Saturday, August 22, 2015

WINC9月例会《死者たちについて/とともに出来事の文学を論じる》@東京外国語大学

WINCから情報をいただきましたので、告知致します。

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さて、次回例会は、9月26日土曜日を予定しています。

村上陽子さんの、学位論文をもとにした真っ赤な装丁の新著、
『出来事の残響 原爆文学と沖縄文学』が反響を呼んでいますが、
今回は《死者たちについて/とともに文学を論じる》
と題してこの話題作を取り上げてみます。

この本には、序章、終章とともに、12本の強い強度の論文が収められています。
第九章にあたるものは、以前のWINC例会での報告から生まれたものですから、
これだけでも、課題とさせていただく因縁があると受け止めました

提題者にも期待してください。

おひとりは、一昨年の『思想』3月号に
「他者は、他者と出会えるのか-- 「大東亜文学者大会」の植民地人たち、
その発話・変形・残余」という論文を発表され、最近アメリカから戻られたばか りの
申知瑛(シンジョン)さんにお願いしま した。

もうひとりは、昨年『喪の領域--中上健次・作品研究』を上梓され、
その一年後のこの四月から亜細亜大学の専任になられた浅野麗さんです。

もちろん、村上陽子さんは、
お二人の提題者に対する応答者として控えていてくださいます。

具体的には次のような形の例会になります。

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《死者たちについて/とともに出来事の文学を論じる》


■ 日時 2015年9月26日 土曜日 午後2時から

■ 場所 東京外国語大学 研究講義棟4階     
           海外事情研究所 会議室427
 
※ 東京外国語大学の住所は「府中市朝日町3-11-1」です。   
西武多摩川線(中央線武蔵境駅にてのりかえ)多磨駅 下車徒歩4分     
あるいは、京王線 飛田給駅下車北口からの循環バスで5分、  
「東京外国語大学前」下車です。      

東京外国語大学のホームページ上の案内図を参考にしてください。
URLは、http://www.tufs.ac.jp/access/  です。

■ 課題 村上陽子『出来事の残響 原爆文学と沖縄文学』
             (インパクト出版会、2015年、2400円)

■ 提題者 申知瑛さん(津田塾大学非常勤講師、文学研究)
       浅野 麗さん(亜細亜大学講師、文学/日本文学)
     

ぜひお誘い合わせのうえ、ご参集ください。

 (WINC運営委員会)

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