Tuesday, July 14, 2009

大切なこと

若い世代の育成、自分自身の体力(哲学的な)アップ、ワンプレーワンプレー(哲学的な)の質の高さ。

今は我慢の時。ひとつひとつこなしていく。


ヒディンク監督来日、ユース世代の育成を実践指導

6月23日0時27分配信 スポーツナビ

チェルシーの前監督で、ロシア代表を率いるフース・ヒディンク監督は22日、埼玉スタジアム2002で開催された「ナイキ・コーチング・フォーラム」に登壇し、ユース世代の育成論について熱弁を振るった。 ユース世代を教える指導者を対象とした同イベントで、ヒディンク監督は「重要なのは練習の中で9割はボールとかかわっていること。テクニカルなスキルの習得は14~18歳では遅い。その年齢では完ぺきに近くないといけない。6~13歳までに毎日のようにボールコントロールを教えることが大事」と話した。

 また、クリエーティブな選手の育成については、「プレーを押し付けるのではなく、練習でさまざまなシチュエーションを提供し、その中で選手が試行錯誤して身につけていくもの。監督は介入しすぎてはいけない」と持論を展開。これまで自身が指導した選手の中で、最も発想豊かで直感的な選手としては、PSV時代のロマーリオ、レアル・マドリー時代のミヤトビッチ、そしてオランダ代表を率いていたころのベルカンプの名前を挙げた。

 さらに、ヒディンク監督は2002年のワールドカップ日韓大会で韓国代表を指揮した当時のチーム作りやパク・チソンの成長についてのエピソードを披露。韓国代表に関しては「就任当初、イニシアチブ(主体性)が欠けていると感じた。これは文化的なことかもしれないが、選手はミスを怖れていた。わたしはその否定的な考えを改革し、パフォーマンスを向上させようと思った。時には選手のミスさえ称賛した」と語り、パク・チソンについては「彼はシャイだった。韓国代表でもPSVでも最初は実力を発揮できなかった。しかし、その後話し合うことでポテンシャルを引き出すことができた。彼がチャンピオンズリーグでプレーするような選手に成長したことを誇りに思う」と述べた。

 同イベントでは講演会に続き、ヒディンク監督が実際にユース選手を指導する実技講習が行われた。ヒディンク監督はボールを使ったウォーミングアップからミニゲームまで1時間以上にわたって指導。ファーストタッチ、積極性、1対1の重要性を選手に説いた。


ヒディンク監督、日本に“体力サッカー”のススメ
6月23日7時54分配信 サンケイスポーツ

来日中のロシア代表のフース・ヒディンク監督(62)が22日、埼玉スタジアムでユース指導者に向けた講演と実技講習を行った。02年日韓W杯で韓国をベスト4に導いた名将は「日本は技術的な問題はない」と評価した上で、「最近のサッカーは90分間、走らないといけない」。W杯4強を目標にする岡田ジャパンに“体力サッカー”のススメを説いた。

 韓国時代は長期的な練習プランを立て、回復能力の向上に努めた。「15~20秒で心拍数が元通り回復した。そうなれば相手が疲れ、得点のチャンスは増える」。06年ドイツW杯は豪州を指揮し、初戦の日本戦で3-1の逆転勝ち。「当時の日本はDFとMFの間にかなりスペースがあった。後半に疲れるのは明白だった」。ムダ走りを減らす体力温存も、キーワードになりそうだ。


中沢、4強厳しく感じれば「1次突破も無理」

 1-2の逆転負けを喫した豪州戦は、スタンド観戦。「1プレー1プレーの質の高さが日本と違った。最低、あのレベルという位置付けがわかりやすい相手だった」と分析。岡田監督が掲げるW杯ベスト4へ「何気ないパスを意識してビシッと出すとか、そこから始めないと」と、普段のJリーグから意識の高さを持つ必要性を訴えた。
 「(4強を)厳しく感じる選手も出てくると思うけど、厳しいと言っていたら1次リーグ突破も無理」。W杯予選突破を祝う花束をクラブ職員から受け取っても、厳しい表情は変わらなかった。あと1年。中沢はより高みを見る。(志田健)

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