた学生は、内定者リストおよび育成計画を見せられて、人事にこう言われました。

 内定辞退者に対する企業のこのような風当たりは、強くなる一方です。内定辞退は、職業を選ぶ権利を持つ学生にとって合法です。強制的に引き止められない 企業は、違法すれすれの「引き止め」や「腹いせ」に走るようになりました。このような時代になった背景には、どのようなものがあるのでしょうか。

 近年は学生の大手志向が強くなった影響で、一部の企業に学生が集中しています。結果として、内定を獲得できない学生が増え、就職活動生の危機感をあおる ことになりました。さらに、リーマンショック後は「内定取り消し」という行為を企業が行ったため、企業への強い不信感が学生に募るようになりました。

 こうした状況は、就活のやり方をどう変えたでしょうか。リスクヘッジをしなくてはならなくなった学生は、数多くの企業を受け、数多くの内定を獲得すると いう行動に出ました。つまり、質より量を求め始めたのです。そして、企業が新卒に求める人物像が似通っている関係で、一部の学生に内定が偏るようになりま した。複数社の内定を保持している学生であっても、当然ながら入社できるのは1社しかないため、その他企業は辞退する必要が出てきます。こうして、多数の 内定辞退を生み出す状況になりました。

 企業によっては、大手であっても6~7割の内定辞退が出ているのが現実です。これでは、1年前から莫大な予算をかけて準備してきた企業にとっては、た まったものではありません。こうなると、企業側も対抗措置を講じてきます。学生が安易に内定辞退することに対し、企業も感情的に対応するケースが増えてい るのです。以下は、実際に学生たちから聞いた話です。

 1. 某大手金融機関A社に内定辞退を伝えたところ、「どこの企業に行くのか?」と聞かれた。入社予定のB社の社名を伝えたところ、A社の取引先の企業であったため、圧力をかけられた。これにより、A社とB社の内定を失う結果となった。

 2. 某大手食品会社C社の内定を辞退したところ、椅子に座らされ、人事数名に1時間におよぶ罵詈雑言を浴びせられた。

 3. 某大手金融機関D社に内定辞退を伝えたところ、その場はいったん保留にさせられた。後日、研究室に行く際、人事が校門で待っていた。一緒に教授のところまで案内させられ、教授にあいさつをして帰っていった。お世話になった教授を裏切れず、そのまま入社を決意した。

 1の場合、信義則違反の範疇を超え、ほとんど違法すれすれの域に達した行為といわざるを得ません。いくら企業側があたまにきたとしても、学生にとって一生の問題である内定の取り消しにつながるような行動を取る権利があるはずはありません。

 また2も、学生にとっては不必要に不愉快な思いをさせられたわけですから、笑って済ませられるケースではありません。3はより陰湿なケースですが、こう までして内定者を引き留めたとしても、結局企業側にとっても内定者にとっても不幸な結果に終わるだけでしょう。このように、企業側も紳士的とはいえない対 応をとるケースが増えてきています。

 新卒の採用活動が構造的に改革されるか、大手企業入社へのハードルが低くならない限り、この負の連鎖は続くでしょう。このような新卒の採用活動における 欠陥は、「就職氷河期」だけでなく、学生が無作為に企業を受検することによる「入社後のミスマッチ」まで生み出すようになってしまいました。ミスマッチ は、もはや企業側の改善努力だけに任せておけない状況です。学生がじっくりと自分にあった企業を探せるようになるためには、企業や学生だけでなく、政府機 関も一体となって、改善していく必要があると思います。(内定塾講師 石橋正行)

