上方落語の本格派として活躍していた落語家の笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう、本名・高田敏信=たかだ・としのぶ)さんが30日、死去した。62歳。肝臓がんのため闘病中だった。
1969年、六代目笑福亭松鶴(しょかく)に入門し鶴三(かくざ)を名乗る。早くから実力を発揮し、松鶴は「笑福亭の噺(はなし)を一番うまいこと受け継ぐ」とその芸を認めていた。86年の松鶴死去の翌年、六代目松喬を襲名。
2011年12月には大阪・ABCホールで6日連続の落語会「ひとり舞台ファイナル」を成功させた。この終了後に、肝臓がんが見つかり入院。昨年4月に復帰したが、今年6月に緊急入院していた。
No comments:
Post a Comment