主研究:ベルクソンを中心とするフランス哲学研究:論文3本
6月に英語の論文集を刊行し(ベルクソンとソレルに関するもの)、12月と1月に日本語の論文集(それぞれ、ベルクソンとレヴィナス、ベルクソンとドゥルーズに関するもの)を刊行した。いずれも共著である。
副研究1:哲学と大学:論文3本
6月にデリダの大学論批判を英語の哲学雑誌に刊行し、12月にフランス語の論文集(ベルクソンの人文学論)、2月に日本語の論文集(ニーチェの教養制度論)を刊行した。いずれも共著である。
副研究2:結婚の形而上学とその脱構築
今年度は、福岡大学や佐賀大学の哲学教員たち、および九産大・福大・九大の学生とともにこの主題に関する研究会を隔月で組織し、研究と教育の一体化を図っている。2013年6月には、南山大学でこの主題に関するシンポジウムを開く予定である。
①A.
Lefebvre and M. White (eds.), Bergson, Politics, and Religion, Duke
University Press, 2012. "Anarchy and Analogy: The Violence of Language in
Bergson and Sorel", p. 126-143.
②"University with
Conditions: A Deconstructive Reading of Derrida's The University without
Condition", Southern Journal of Philosophy (Univ. of Memphis), 50th anniversary Special
Issue: "Continental Philosophy: What and Where Will It Be?", Vol. 50,
no. 2, June 2012, p. 250-272.
③西日本哲学会編『哲学の挑戦』、春風社、2012年11月。共著、担当部分:「記憶を絶したもの――ベルクソンとレヴィナス」、299-343頁。
④Camille
Riquier (éd.), Bergson, Paris : Cerf, coll. "Les Cahiers d'Histoire
de la Philosophie", décembre 2012. Collectif, article "L'Université
manque à sa place dans la philosophie française, ou De la politesse de
Bergson", pp. 223-238.
⑤金森修編『エピステモロジー――20世紀のフランス科学思想史』、慶應義塾大学出版局、2013年1月。共著、担当部分:第5章「生命哲学の岐路――ベルクソンとドゥルーズにおける形而上学・科学・政治」、323-407頁。
⑥西山雄二編『人文学と制度』、未來社、2013年2月。
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