Monday, January 14, 2013

【クリップ】「学園祭の禁酒」に賛否両論

相次ぐ大学生の飲酒事故…「学園祭の禁酒」に賛否両論

2012/11/16 20:33更新

 【金曜討論】
  学園祭シーズン真っ盛りの今秋、東大や一橋大、法政大など各地の大学で酒類の販売や持ち込みを禁止する動きが広がっている。相次いだ大学生の飲酒事故を受 けた予防措置だが、疑問の声もある。「学園祭の禁酒は当然」と話すNPO法人「アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)」の今成知美代表と、「教育機会 として活用できる」として禁止に反対する関東学院大の新井克弥教授に、意見を聞いた。(磨井慎吾)
 ■新井克弥氏「キャリア教育の一環に」
 --学園祭での飲酒禁止に踏み切る大学が相次いでいる
  「大学が厳格にアルコール類を締め出すようになったのは、ここ10年くらい。もともと大学はモラトリアム(社会に出るまでの猶予)期間。(現在の大学教養 課程に相当する)旧制高校生らを見ても分かるが、明治以来、学生は酒を飲んではバカをやらかし、周囲も大目に見る伝統があった」
 ●飲み方を知らない
 --なぜそれが消えているのか
  「一つには、学生文化からの飲酒習慣の衰退。一昔前までは学生同士がコミュニケーションを深める手段は飲み会くらいしかなく、それで酒の飲み方を覚えてい く面があった。今は携帯電話などが登場し、そちらにお金も時間も費やさなければならなくなった。相対的に酒を飲むスキルは低下し、飲酒事故にもつながって いく」
 --ほかにも理由が?
 「もう一つは、リスクを嫌う大学側の姿勢だ。近年の大学には、昔では考えられないようなクレームが寄せられる。キャンパス内で飲酒事故が起きたときに大学が管理者責任を追及されることを恐れての、苦肉の防衛策ともいえる」
 --その何が問題か
  「私が勤務していた大学でも学祭の後夜祭を禁酒にしようという話があったが、反対した。禁酒にするのは簡単だが、学生は友人宅など別の場所で飲酒するだけ だ。そこで飲酒事故が起これば同じことで、大学側の都合による“臭いものに蓋”の責任回避にすぎない。それよりも、アクティブ・ラーニング(能動的学習) の機会として、コミュニケーションに関するキャリア(社会人に必要な技能)教育ととらえてみる方がいいと考え、年齢確認など綿密な対策を取った上で、飲酒 を許可した」
 --大学で教える必要はあるか
 「大学進学率が5割を超え、大学に来る準備ができていない学生が多くなった。 自己認識も『学生』ではなく『生徒』で、情けない話だが勉強以前に生活面などの“生徒指導”も必要な状況だ。今の大学では、そこまで面倒を見てやらねばな らない。どのみち就職などで社会に出れば、酒を介したコミュニケーションに出合う。その前にキャリア教育の一環として、酒の飲み方について知る機会を持たせるのは意義あることだ」
 ●一律排除には疑問
 --酒は嗜好(しこう)品で、大学以外の場所で飲めば十分という声もある
  「法制度上で、また文化や慣習の上でも認められている嗜好品だからこそ、一律に締め出すのはおかしい。私はたばこは嫌いだが、(喫煙所設置などで)たばこ を吸う権利は確保されなければならないと考える。同様に、飲む人と飲まない人、両方がその自由を享受できる環境を保つことが必要だ」
 ■今成知美氏 「模擬店酒場」など論外
 --大学の学園祭での禁酒傾向を評価するか
  「学園祭で酒を出さない決定は当然だ。世界中探しても、学園祭の模擬店で酒を売れる国はどこにもないのではないか。日本は不思議な国で、酒の販売には免許 が必要なのに、飲食店での提供については免許がいらない。だが、海外の多くの国では販売だけでなく提供にも免許が必要としている。アルコールを扱うために は一定の資格・知識が要求されるからだ。世界的に見て、日本の状況は異常。何の免許もない学生が、模擬店で酒を出すというのはありえない」
 ○海外ではまずない
 --一律の排除には、嗜好(しこう)品の自由の観点から不満の声もある
  「大学キャンパス内で飲酒すること自体が、海外の大学ではまずない。社会全体が公共の場での飲酒に厳しいからだ。米国では、駅や公園や道路などは禁酒で、 従って日本流のお花見などもありえない。欧米の学生も酒を飲まないわけではないが、飲む場合はパブなどに行く。大学という場所で酒を飲む発想そのものがな い」
 --日本は飲酒に寛容なのか
 「欧米では、酔っ払って道を歩いているだけでアルコール依存症だと見なされてしまうほ ど、飲酒への社会の目が厳しい。酔態を見せること自体がよくないとされており、例えば、日本の金曜日の終電内で見られるような光景は、ありえない。皆で 酔っ払うことをよしとする日本とは、大きな文化の違いがある」
 --飲酒に対する感覚は国によって異なる
 「確かに日本をはじめ、韓国中国など東アジア圏には、飲酒に甘い傾向があるかもしれない。だが、韓国を 代表する国際的企業のサムスンが最近、社内の飲酒文化を改善するための節酒キャンペーンを始めるなど、東アジアでもアルコールを制限する動きが出てきてい る。世界保健機関(WHO)がアルコールの有害使用の低減世界戦略を2010年に打ち出していることもあり、飲酒事故予防への取り組みは今や国際的潮流に なっている」
 ○危険薬物の認識を
 --酒は嗜好品であり、飲む飲まないは個人の選択に委ねられる
 「嗜好品 と言うが、アルコールは危険な薬物。酔いとは脳の中枢神経のまひであり、泥酔状態から死までは一歩の差にすぎない。アルコールの摂取は命に関わってくると の認識を持たせることが重要だ。酒を飲む習慣を覚えるのは、大学時代が多い。大学は、これを機会にアルコールについての教育を行ってほしい。ただキャンパ ス内で酒を飲ませないというだけでは学生が反発し、かえって逆効果の懸念もある。飲む場所が他に移るだけでは意味がない」
 【プロフィル】 新井克弥氏(あらい・かつや) 昭和35年、静岡県生まれ。52歳。法政大卒業後、東洋大大学院社会学研究科修了。専門はメディア社会論。フリーライ ター、予備校教師などを経て、平成10年に宮崎公立大講師。同大准教授を経て、20年から関東学院大教授。著書に「カオサン探検」「劇場型社会の構造」など。
 【プロフィル】今成知美(いまなり・ともみ) 昭和31年、東京都生まれ。56歳。東京芸大卒業後、メキシコのグアナファト大付属インスティテュート・アジェンデ大学院修了。フリージャーナリストをしながら、59年にアルコール薬物問題全国市民協会の代表に就任。アルコール依存症などの啓発に取り組む。

