大学的に言えば、センター試験や後期試験の監督、試験答案(哲学は記述試験なので大変…)、論文やレポートの採点、成績評価がようやく終わると、今度は入学試験と来年度のシラバス入力(つまり授業準備の開始)。学生や教員、職員が絶え間なく相談や雑談に訪れる――大学教員は、平常業務の一端として、心理カウンセラー的役割を担わされつつある。
その間にも、
・3/27初めて自分の科研でやる国際シンポの準備。「準備」という、この何でもない一言に込められた大変さはたぶんまったく伝えられない。
・科研の予算執行(スタートアップは10月に下りるので開始が遅いのである。3月末にシンポをやるので、現在慎重かつ徹底的に事前準備しているところ)
・4/1エラスムスの準備
・3/24シモンドン・シンポ準備
・3/19『哲学の権利』@福岡(上映会の交渉・準備)
・2/26のゴーシェ合評会の準備
・締め切りに追われる論文7本以上…。他にも、義理立ての通訳とか、若手とのネットワーク作りとか、読書会とか、ちょっと忙しすぎ、気分が塞ぎます(もっと忙しい人々がいるのは分かっていますが…)。でも、やり抜かねばならない。
頂いた本のご紹介もできないまま…。12月中頃だったか、イタリアの友人が処女作を送ってくれた。博論かと思ったら、そうではないらしい。
Caterina Zanfi, Bergson, la tecnica, la guerra. Una rilettura delle Due fonti, Bologna : Bononia University Press, ottobre 2009.
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