4月9日、現代フランス政治哲学読書会@本郷。東京にいた頃は毎回出席していたが、福岡に来てから初の参加(たぶん)。
宇野重規先生による、ピエール・マナン『政治哲学入門講義』(Pierre Manent, Cours familier de philosophie politique)紹介。はっきり言って、日本でこの手の話を聴けるほぼ唯一の場ではないかと思う。宇野重規先生が五月から研究留学でイギリスへ一年行かれるとのことで、読書会後は、歓送会。
ちなみに来年、このグループの何人かで、白水社から政治と宗教をめぐる論文集を出す予定。「19世紀フランス思想史における社会統合」をテーマにして宗教を扱うことが決まっている。
私はまったくの門前の小僧なのだが、終章で「宗教的なものの行方」と題して執筆するらしい。「できればそれまでの諸論文の内容を受けるかたちで19世紀宗教思想を簡単に(?)概観したうえで20世紀あるいは今後の「宗教的なもの」について論じていただくというかなり大胆なもの」を希望されている。うーむ、まあ自分に対するチャレンジですね…。
No comments:
Post a Comment