Sunday, January 13, 2013

Ce que beaucoup ignorent sur Freud

前から言っているのだが、フロイトや精神分析の研究者・愛好家が、愛や性やエロスやタナトスについて語るのはためらわないのに、「結婚」という主題になると、途端に俗っぽい非学術的話題であるかのように見なすのは、馬鹿げている。

Tabou dans la psychanalyse : la famille homoparentale de la fille de Freud

Une des actualités brûlantes de cette fin d’année est le vif débat sur le « mariage pour tous » et l’adoption par les couples homosexuels. Comme souvent dans ce genre de faits de société, nous voyons les opposants convoquer les écrits de Freud pour étayer leur argumentation : Freud serait homophobe et la psychanalyse condamnerait l’homosexualité. Ce sont des contre-vérités.
En parallèle à ce débat, l’événement très attendu de la rentrée littéraire psychanalytique est la publication en deux volumes de la correspondance inédite entre Freud et ses six enfants. Un de ces volumes, « Sigmund Freud correspondances Anna Freud -- 1904-1938 », est consacré à la relation épistolaire entre Freud et sa plus jeune fille, Anna, la seule de la fratrie qui embrassa la carrière de psychanalyste. Un autre événement important est contenu dans ce livre, dans la préface d’Elisabeth Roudinesco : pour la première fois, une historienne éminente de la psychanalyse reconnaît la relation homosexuelle qui a existé entre Anna Freud et Dorothy Burlingham.
On y trouve écrit qu’Anna et Dorothy ont noué « des relations d’intimité qui ressemblent fort à celles de deux lesbiennes », et un peu plus loin « Anna réalise son souhait d’être mère en devenant, à travers la psychanalyse, le « coparent » des enfants de Dorothy ». Même si ces deux affirmations restent prudentes, elles sont inédites.
"Freud a considéré qu’il s’agissait d’une famille"
Le 15 octobre dernier, lors de son audition à l’Assemblée nationale sur le thème du « mariage pour tous », Elisabeth Roudinesco a réitéré ses affirmations devant les parlementaires, mais là sans aucune pondération. Elle a déclaré que Freud « a accepté dans sa vie que sa fille Anna élève les enfants de sa compagne et il a considéré qu’il s’agissait là d’une famille : ce sont ses mots ».
On peut légitimement se demander pourquoi certains psychanalystes détracteurs du « mariage pour tous » se référent exclusivement à ce que Freud aurait pu dire ou écrire, plutôt que (...)
Lire la suite sur rue89.com

Saturday, January 12, 2013

近況

金曜日は、アルノーのシンポ論の仮ゲラ校正終了。ニーチェ制度論を同僚と検討。
すぐ B&F仏語すぐ 単著邦訳
すぐ B&D政治仏訳
1月15日まで ニーチェ制度論
1月20日まで B&L仏語ゲラ校正

幸か不幸かFestschriftの話、返事が一向に来ない。自然消滅したと見るべきだろうか。

Monday, January 07, 2013

言葉で説明しないと。

研究活動もそうだし、教育活動にしてもそう。言葉って難しい。でも、だからこそ大切ですね。 

 

