Jean-Pierre Le Goffの講演会、各地で行なわれるようなので、ぜひご参加ください。以下参考までに、三浦先生のメールを引用させていただきます。
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皆さま、三浦信孝です。
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皆さま、三浦信孝です。
きのうの日仏会館でのJean-Pierre Le Goff のセミナー La Gauche a i'epreuve 1968-2011 (…)。
オランド政権の成立にもかかわらず、フランスの「左」 がいかに空洞化しているかを、歴史的に分析したもので、ぼくのように「1968年5月」が「1981年5月」 を生んだフランスをうらやましく思ってきたものには、 ちょっとショックな内容でした。1968年の学生の叛乱はあったが、 1981年5月に匹敵する政権交代はなく、「55年体制」 が崩壊して20年しないうちに圧倒的自民党支配が復活した日本よりフランスはまだましだ とは思っていますが。以下のサイトにきのうの講演とほぼ同じ内容を読むことができます 。
Le Goff自身は68年世代ですが、 そのあと右に転向して左を批判するというよくあるパタンではあり ません。Gauchisme cullturel (ぼくのいうgauche caviar)を批判し、 DSK事件に象徴される社会党のモラル面での解体もよく説明
しています。
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