フランス文化講演シリーズ
(第297回)フランスの立憲主義
- 日時:
- 2016年04月12日(火曜) 18:30 - 20:30
- 会場:
- 日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目
山元一(慶應義塾大学)
参加費 日仏会館会員: 無料、一般: 1.000円、 学生: 500円
日本語 / 定員 120名 / 要事前登録
要事前登録: 日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス(03-5424-1200)または電話(? 03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
「権利の保障が確保されず,権力の分立が定められていないすべての社会は,憲法をもたない。」これは1789年の「人と市民の権利宣言」16条にうたわれた「憲法」の定義です。ところが意外にも、フランス憲法学では「立憲主義」は長く一般的な概念ではなかったのです。本講演では、フランスで、国民の「一般意志の表明」たる法律を中心とする「法律中心主義」との緊張関係のなかで「立憲主義」がいかに確立してきたかを振り返り、日本での議論の参考に供します。
山元一 (やまもと・はじめ)1961年生まれ、慶應義塾大学法務研究科教授、日仏会館学術委員。主著『現代フランス憲法理論』信山社、2014年。
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