Saturday, September 27, 2014

10/11 柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学 ─ 翻訳としての言語、想起からの歴史』合評会

<言語の可能性を生涯にわたり問い続けたヴァルター・ベンヤミン。その思考は晩年、
歴史を語る言葉の探究として展開していった。言語哲学から歴史哲学へわたる歩みを
「他者に応答する言葉の可能性の解放」という一貫したモチーフで描いた刺激的な
ベンヤミン論を上梓されたばかりの柿木伸之氏をお迎えして合評会を開催します。
「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、ベンヤミン思想の核心に迫ります。>


日  時:2014年10月11日(土)14:00~ ※終了後、懇親会を予定
会  場:西南学院大学 学術研究所 大会議室
対  象:教職員、学生、一般市民
     ※無料、事前申込不要
発  表:柿木伸之(広島市立大学国際学部准教授)
     (コメント)森田 團(西南学院大学国際文化学部准教授)ほか
テキスト:柿木伸之『ベンヤミンの言語哲学 ─ 翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社、2014年)
      森田 團『ベンヤミン―媒質の哲学』(水声社、2011年)

主  催:西南学院大学 学内GP「ことばの力養成講座」
問合せ:田村元彦(法)mtamura@seinan-gu.ac.jp


発表者:柿木伸之 (カキギ ノブユキ)
1970年鹿児島市生まれ。
上智大学文学部哲学科助手等を経て、広島市立大学国際学部准教授。専門領域は、
ヴァルター・ベンヤミンの思想を中心とする近・現代ドイツの哲学および美学。
広島市立大学国際学部では、「共生の哲学」をはじめとする思想関係の講義を担当。
ヒロシマ平和映画祭実行委員会委員、ひろしまオペラ・音楽推進委員会委員、シャリバリ
地下大学学生。
著書)
『共生を哲学する―他者と共に生きるために』(ひろしま女性学研究所、2010年)
編著)
『アメリカ、オキナワ、ヒロシマ―新たな戦争を越えるために』(同上、2010年)
『広島の現在と〈抵抗としての文化〉―政治、芸術、大衆文化』(同上、2011年)
共訳)
クリストフ・メンケ『芸術の至高性―アドルノとデリダによる美的経験』(御茶の水書房、2010年)
Th.W.アドルノ『自律への教育』(中央公論新社、2011年)

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