Monday, January 11, 2010

セカンド・エフォート

今から十数年前、まだ大学生だった頃、自大のアメフトが強く、応援に行ったりもした。そんなわけで、1月3日はテレビの前にいれば「ライスボウル」を観ることにしている。今年は関大vs鹿島。関大のQBは最初凄い緊張の中でもニコニコしていて感心したが、徐々に劣勢になって来て、笑顔が影を潜め、終わった後は泣いていた。三ヶ月後の春にはその鹿島に入社する(とテレビで言っていたように思う)というのに、である。一回一回の勝負に全力を傾けるすがすがしさ。なくなってきた気がする。

毎年、年初の目標は相も変わらず「今を悔いなく生きる」なのだが、自分のダメさ加減が身にしみてきた今年は「セカンド・エフォート」を目標にしたい。
セカンド・エフォート エフォートは努力の意。ボール・キャリアーがタックルをされた後、スピン(回転)や体を伸ばして1mmでもゲインしようと努力する行為を指す。スーパーや グレートと呼ばれている選手は、このセカンド・エフォートを大切に考えている。この行為によりチームの意気が盛り上がることはもちろんのこと、1stダウ ンの更新確率が上がることは間違いない。強豪と呼ばれているチームほど、セカンド・エフォートの大切さを知っている。アメフト用語辞典より
 
といっても、アメフトを観たことのない人には分からないと思うので、映像をどうぞ。簡単に言えば、何度ぶつかられても倒れず、身をかわしたり、回転しながら倒れたりしながら、1ミリでも前に進むこと、ですね。基本的な身体能力が低い(足が遅い)、味方のブロックが潰されている(援護射撃が期待できない)、あるいは相手のオフェンスがいい(自分を取り巻く環境に負けそう)場合、最初のランではヤードを稼げない。それでも前に進むためにはどうすればいいか。去年の終わりごろから考え始め、今少しずつ実行に移しています。

もう時期を完全に逸してしまいましたが、本年もよろしくお願い致します。

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