Thursday, July 19, 2007

頭痛のタネ、友情の種

もうメンバーも内容も会場も決まって、秋のシンポジウムは一段落した、と思われているかもしれないが、とんでもない。ここに来て急に問題が持ち上がっていた。

ここ数日、自分の研究をほっぽり出して(赤ん坊や家事は放置するわけにはいかないので)、純粋に不毛なやりくり算段に埋没していた。

問題を解決しようにも、フランス人は今まさにバカンスに出発する(した)時期である。なんでこんな時期に!

特に頭が痛いのは、近頃ユーロが強すぎるということ。どう処理すれば一番効率的なのか。こちらにもきちんと検討するゆとりが欲しかったが、緊急処置を要する問題でもあり、そういうわけにもいかない。

本当はある程度詳細を書いたほうが後進の人の参考になるだろうとは思うのだが、ちょっとデリケートすぎる。紆余曲折の末、事態はようやく今日になって、収束の方向に向かっている。

一言だけ言えば、誰が相手であれ、いかに耳の痛い真実であれ、言うべきは言う、そういう関係を世界の研究者とこれからも維持していきたいと思っている。

このconsternantな問題の中で唯一嬉しかったのは、アジア人の知的・財政的協力者がおとこ気を見せてくれたことだ。彼とはウマが合いそうな気がしている。長期的な視野に立って、より一層の連携を深めていきたい。


地下鉄初乗り1000円!=英ポンド、対円で高騰
7月18日6時1分配信 時事通信

 【ロンドン17日時事】ロンドン外国為替市場で17日、英ポンドの対円相場が上伸し、一時16年ぶりに1ポンド=250円を突破した。日英両国の金利差が、ポンド相場上昇の背景。ロンドンの地下鉄初乗り料金(4ポンド)は、円換算で1000円を超え、日本人観光客や円を基準に給料を受け取る駐在員からは、日本との価格差の広がりに、悲鳴も上がっている。

2007/07/13-11:44
円、対ユーロで最安値更新=一時、168円95銭

 13日午前の東京外国為替市場の円相場は、内外の金利差に着目した円売りが進み、対ユーロでは一時、1ユーロ=168円95銭を付け、169円台目前に迫るなど、9日に付けた史上最安値168円55銭を更新した。午前11時現在1ユーロ=168円78-79銭と前日比52銭の円安・ユーロ高。

 日銀の金融政策決定会合での政策金利据え置きを受け、改めて内外の金利差が意識され、金利の低い円で資金を調達しユーロなどの高金利通貨で運用する「円キャリー取引」が活発化。円は、英ポンドやオーストラリアドルに対しても売られる全面安の展開となった。

 円は対ドルでも続落。午前11時現在、1ドル=122円46-47銭と前日比41銭の円安・ドル高。ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3781-3782ドル(前日1.3785-3786ドル)。

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