「大学ガバナンス改革」問題の歴史的位置
―「大学の自治」と「学問の自由」の破壊の時代を考える―
主催:東京歴史科学研究会 共催:一橋大学教職員組合・福井大学教職員組合
昨年春、各地の大学教員有志は、学校教育法改正法(以下、
可能となる教授会権限の著しい縮減と学長権限の極端な強化とに対
思を表明した。しかしながら、
れの当初の想定をはるかに上回るかたちで悪化し続けている。
行政通知たる同法施行通知(以下、施行通知)は、
限を(縮減どころか)撤廃しようとする点において、
治」の破壊を求めているのである。
大学とは真理の探究の結果に基づいて、
正をはかる責任を人類に対してもっている。いうまでもなく「
「大学の自治」は、
獲得してきた財産である。一時期の単なる「大学ガバナンス改革」
「学問の自由」や「大学の自治」を抑圧するようなことがあれば、
将来に禍根を残すことになるであろう。
この一連の「大学ガバナンス改革」を、
の現象と考えたい。
長線上にある現象と言えるが、
る。本シンポジウムでは、大学ガバナンス改革」
この時代に生きるわれわれ歴史研究者がどのように現状に向き合い
べきなのか、考えていく手がかりとしたい。
(福井大学教職員組合執行委員会「
る緊急反対声明」(2015 年 1 月 29 日)より一部抜粋)
【報告・コメント】
報告1 地方国立大学のガバナンス改革の現状 中澤 達哉(福井大学)
報告2 首都圏国立大学のガバナンス改革の現状① 大河内泰樹(一橋大学)
報告3 首都圏国立大学のガバナンス改革の現状② 小沢 弘明(千葉大学)
コメント1 私立大学改革との比較 浅田 進史(駒澤大学)
コメント2 都立大学問題との位相 中村 元 (新潟大学)
【日時】2015年3月22日(日)14:00~(開場13:
【会場】一橋大学国立西キャンパス本館26番教室(予定)
(JR中央線「国立駅」南口徒歩6分)
http://www.hit-u.ac.jp/guide/
(地図の9番の建物)
【参加費】500円
主催:東京歴史科学研究会
http://www.torekiken.org/
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