月曜日(2008年1月28日)午後6時から「哲学と大学」の第三回目が行われます。畏友斉藤渉さんが「フンボルトにおける大学と〈教養〉」について発表されます。詳細はこちら。
フンボルト、「ベルリン高等学問施設の内的ならびに外的組織の理念」、『大学の理念と構想』(世界教育学選集第53巻、明治図書、1970年)所収、および梅根悟による巻末解説(ベルリン大学創設をめぐって書かれた、シュライエルマッハー、シュテフェンス、フィヒテ、フンボルトの四つの大学論について)。読了。
日本における大学論の重要な論者の一人である潮木守一さんがいわゆる「フンボルト理念」を構成に祭り上げられた神話とするパレチェク仮説を論じた論文はこちら。大学論
潮木守一、『世界の大学危機』読了(ようやく…)。
日本についても一章ほしかった。
InterCommunication, no. 48、特集「大学 21世紀の知のシステム」, Spring 2004。
巻頭対談、噛み合ってないのが逆にいい…のかな。
竹内洋、『教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化』、中公新書、2003年。
第三章「帝大文学士とノルマリアン」は特に興味深かった。
秦郁彦、『旧制高校物語』、文春新書、2003年。
文春臭に耐えつつ学ぶ。清も濁も併せ飲むべし。
Guy Burgel, Université, une misère française, Hachette littérature, coll. "Tapage", 2006.
都市地理学の大御所が奸計にかけられたルサンチマンをもとにフランスの大学の現状をぶった斬る、というトホホな内容…のように見える、今のところ。
結婚論
『マリヴォー・ボーマルシェ名作集』、小場瀬卓三+田中栄一+佐藤実枝+鈴木康司訳、白水社、1977年。
平林たい子、「情熱紀行」、『全集』第四巻(潮出版社、1977年)所収。
加藤秀一、『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか 性道徳と優生思想の百年間』、ちくま新書、2004年。
うーむ、発想が大胆というか…何とも言えない。
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