Saturday, September 14, 2013

9/27 上野千鶴子×竹井隆人 「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」

WINCより情報をいただきました。

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今回はみなさんに、9月27日金曜日に立命館大学にておこなわれる予定の公開対談、《上野千鶴子(社会学者)×竹井隆人(政治学者)「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」》についてのご案内をお送りいたします。

この公開対談は、竹井隆人さんのご著書『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう――シャッター通りから原発までを哲学する』(平凡社,2013)の刊行を記念しておこなわれます。

場所は、立命館大学の衣笠学舎、日時は、9月27日(金)の19時30分から21時までです。

詳細は、以下の通りです。

*********以下、転送内容です******************

---------------------------以下転送歓迎--------------------------------


 公開対談のご案内

【題名】竹井隆人著『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』(平凡社刊)
        刊行記念公開対談
        上野千鶴子(社会学者)×竹井隆人(政治学者)
       「〈仲良し=コミュニティ〉を問い直す」

【日時】2013年9月27日(金)19時半~21時

【場所】立命館大学(衣笠学舎)創思館303&304教室(3階)
http://www.ritsumei.jp/accessmap/index_j.html

【主催】立命館大学先端総合学術研究科

【共催】株式会社平凡社、週刊読書人

【登壇者】上野千鶴子先生、竹井隆人先生

【司会】明石健五(『週刊読書人』編集者)

【内容】『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』は、〈まちづくり〉に従事
してきた竹井隆人氏ならではの、デモクラシーから始める〈まちづくり〉考である。
〈まちづくり〉とは、ほぼ例外なくハード面での整備、たとえば高層ビルディングと
いう大規模で堅牢な建築物を新造または建て替えることをその成果とし、それで「終
わってしまう」ことがほとんどだが、そもそも〈まちづくり〉とは一過性のものでは
なく、日頃から人びとが主体となって、共同してその“まち”を運営し、維持してい
こうとする意欲と営為の継続(つまりデモクラシー)を指すのではないのかと問う。
竹井氏のこうした問いかけは、〈まちづくり〉のみならず、混迷する政治状況に直面
している私たち国民全員に問いかけてられている。これは“まち”だけの問題ではな
いのだ。国家や地方自治体といった、より大きな人びとが居住することを基点とす
る、あらゆる社会にとっても同様のはずだ。本書はそうした考えのもとに、昨今の東
日本大震災において露呈した原子力ムラの存在から、シャッター通り商店街や騒音お
ばさんまで、今日的な問題を例にとり、デモクラシー不在の日本社会の問題を問い直
す試みである。
対談者の上野千鶴子氏は、そんな日本社会における欺瞞の多くをあばいてきた。『家
族を容れるハコ』では、住宅問題にも提起をし、『脱学校化社会』では学校制度にも
的確な指摘をしている。私たちが見失いがちな、「仲良し=コミュニティ」によって
隠されている、似非正義のなかにひそむ真実を、上野氏はいつも見事に見抜いてくれ
る。
そんな二人の対談は、これからの未来を作る学生にとっても非常に刺激的で有益なも
のになると確信している。

【プロフィール】
竹井 隆人(たけい たかひと)
政治学者・㈱都市ガバナンス研究所代表 http://www.toshi-governance.co.jp/
1968年京都市生まれ。現在東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(政治専
攻)。政治学者。ながらく政府系金融機関にて〈まちづくり〉の最前線で従事する傍
ら、研究活動に邁進。これまで学習院大学法学部非常勤講師、立命館大学政策科学部
非常勤講師、日本政治学会年報委員等を歴任。
単著に『デモクラシーから〈まちづくり〉を始めよう』『集合住宅と日本人』(とも
に平凡社)、『社会をつくる自由』(ちくま新書)、『集合住宅デモクラシー』(世界
思想社)。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)、『都市と土地利用』(日本評論
社)など。訳書にベンジャミン・バーバー『ストロング・デモクラシー』(日本経済
評論社)、エヴァン・マッケンジー『プライベートピア』(世界思想社・共訳)、エド
ワード・ブレークリー&メーリー・スナイダー『ゲーテッド・コミュニティ』(集文
社)などがある。

上野 千鶴子(うえの ちづこ)
社会学者・立命館大学特別招聘教授・東京大学名誉教授・日本学術会議会員・認定
NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長 http://wan.or.jp/
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了、平安女学院短期大学助教
授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究セン
ター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学
客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月
まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月からNPO法人ウィメンズアク
ションネットワーク(WAN)理事長。
専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひ
とり。近年は高齢者の介護問題に関わっている。
1994年『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞を受賞。『上野千
鶴子が文学を社会学する』(朝日新聞社)、『差異の政治学』『生き延びるための思
想』(岩波書店)、『当事者主権』(中西正司と共著、岩波新書)、『家族を容れる
ハコ 家族を超えるハコ』(平凡社)、『老いる準備』(学陽書房)、『おひとりさ
まの老後』『男おひとりさま道』(法研)、『ひとりの午後に』(NHK出版)、『女
ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『ナショナリズムとジェ
ンダー』『生き延びるための思想』(岩波現代文庫)、『快楽上等』(幻冬舎)、
『みんな「おひとりさま」』(青灯社)、『上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとり
で家で死ねますか?』『身の下相談にお答えします』(朝日新聞出版)など著書多
数。新刊に『<おんなの思想> 私たちはあなたを忘れない』(集英社インターナ
ショナル)、『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)。2012年度朝日賞受賞。

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