Wednesday, May 05, 2010

オフの過ごし方

昨日は独仏勉強会。ドイツが専門のgさんとフランス系の私が、お互いに「今読みたい独仏語の哲学テクスト」を訳してきて、相手に正してもらうというもの。y君の勉強会も組み合わせて、全部で5時間の長丁場。切磋琢磨とはまさにこのこと。

事情なんて誰にでもある。大切なのは、いかに勉強の場を確保し続けられるか。
言い訳はいい。目指す場所がある。



とうとう阪神・金本選手の連続試合フルイニング出場がストップした。
チームのことを考えれば、もっと早くにストップさせるべきだったと思うが、
個人の成績としては本当に凄いことだ。

■マイナスのイメージを消して試合に臨む

豊富な練習量が金本の連続試合フルイニング出場を支えている
豊富な練習量が金本の連続試合フルイニング出場を支えている【写真は共同】

――連続試合フルイニング出場を続けられるのはなぜでしょうか

 見ていて思うのは、イチローも同じなんですけどルーティン(毎日繰り返す練習)を大事にしていますね。金本の場合は試合前にストレッチをしないんですよ。野球選手は体に不安があると試合前にトレーナーにマッサージをしてもらったり、ストレッチを入念にしたりするんですが、金本はどこかに不安がある状態で練習と試合に臨みたくないから、準備運動はしますけど、特別なことはしないんです。
 また、ベテランは試合前の練習を軽めにすることが多いんですが、そこでも金本はしっかり練習します。「不安があるから練習しない」ということがイヤなんです。とにかくマイナスのイメージを消して試合に臨む姿が印象的ですね。

 野球選手としては本当に独特だと思います。自分が決めて信じたことを、とことん頑張れる選手なんです。トレーニングでいい方法があると聞けば積極的に試しますし、ほかの人の意見も聞きますが、自分に合わないと思えばすぐにやめます。
 シーズンオフもほとんどの野球選手はリラックスして、心と体を休めるんですが、金本はトレーニング中心に日程を組みますからね。ゴルフもしませんし、自宅にいながらダラダラすることがないんですよ。休むと決めたら海外や温泉に行って、しっかり療養することに集中するんですけど、オフをなんとなく過ごして、誘われたからお酒を飲んで……という生活はしていないですね。

■努力を続ける精神力と、厳しい練習に耐えられる体力があった

――東北福祉大時代からの付き合いになりますが、当時の印象は

 大学に入ってきたときは線が細い選手でしたね。スピードやリストの強さは感じましたけど、特別なセンスがある選手ではありませんでした。
 僕は金本の2年先輩で同部屋だったんですけど、金本は当時からホームランにこだわりがあったので、そこに向けて一生懸命練習をしたり、ウェートトレーニ ングをしていましたね。下級生はいろいろ雑用もあるんですが、毎晩部屋でも筋トレをして、時間があると屋上で素振りをしていました。目標に向かって努力を続ける精神力と、厳しい練習に耐えられる体力がありましたね。

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