Wednesday, April 13, 2011

ゼミ

今年の2年生のゼミは、ライプニッツの『モナドロジー』を日本語で読んでいくことにした。正規の2年生の登録者はわずか三人だが、まあ、別に人数を集めたいわけでなし(集めたいなら、それなりの戦略の立て方もあるわけだが)、それでいいかと。 学生と「わいわい楽しくやりたい」ゼミがあってもいいし、学生と「厳しいながらも楽しくやりたい」ゼミがあってもいいではないか。 このゼミには、今年から私のところで研究生になったsさん、スーパー三年生のy君、h大院生のm君、f大生のsさん、商学部なのになぜか哲学好きな四年生のn君が参加してくれることになり、総勢6~8名でライプニッツの難物に挑む。 これが大学(university)のあるべき姿だ。九州でも、大学の枠を超え、学部の垣根を超え、学年の違いを超えた哲学書講読ゼミは可能なはず。そう信じている。

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