Thursday, April 21, 2016

4/18-22 ブリュノ・クレマン教授講演会

ブリュノ・クレマン Bruno Clément 講演会 avril 2016
(日仏会館 2016 年度人文社会系セミナー招聘事業)

ブリュノ・クレマン Bruno Clément
パリ第 8 大学教授。フランス大学学院会員。パリ・リュミエール大学共同体学術委員長。元国際哲学コレージュ院長(2004 年-2007 年)。

処女作『特性なき作品――サミュエル・ベケットの修辞学』(Seuil, 1994)から出発した研究により、サミュエル・ベケット研究の第一人者であると同時に、従来の修辞学を問い直しつつ新たな仕方で活用し、文学と哲学、小説と文学理論といった領域の境界を越え、幅広い作品を対象としたテクスト分析を行っている。

著書に、『読者とそのモデル――ヴォルテール、パスカル、ユーゴー、シェイクスピア、サルトル、フローベール』(PUF, 1999)、『注釈の発明――アウグスティヌス、ジャック・デリダ』(PUF, 2000)、『方法の物語』(Seuil, 2005)など。テクスト読解を通してプロソポペイア(活喩法)の重要性を示すと共に比喩形象(figure)とは何かを問う最新著『垂直の声』(2013)の日本語訳が 4 月に水声社より刊行予定。

4 月 18 日(月)18:30-20:30 日仏会館 1 階ホール 講演 
La voix des sans voix – prosopopée, figure entre la littérature et la philosophie
声なき者たちの声――プロソポペイア、文学と哲学の間の比喩形象
(司会:澤田直 ディスカッサント:郷原佳以)
http://www.mfj.gr.jp/agenda/2016/04/18/20160418_bruno_clement/index_ja.php
http://www.mfj.gr.jp/agenda/2016/04/18/20160418_bruno_clement/index.php

4 月 19 日(火)18:30-20:30 日仏会館 5 階 501 会議室 セミナー
Les philosophes et la question du style
哲学者と文体の問題
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/669.html#
http://www.mfjtokyo.or.jp/fr/events/details/669.html

4 月 21 日(木)17:00-19:00 早稲田大学戸山キャンパス 33 号館第一会議室 講演
L’amour versus concept (sur la relation amoureuse qui a lié Hannah Arendt et Martin Heidegger)
愛 vs 概念(ハンナ・アーレントとマルティン・ハイデガーの恋愛関係について)
(司会:千葉文夫 通訳:梶田裕)

4 月 22 日(金)17:00-19:00 東京大学駒場キャンパス 18 号館 4 階コラボレーションルーム 3 セミナー
Bergson, prix Nobel de la littérature
ノーベル文学賞受賞者、ベルクソン

*4 月 18 日(月)と 19 日(火)の日仏会館での講演・セミナーは日仏会館のサイトで事前予約が必要です。
*講演・セミナーはフランス語で行われます。4 月 18 日(月)の講演は同時通訳があり、21 日(木)の講演は逐次通訳があります。他の二つのセミナーは基本的には通訳なしの予定ですが、質問は日本語でも結構です。

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