Tuesday, March 26, 2024

いただきもの:『「記憶」で読む『鬼滅の刃』』(小鳥遊書房、2024年2月28日)

2024年3月24日(日) 千葉工業大学の三村尚央(たかひろ)先生よりご恵投いただきました。

『「記憶」で読む『鬼滅の刃』』(小鳥遊書房、2024年2月28日)

『鬼滅』が「細胞の記憶」から「つながりと縛り」に至るまで記憶の物語であることは「なるほどそのとおり」と思っていましたが、序論でさらに「時間と記憶というモチーフは、実は漫画という表現メディアの根幹とも関わっています」(19頁)と踏み込んでいったり、終章でさらに「記憶の諸相」へと読者をいざなおうとするところは「おお!」と思いました。

ベルクソンについてもたびたび言及があり、平井さんの『セカジ』も引用されています。

わざわざパリに送っていただいたので、ENSというフランスの人文知の「時間」と「記憶」の集積地で記念撮影してみました。・・・が、私の撮影技術のなさでなんだかよく分からない写真になってしまいました(笑)。

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