Sunday, December 29, 2019

2019年12月末

ちょっと最近疲れ気味で、自分関連の宣伝すらするのを忘れておりました。。

先のポストにも書きましたが、ベルクソン『コレージュ・ド・フランス講義』の刊行記念として、月末に開催される国際ベルクソン学会(SAB)の企画として、CdF講義についてワークショップが開かれます。 しかもコレージュ・ド・フランスにて! 日本からは筆頭訳者である私が登壇させていただきます。しっかりPBJの宣伝もしてきます。

https://bergson.hypotheses.org/1379

諸々この機会にまとめておきます。覚えている限りで。。

1)まず、もうすぐ宮野真生子さん関連のワークショップ報告が勁草書房のサイトに出る予定です。➡12/12に(上)、19に(中)、26に(下)が出ました。

2)それから、河野真太郎さんにお越しいただいた講演会の記録も大学紀要に掲載予定です。私の短いイントロとゼミ報告も載ります。➡九州産業大学国際文化学部紀要に掲載されました。

3)辞典項目執筆を終えねば。

4)年末、12月21・22日に北海道で、やはりこの翻訳に関するイベントを二つ行ないます。➡無事終えました。

5)年末〆切のBergson Mind (Routledge)に執筆予定です。

6)自著も完成せねば。

7)

ベルクソンと自由 - 時間・空間から自由へ -

提題者:岡嶋隆佑(慶應義塾大学)藤田尚志(九州産業大学)木山裕登(東京大学)

コメンテーター:杉山直樹(学習院大学)平井靖史(福岡大学)柏端達也(慶應義塾大学)斎藤慶典(慶應義塾大学)

日時:2020年1月17日(金)15:00-18:00

場所:慶應義塾大学三田キャンパス 第一校舎 101番教室

概要:本シンポジウムは、初期ベルクソン哲学において提起された時間論・空間論が自由の問題をその中心に伏在させていた点をめぐって、気鋭のベルクソン研究者三人を中心に議論を行なう。具体的には、(1)第一の主著である『意識に直接与えられたものについての試論』で提示された「表現としての自由」という構想は第二の主著『物質と記憶』においていかにして継承されたのか、(2)『物質と記憶』の知覚論と(3)記憶論は、それぞれ、前著における「空間」や「時間」の理解をどのように発展させたものであるかといった問題が争点となる。これらの論点について提題者間で発表・討議が行なわれた後、コメンテーターも参加して議論を現代自由論の観点から一層深めることを試みる。その後さらに来場者からの質疑の時間を設けることで、ベルクソン研究の専門家のみならず広く多方面に開かれた議論の場となることを期す。

7)来年2月に平芳幸浩さんの科研メンバーに加えていただいているので、何かイベントをやるかもしれません。

8)来年3月中旬に実存思想協会でベルクソンvsハイデガーWSやります。
➡2020年3/14 実存思想協会シンポジウム「ベルクソンとハイデガー:「時間観念の歴史」をめぐって」@慶応・南校舎1F412教室

9)来年3月末にロンドンでベルクソン国際シンポやる予定です(現在調整中)。
➡2020年3/16-17 ベルクソン・シンポジウム@ロンドン

10)来年6月~8月??にレチフ・シンポ予定@おそらく京都。現在鋭意調整中です。

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