原監督 ベンチで暴れた長野に「気分悪い」と叱咤

スポニチアネックス 1月6日(日)15時6分配信
原監督 ベンチで暴れた長野に「気分悪い」と叱咤
拡大写真
長野(右)を超一流に育てようと厳しく接する原監督
 ◇野球人 巨人・原辰徳監督(下)

 開幕前、原監督は「準備はしっかりした。あとは開幕したら、しっかり観察してチームを動かすことが監督の仕事」と言った。観察して、動かす。その際に重要なのは言葉であると強く思っている。

 4月19日のナゴヤドーム。1―4で中日に連敗した。4打数無安打だった阿部を試合後、監督室に呼んだ。「バッティングが雑過ぎる。みんながおまえを見ているんだ」。捕手、主将を承知で据えた4番への叱咤(しった)。期待が大きいからこそ一対一で目を見つめながら伝えることを大切にする。

 昨季、厳しく接した選手の一人は長野だった。11年は主に3番だったが、4月26日のDeNA戦(鹿児島)から1番を任せた。しかしその時点での打率・321が、5月20日の交流戦のソフトバンク戦(東京ドーム)では・277まで下降。慣れない1番にもがいていた。

 その様子を観察しながら原監督は、ある出来事を見逃さなかった。「長野は温厚そうで(坂本)勇人なんかより直情型だね。勇人は内なる闘志。2人ともいい 闘争心を持っているけど出し方が全然、違うね」。5月23日の西武戦(西武ドーム)。西武の先発・岸に手を焼き、4打数無安打だった長野は凡打の直後にベ ンチで暴れた。「暴れたというか…。何か蹴ったりしたと思います」と長野は振り返る。「あまりに度が過ぎたから後で2人きりで話したんだ」と原監督。翌日、ジャイアンツ球場での練習中、報道陣をシャットアウトした室内練習場でこう告げた。

 「凡打してカッとなってスーッとするのかって。俺たちは気分悪い。やるならまずは“すみません”だろって。チームに迷惑かけたんだから。すみませんってやって、やるなら裏でやるなりしたらどうだ」。ただ叱っただけではない。「おまえさんが素晴らしい野球人になる道のりとしては、よくない。俺は、おまえを超一流の選手にしようと思っている。世界に通用するね」と付け加えた。

 長野と同様、期待するのが坂本。「勇人はね、昨年は割とお利口さんだった。ジーッと観察しながらね、“これをやったら怒られる”とか分かっている」。生え抜きのリーダー候補への原流の指導法。引退した松井秀喜と長嶋茂雄元監督とは少し違うが、伝統を背負いながら戦う監督と選手の関係性は継承されている。

 13年の戦いが始まる。「選手もそうだけど、私自身も意思を伝えないといけないし、言葉で説明をしないと。それが私の中での監督という仕事でしょう」。円熟の監督生活10年目も一歩ずつ、前に進む。

Friday, January 04, 2013

【ラジオ】 Comment fonctionne une cure analytique / Revue Chimères Gorana Bulat-Manenti

Comment fonctionne une cure analytique / Revue Chimères Gorana Bulat-Manenti : Comment fonctionne une cure analytique ? (Erès) Rebattre les cartes de la théorie psychanalytique en étudiant des cas cliniques n’est pas une entreprise inédite, Freud a constamment procédé ainsi, produisant un corpus de référence où les notions fondamentales de la psychanalyse se trouvent à chaque fois « inventées » à nouveau. L’intérêt de l’ouvrage de Gorana ...

Thursday, January 03, 2013

【ラジオ】フランス・ユーモア事典

Histoire
Une histoire de femmes / Livre « Dictionnaire amoureux de l’humour »
Une histoire de femmes 10/25 Par Michelle Perrot L'Invité : Immersion dans un univers jubilatoire avec le « Dictionnaire amoureux de l’humour » de Jean-Loup Chiflet. De Montesquieu à Coluche, de Feydeau à San Antonio, de Courteline à Bourvil, de Beaumarchais à Francis Blanche, de Mark Twain à Perec, de Proust à Allais en passant par le cardinal de Retz, les Pataphysiciens, Molière, ...

Tuesday, January 01, 2013

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

去年は、もう本当になんというか…でした。まあ、もういいです(笑)

いろいろしんどいことがあっても、前を向いて、笑顔で、さわやかに、しなやかに、健やかに、たくましく、丁寧に、一年を過ごしていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。