Thursday, June 06, 2013

人生は美しく、そして短い

母国メディアに心境の変化を打ち明ける
レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が母国ポルトガルの『ジョルナル・デ・ノティシアス』のインタビューに応じ、メジャータイトルを獲得できずに終わった今季を振り返っている。

ポルトガル人指揮官はまず、自身の心境の変化を打ち明けている。

「これまで指揮を執った国で、私は合計20タイトルを獲得した。ただ頻繁にタイトルを獲得することを望み、結果成功を収められなかったとしても、それもプロフェッショナルとしてのキャリアの一部だと理解した。よって、私にとって失敗はどんなドラマにもなり得ない。それは進化のための出発点だ」

また現在のサッカー界において、チームを一つにまとめ上げる難しさを説いた。

「チームがグループとして機能することは、日々難しくなっている。人の行儀作法やキャパシティーは低下し、プロフェッショナル精神が失われている状況だ。基本的なモラルの低下が、グループに影響を与えているんだ」

自身に否定的な見解も示してきた、スペインメディアについても触れている。

「プロフェッショナルとしてデビューしてからこれまで、サイクルの始まり、また終わりにネガティブなことは一切話してこなかった。今回もそれは同じであり、スペインのプレスについて話すことはない」

指揮官としてのキャリアを終えた後には、故郷セトゥバルに戻るようだ。

「セトゥバルは私のホームであり、思い出の地だ。セトゥバルからすべてがスタートしたんだよ。私はまだ50歳であり、そこまで先のことを見ることはできない。時間というものが、瞬きをしている間に過ぎ去ることは理解しているがね。私は、ただ幸せでありたい。それだけだ


モウリーニョ監督「今週末にはチェルシーの監督になっている」

SOCCER KING 6月3日(月)13時29分配信
モウリーニョ監督「今週末にはチェルシーの監督になっている」
「今週末にはチェルシーの監督になる」と自身の決意を語ったモウリーニョ監督 [写真]=千葉格
 先日、今シーズン限りでのレアル・マドリード退団が発表され、来シーズンからチェルシーの監督就任が有力視されていたジョゼ・モウリーニョ監督だが、モウリーニョ自身もすでにチェルシー行きへの決意を固めたようだ。スペインのTV組『プント・ペロタ』のインタビューに答え、「今週末にはチェルシーの監督になる」とコメントしている。

レアル・マドリードでのラストマッチとなったリーガ・エスパニョーラ最終節のオサスナ戦を勝利で飾ったモウリーニョ監督は、4年間を過ごし、彼の名声を確固たるものにしたチェルシーへの復帰を決めたようだ。

「3日にロンドンに行って交渉をする。そして週末にはチェルシーの監督になっているだろう。チェルシーの人々は私のことを愛してくれていると感じた。
人生は美しく、そして短い。自分自身にとってどれがベストな選択なのかを考えなければいけないんだ

ペレス会長:「モウリーニョに扉は閉ざさない」

Goal.com 6月3日(月)16時30分配信
ペレス会長:「モウリーニョに扉は閉ざさない」
'Jose Mourinho-Real Madrid'
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、今シーズン限りでチームを去ることになったジョゼ・モウリーニョ監督について、将来的な復帰にも含みを残している。

2010年から3年間マドリーを率いてきたモウリーニョ監督は、今季メジャータイトル無冠に終わり、一部選手たちとの衝突もささやかれる中、円満とは言いがたい形でクラブと袂を分かつことになった。

だがペレス会長は、難しい状況の中で仕事をしてきたモウリーニョ監督への理解を示しつつ、いつの日か彼が復帰する可能性も否定しようとはしていない。スペイン『ABC』に対し、ペレス会長は次のように語った。

「我々のクラブの扉はモウリーニョに対して閉ざされてはいない。人生は非常に長く、未来に何が起こるかは誰にも分からないからだ」

「プレッシャーとともに過ごすのは簡単なことではない。人格批判に近いものになってしまうようなアンフェアな重圧もある。モウリーニョは、ここでのメディアがどういうものであるかを理解しきれないまま、悲しみとともに去っていく。残念なことだと思う」

次期監督についてペレス会長は「経験豊富で、難しいチームを管理できる監督」が必要だとしており、新監督候補だとされる現パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督に関しては、「素晴らしい監督だが、今は別のクラブとの契約がある。我々はそれを尊重している」とコメントするにとどめている。

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