著書・翻訳書
①平井靖史・藤田尚志・安孫子信編『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する――現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続』、書肆心水、2016年11月。共著、担当部分:「はじめに」(5-8頁)、コラム「ベルクソンの未来――『物質と記憶』から『創造的進化』へ、そして……」(101-104頁)。
②Shin Abiko, Hisashi Fujita, Yasuhiko Sugimura (éds.), Considérations inactuelles. Bergson et la philosophie
française du XIXe siècle, Georg Olms Verlag, coll. "Europaea
Memoria", septembre 2017, 318 pages. Avant-propos, p. 5.
③平井靖史・藤田尚志・安孫子信編『ベルクソン『物質と記憶』を診断する――時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開』、書肆心水、2017年10月。共著、担当部分:コラム「永いあいだ客として遇されてきた異邦人――リキエによるベルクソン的カント主義解釈をめぐって」(59-82頁)、論文「記憶の場所の論理――『物質と記憶』における超図式論と憑在論」(83-98頁)。
④岩野卓司編『共にあることの哲学と現実――家族・社会・文学・政治(フランス現代思想が問う〈共同体の危険と希望〉2
実践・状況編)』、書肆心水、2017年11月30日。共著、担当部分:論文「現代社会における愛・性・家族のゆくえ――ドゥルーズの「分人」概念から出発して」(37-81頁)
⑤Shin Abiko, Hisashi Fujita, Yasuhiko Sugimura (éds.), Mécanique et mystique. Sur le quatrième chapitre des Deux Sources de la morale et de la religion de Bergson, Georg Olms Verlag, coll.
"Europaea Memoria", mars 2018, 280 pages. Avant-propos, p. 5 et article
« Au milieu du chemin. Au milieu du chemin. La double frénésie et la
politique », pp. 36-52.
⑥平井靖史・藤田尚志・安孫子信編『ベルクソン『物質と記憶』を再起動する――拡張ベルクソン主義の諸展望』、書肆心水、2018年12月。共著、担当部分:「最後の言葉――夢のような、まだ夢のような(あとがきに代えて)」(395-399頁)。
⑦翻訳:アンリ・ベルクソン『コレージュ・ド・フランス講義 1902-1903年度 時間観念の歴史』(平井靖史・岡嶋隆佑・木山裕登との共訳、書肆心水、2019年6月)。
論文
①“Bergson(-ism) Remembered: A Roundtable”, Journal of French and
Francophone Philosophy - Revue de la philosophie française et de langue
française, Vol XXIV, No 2 (2016), p. 221-258.(対談・依頼論文・共著)Curated by Mark William
Westmoreland with Brien Karas (Villanova University, USA) Featuring Jimena
Canales (University of Illinois-UC, USA), Stephen Crocker (Memorial University
of Newfoundland, Canada), Charlotte De Mille (The Courtauld Gallery, UK),
Souleymane Bachir Diagne (Columbia University, USA), Michael Foley (University
of Westminster, UK), Hisashi Fujita (Kyushu Sangyo University, Japan), Suzanne
Guerlac (University of California, Berkeley, USA), Melissa McMahon (Independent
Scholar, Australia), Paulina Ochoa Espejo (Haverford College, USA), and
Frédéric Worms (L’École Normale Supérieure, France)
②「ベルクソンからハイデガーへ――リズムと場所(内在的感性論と内在的論理学)」『西日本哲学年報』第25号(2017年10月)、117-139頁。(シンポジウム依頼論文)
③“L'immatérialisme de Macherey”, Bulletin de la section française
faculté des lettres Université Rikkyo, N° 48, 23 mars 2019, pp. 43-58.「マシュレの非唯物論」(シンポジウム依頼論文)『立教大学フランス文学』第48号、2019年3月、43-58頁。
④「家族の時間──是枝裕和の近年の幾つかの作品における「分人」的モチーフ」、『社藝堂』第6号、2019年、66-86頁。査読有。
⑤「家族の脱構築――ヘーゲル、デリダ、バトラーによる『アンチゴネー』読解から出発して」ジェンダー対話シリーズ第7回(中)、けいそうビブリオフィル、2019年12月19日に公開(2016年11月18日の発表を文字起こしし、加筆修正したもの)。論文(ウェブ媒体)
⑥「知的誘惑装置としての大学――講演会へのイントロダクション」(第28回国際文化学会報告:河野真太郎「戦う姫、働く少女の生きる道――ワークフェア・愛情搾取・コミュ力」へのイントロダクションとして)、『九州産業大学国際文化学部紀要』第73・74合併号、2019年、71-72頁。
