Friday, September 11, 2009

ルーキーイヤー

ちゃんとしたブレイクを入れなければと思いつつも、じりじりと仕事を進めている。塵のように降り積もっていく、大学の仕事を一つ一つ片付けていく。会議、書類、研修会、書類、訪れる学生の話を聞く、書類。その合間に、シンポ準備、授業準備を進め、論文の校正をし…と要するに、ごく標準的な大学教員の生活を送っている。

自分が特別に忙しいと思っているわけではまったくないし、他の人と忙しさ競争をするつもりもない。そういうことではないのだ。ただ、大学のペースに乗って行けない自分が歯がゆいだけである。

前にも書いたが、高卒ルーキーのような気持だ。高校球児だった頃は、プロでも通用するかもと思っていたが、いざプロの世界に入ってみると、技術以前に、基礎体力が決定的に足りないと判明した、というような。

土日は学会、研究会で東京に行く。息抜きになるだろうか、いっそう消耗するだろうか。

月曜から後期が始まる。国際シンポジウムあり、ワークショップあり、講演会ありの十月には一週間休講する。代償は大きい。長丁場をうまくやりおおせるだろうか。

No comments: