大学や短大の中途退学や休学の原因として、学費を払えないなど「経済的理由」を挙げる学生が増え、2割を超えたことが25日、文部科学省の調査で分かった。同省は「景気低迷や親の収入格差などで、学費を支払う余裕のある家庭が減っているのでは」と分析しており、無利子奨学金の拡充や、奨学金の返済方法の柔軟化を進める方針。
全国の国公私立の大学、短大、高専1191校のうち1163校が調査に回答。2013年度の在籍学生約299万人のうち、中退者は7万9311人(2.7%)、休学者は6万7654人(2.4%)で、ともに07年度の前回調査より割合が増加。授業料滞納者も1万人を超えた。
中退の原因は、経済的理由が前回から6.4ポイント増の20.4%と最多に。私立では22.6%に上った。休学理由でも15.5%と最も多く、7割以上の学校が、授業料減免や分納などを相談する学生が増加していると回答した。
全国の国公私立の大学、短大、高専1191校のうち1163校が調査に回答。2013年度の在籍学生約299万人のうち、中退者は7万9311人(2.7%)、休学者は6万7654人(2.4%)で、ともに07年度の前回調査より割合が増加。授業料滞納者も1万人を超えた。
中退の原因は、経済的理由が前回から6.4ポイント増の20.4%と最多に。私立では22.6%に上った。休学理由でも15.5%と最も多く、7割以上の学校が、授業料減免や分納などを相談する学生が増加していると回答した。
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