⑦「知的Gymnasticsの場としてのゼミ――第二部「河野先生との語らい」の紹介」(第28回国際文化学会報告:河野真太郎「戦う姫、働く少女の生きる道――ワークフェア・愛情搾取・コミュ力」の結びとして)、『九州産業大学国際文化学部紀要』第73・74合併号、2019年、96-97頁。
研究発表
① 「18世紀フランス文学における結婚の形而上学とその脱構築――レチフの場合(ルソーとサドの間で)」日本フランス語フランス文学会2016年度秋季大会ワークショップ5《レチフ・ド・ラ・ブルトンヌを読む――記憶・系譜・道徳》(2016年10月23日(土)13:00-15:00@東北大・文科系総合講義棟202)
②「ベルクソンの未来――『物質と記憶』における場所の論理・超図式論・憑在論」、PBJ第8回国際シンポジウム≪『物質と記憶』を診断する――ベルクソンと脳・時間・記憶の諸問題≫第三日〈記憶と未来〉セッション2(2016年11月13日(日)15:20-17:20@大阪大学・吹田キャンパス・人間科学部本館5階51教室)
③「家族の脱構築――ヘーゲル、デリダ、バトラーによるアンティゴネー読解から出発して」、第23回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)《家族の「きずな」を哲学する――私たちをつなぐものはどこにある?》(2016年11月18日(金)16:30-20:00@新潟大学・五十嵐キャンパス・総合教育研究棟 D棟大会議室)
④「ハイデガーからベルクソンへ――伸張(Dehnung)と振動(Schwung)」、西日本哲学会第62回大会シンポジウム《ハイデガーとベルクソン――生の哲学再考》(2016年12月4日(日)13:30-15:30@熊本学園大学)
⑤「家族の時間――是枝裕和作品における「分人」的モチーフ」、國立臺灣大學藝術史研究所主催・國際學術工作研討會 「近代・神話・共同體:臺灣與日本」(2017年2月17日(金)@台湾新竹県豐郷徐氏家廟会議室)
⑥「家族の時間――是枝裕和の近年の作品における「分人」的モチーフ」、シンポジウム「ネット文化のなかの台湾と日本――オリジナリティー再考」(2017年7月23日(日)@京都工芸繊維大学60周年記念館1階大ホール)
⑦「西洋哲学の起源と愛・性・家族の未来――プラトン『饗宴』を読み直す」、「考える」ことを楽しむ哲学入門講座2017 入門講座①トーク「結婚に愛は必要か?」(13:30-15:00)+哲学カフェ(15:15-16:30)(2017年11月12日(日)@石川県西田幾多郎記念哲学館・哲学ホール→展望ラウンジ)
⑧「レチフ的ユートピアにおける結婚――『南半球の発見』を中心に」、ワークショップ「変愛のフランス文学」、(2017年12月9日(土)@西南学院大学)
⑨« Le Nouveau Monde amoureux et l’avenir du mariage :
Fourier avec Bergson et Deleuze »(『愛の新世界』と結婚の未来――フーリエ、ベルクソン、ドゥルーズ)、Colloque « Fourier ! Fourier ! Deux journées avec Charles
Fourier », 国際シンポジウム「シャルル・フーリエ研究集会」(2018年3月28日(水)@一橋大学西キャンパス附属図書館会議室)
⑩« L'immatérialisme de
Macherey »(マシュレの非唯物論), Demi-Journée d'études : Flaubert, Spinoza, Bergson - Littérature
et philosophie dans la France du XIXe siècle.公開シンポジウム「フローベール、スピノザ、ベルクソン――19世紀フランス文学と哲学」(2018年5月12日(土)@立教大学池袋キャンパス11号館A301教室)
⑪「性的モノ化をバケモノ化する」、第12回文芸共和国の会:市民参加型シンポジウム「生が、性が、モノモノしい」(2018年12月1日(日)12:00~18:00 @鹿児島大学法文学部1号館102号室 )
⑫「ベルクソン的人格概念の再検討――リキエ『ベルクソンの考古学』から出発して」、PBJ-DI分析系分科会(2019年08月03日(土)15:00~19:00 @福岡大学2号館4階24J教室)
⑬「或る生」の哲学とは何か?――秋保亘『スピノザ 力の存在論と生の哲学』(法政大学出版局、2019年)を読む
スピノザ協会 第69回研究会 秋保亘『スピノザ 力の存在論と生の哲学』合評会(2019年09月08日(日)15:00~19:00 @東京大学・本郷キャンパス 国際学術総合研究棟1階・文学部三番大教室)(口頭発表②、2019-2020年度)
⑭“The range of the voice: Towards
a Bergsonian theory of Personality”, "Remembering: Analytic and
Bergsonian Perspectives" (Franco-Japanese workshop)(Monday 28 October 2019, Center for Philosophy of Memory,
Université Grenoble Alpes)
⑮« Coup de sonde, coup de génie : PBJ
(Projet Bergson au Japon), traduction japonaise, quelques reflections sur le
cours », "Bergson : L’événement des cours au Collège de
France" Journée d’étude organisée par la Société des amis de Bergson. (Vendredi
29 novembre 2019, Salle 2, Collège de France)
⑯「ベルクソン的「可能性の条件」とは何か? 岡嶋隆佑「自由行為の哲学――初期ベルクソン哲学における時間と空間――」を読む」、三田哲学会シンポジウム「ベルクソンと自由――時間・空間から自由へ」(2020年01月17日(金)19:30~21:00 @慶應義塾大学(三田キャンパス)第一校舎 101 番教室)
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