三浦信孝先生より以下のご案内をいただきましたので、こちらでも告知させていただきます。
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島薗進講演会「日本国憲法と国家神道 揺れる政教分離」
4月27日(木)18時30分〜20時30分 日仏会館ホール
森友学園問題に蓋をして共謀罪の法制化をはかる安倍政権は、高ま る北朝鮮の脅威が神風となって国民からの高い支持率を維持してい ます。天皇の生前退位問題に決着をつけたあとは、いよいよ本丸の 憲法改正に着手するでしょう。
日仏会館では2013年から毎年4月に憲法講演会を行っています 。トップバッターは 2年後に自民党の参考人でありながら国会で「安保法制は違憲」 と証言して市民の反対運動に火をつけた憲法学の長谷部康男氏でし た。
今年は来週、宗教学の島薗進氏が「日本国憲法と国家神道 揺れる政教分離」と題して講演します。
森友学園問題では、幼稚園児に「教育勅語」を暗唱させるような復 古的教育方針に賛同し「安倍からです」といって100万円寄付し たとされる首相夫人が疑惑の焦点になりました。日本国憲法に忠実 に「象徴天皇」としてのあり方に腐心してこられた今上天皇は、国 家神道の復活を望んでおられるとは思われませんが、 宮中祭祀の任務はないがしろにはしていないはずです。
『国家神道と日本人』(岩波新書)や『近代天皇論、「神聖」か「 象徴」か』(集英社新書)などで知られる島薗進氏の憲法講演会に ぜひお出かけくださるようご案内いたします。
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