本当は一つ一つ丁寧にご紹介したいのですが、余裕がなくて、すみません。
原大地『牧神の午後――マラルメを読もう』、慶應義塾大学教養研究センター選書、2011年5月。
金森修・近藤和敬(かずのり)・森元斎(もとなお)責任編集『VOL 05 特集:エピステモロジー――知の未来のために』、2011年6月。
宇野重規・伊達聖伸・髙山裕二編『社会統合と宗教的なもの――19世紀フランスの経験』、白水社、2011年7月。
『ヴァレリー集成III 〈詩学〉の探究』、田上竜也・森本淳生編訳、筑摩書房、2011年8月。
どれも、率直に言ってすごいお仕事ばかりです。最初のにしても「入門書」とあなどるなかれ。真の学識というのはこういう形でも現れるのですね。二冊目・三冊目は、それぞれ渋い企画を実現させています。私は流行物などよりとても好きです。最後の一冊も力業。訳注一つに研鑚が現れています。
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