Sunday, December 16, 2007

帰国

帰って参りました。三週間に及ぶ遠征は、赤ん坊連れで荷物が極端に多かったこともあって、さすがに疲れた。

11月21日に東京発、パリ着。発表準備に勤しむ。

22日にベルクソン国際学会総会に出席。その後、学会の粋なはからいで、ジャック・ドゥーセ図書館に所蔵されているベルクソンゆかりの品々の特別展示にしばし見入る。

23日、コレージュ・ド・フランスでの大規模コロック。夜、韓国チームと会食。お膳立てに奔走したものの、日本人参加者が少ない。残念だが、そういうものだ。

24日、ENSでコロック二日目。第一セクションにて、ベルクソンとレヴィナスにおける物質性についての発表を行なう。ヴォルムスの締めの発表で私の発表に言及があった時は素直に嬉しかった。

その後、パリにしばし留まり、gsbやpcと旧交を温める。

27日‐29日、リールに到着。まだしていなかった諸々の準備に大慌てで着手。例えば、potとか、pain surpriseを予約したり、ワインの選定をしたり、これはこれで少し時間が要る。

30日、運命の日。良いところも悪いところも、そのまま評価された気がする。「リール大学にとって君は誇りだった」と言われた時はさすがにぐっときた。そして寂しいような、なんとも言えない感じが残る。泊めてもらったgb、df、clとch'ti longで会食。一年半ぶりでもウェイターは覚えてくれていた。

12月1日‐2日、アルザス人のlpとcp(昼食)、ヴァランシエンヌの日本人(夜・鍋)、ベルギー人(昼・ベトナム料理)、リールのミャンマー人(夜・ミャンマー料理)の友人たちと慌ただしく再会。もちろんお会いしたい方々はもっともっといたのですが、基本的に日本でお会いできる可能性のない方々を優先せざるを得ませんでした。すみません。。。

12月3日早朝、ブラジルに向けて出発。12月4日夜、サン・パウロのグアルーリョス国際空港に到着。タクシーでホテルへ…しかし、この後、ホテル前で荷物を降ろしている間に、荷物を盗られてしまった。それも、PCはじめ大事なものが詰め込まれたコンピュータ・ケースを。。

2 comments:

Anonymous said...

村上です。しかしすごい日程ですね。お疲れ様&博士号おめでとうございます。

hf said...

村上さん、お祝いの言葉ありがとうございます。

自分を常により厳しい環境に置くことで、少しずつでもタフになれればと思っています。

来年は、この「フィジカル」をキープしつつ、技術的な精度を上げることを目標に頑張ります。

村上さんにはそれ以上頑張られると追いつけなくなってしまうので困りますが(笑)、ともあれ来年もご活躍を期待しております。