Monday, March 20, 2017

2017年3月中旬

2017年3月中旬(3月11~20日)
達成目標
①大学改革論再校ゲラ校正(すぐ)
②連載(3月15日)
③某翻訳第二講後半(3月25日)

④某誌レチフ論文ブラッシュアップ(3月末)
⑤某学会論文査読3本(3月末)
2013アクト論文(3月末)

⑦某学会論文査読2本(4月14日)
⑧某ベルクソン論集:コラム執筆(4月末)
⑨レチフ別論文執筆(3月末)➡延期
某ベルクソンWS@米・メンフィスの予稿(2018年秋に延期)

予定と実際

3月1日(水) 月村辰雄先生最終講義+退官記念パーティ

3月2日(木) 帰福➡もうダメ。コラム断念、アクト序文断念し、徹夜で論文バージョンアップ。

3月3日(金) 10:30-20:30 翌週の企業訪問のために訪問企業十数社とのアポイントを取る。初めての作業で大変時間がかかる。➡徹夜で共同体論バージョンアップ

3月4日(土) 徹夜でバージョンアップ➡ひとまず脱稿

3月5日(日) 疲れて寝てしまう。

3月6日(月)
09:00- 企業訪問のため、アポをとる
10:50-11:45 名刺交換会第一日
13:00-14:15 再びアポ取り
14:15-14:45 O先生に先週の第1回 国際文化学科カリキュラム検討委員会(仮称)のティーチインを受ける。
14:45- ふたたびアポ取り
★上野修・米虫正巳・近藤和敬編『主体の論理・概念の論理――20世紀フランスのエピステモロジーとスピノザ主義』、以文社、2017年2月25日。
をご恵投いただきました。アルチュセール、ラカン、カンギレム等を入口に、概念の次元では、カヴァイエスやヴィユマン、主体の次元では、ミレールやバディウ、ドゥサンティ、生の次元では、ゲル―などに関する、20世紀フランス哲学史・エピステモロジー研究の掘り起こし・基礎研究にもつながる重要な論考が有機的に配置されていて、3年間の充実した研究活動が推察されました。これからじっくりと拝読させていただきます。これまで上野先生のご研究は単著を通じて拝読してまいりましたが、グループでのご研究は、これまでとはまた違うインパクトをもって迫ってまいりました。また、坂本さんから何度か『分析手帖』に関するご研究のことを伺っておりましたが、このような形で結実するとは。私も複数の関心を抱いている研究者として、今後どのような方向に向かわれるのか楽しみでなりません。


3月7日(火)
10:50-11:45 名刺交換会第二日
13:00-14:30 第2回 国際文化学科カリキュラム検討委員会(仮称
14:30- 第12回 大学院研究科委員会
★重要書類作成

3月8日(水)
10:50-13:00 学内最重要業務
14:05-16:00 上京
17:00-17:30 品川(株)近鉄エクスプレス様訪問
18:00-18:30 三田(株)ダイヤモンドダイニング様訪問

3月9日(木)
09:00-09:40 大崎(株)マリンフーズ様訪問
10:00-10:40 大崎(株)日本トーカンパッケージ様訪問
11:00-11:40 品川(株)ゼンショーホールディングス様訪問
12:00-12:40 品川(株)大東建託様訪問
14:00-14:40 新宿(株)伊藤園様訪問
15:00-15:40 赤坂見附(株)綜合警備保障様訪問
16:00-16:40 赤坂見附(株)エイブル様訪問
17:00-17:40 新橋(株)フォーシーズ様訪問
19:15-22:00 レチフ論集打ち合わせ

3月10日(金)
09:00-09:30 新木場(株)ぎょうせい様訪問
10:00-10:30 秋葉原(株)農協観光様訪問

14:30-18:00 セックス哲学懇話会
場所:神田駅前センタービル4F 神田駅前ホール
東京都千代田区鍛冶町2-7-3
http://www.kaigi-room.com/build/access/c002320.php
相澤伸依(東京経済大学)「フランスの避妊・中絶解放運動概観」
藤田尚志(九州産業大学)「分人主義における性と経済」
石井良輔(帝京大学)「帝京大学経済学部「入門ミクロ経済学」での実践例から」

3月11日(土) 帰福
3月12日(日) 翻訳第二講前半終了

3月13日(月) 大学論再校ゲラ
★森元斎さん『アナキズム入門』(ちくま新書、2017年3月10日)
森さんからご恵投いただきました。誠にありがとうございます。今まで以上に生き生きとした筆致でぐいぐい読ませる手法は、帯の栗原さんもそうだけど、さすがアナキストですね。中身はかなり良心的できちんと歴史を辿っている教科書で、しっかり勉強もできる。「使命感に駆られて書いた」良書「いつも心に革命を」に共鳴できるひとがいつもいると思います。

『理想』特集:九鬼周造(No.698、2017年3月5日)
福大の宮野さんよりご恵投いただきました。誠にありがとうございます。最後の一文「九鬼哲学を全体として見たとき、寂しさや諦めといった喪失の感覚が色濃く漂っていることに気づく。・・・喪失のうえに、実存は成立し、この私として生きていく」は非常に重く、しかし実に哲学的だと思いました。「無力な超力」は大学論を考えるにあたっても、結婚論を考えるにあたっても、鍵となる概念である気がします。私もまさに考えたい概念です。

3月14日(火)反大学改革論ゲラ再校

3月15日(水)カリキュラム検討作業部会第2回。
★杉本隆司さんより、ご高著『民衆と司祭の社会学――近代フランス〈異教〉思想史』(白水社、2017年3月15日)をご恵投いただき、誠にありがとうございました。とうとう、これまでのご研究の(もちろんご本人的には、ひとまずの、でしょうが)集大成が出ましたね。フクシマの問題から解き起こすあたり、いかにも杉本さんらしいなと共感しつつ読み進めると、18世紀末から19世紀にかけての、宗教・科学・政治・経済そして思想・哲学が複雑に絡み合う時代状況、「何を信じてよいか分からない状況で社会全体が信ずべき根拠はどこにあるのか、という社会的な信頼の在りかの問題」(8頁)と通底していることが見えてくる。宗教と政治の錯綜した関係に目を向ける、とりわけ社会学思想の形成の土壌として、実証精神や合理主義の思想的系譜だけでなく、18世紀啓蒙期からすでに胎動していた「世俗的な宗教性の系譜」をも重視しようとする姿勢は、きわめて独創的であり、ド・ブロスの翻訳・フェティシズム研究と相まって、杉本さんのご研究の真価でもあると感じました。こうして一冊にまとめられると凄味があり、本物だなと感じます。 

3月16日(木)S先生のご退官送別会。

3月17日(金)反大学改革論ゲラ再校

3月18日(土)日仏哲学会@立命館

3月19日(日)ベルクソン哲学研究会@京大➡帰福。電車の中でも反大学改革論の作業、帰ってからも徹夜。なんとか終わらせないと…。

3月20日(月)今日も一日、ゲラ校正作業。

No comments: