Tuesday, December 15, 2009

後悔はしていない――新たな出会い(その2)

師が走る。授業準備、学生たちの指導およびメンタル・ケア、種々の会議、事務作業、家庭サービス…。委員も早くも押し付けられ…。

そして最後に、残された体力と気力を振り絞って、研究。それも自分自身の、ではない。並行して進行する諸々のプロジェクトの実現に向けての努力、連絡・調整…。それに大の苦手の校正(今日ようやくゴーシェの校正が終了)。

さらに、こんなイベントにも無関係ではなかったり。

そんななか、プロジェクトの成功に向けて、地道なネットワークづくりのために行ってきました、12月12日(土)、九州仏文学会@西南学院大学。西南もはじめて行ったが、関西で言うところの「関西学院大学」のような、おしゃれな感じ。懇親会ではいろいろな人々と少しずつ知り合うことができました。

来年の福岡シンポのビラ配りに行くというだけのつもりだったのだが、いきなり委員にさせられてしまった。身がもたないので、あまりこき使われたらやめてしまいます。

今やっているさまざまな活動について、その一瞬一瞬をいつか振り返ったとき、「後悔はしていない」と言い切れるだろうか。



阪神・赤星、決死のダイブは後悔なし(クリップ) 2009.12.9 20:59

赤星はこの決死のダイブでけがをした=甲子園、9月12日

 「泣いたら、いろんなことを後悔すると思った。貫き通そうと思った」。記者会見の間、赤星が涙を見せることはなかった。

  9月に脊髄(せきずい)を損傷した。家から出られないほど症状は重かった。いくつもの病院を巡ったが、返ってくる答えは厳しいものばかり。シーズン終了 後、球団から引退をすすめられた。約1カ月「人生で一番苦しかった」と言うほど悩み抜き、決断した。現役への未練はもちろんある。「若い選手に負けていな い。けがさえなければ、まだまだできる気持ちがあった」と33歳は言った。

 脊髄(せきずい)損傷のほかに首や腰、さらには手足にしびれが出る。「言葉に表せないくらいしんどかった。首の痛みで眠れない」。ここ3年間は常にけがとの闘いで「最後の3年間が9年分に感じるくらい長かった」とつぶやいた。

 けがをしたのは9月12日、雨の甲子園だった。右中間の当たりに頭から飛び付き、赤星のプロ生活が終わった。「夢であのシーンが出てくる。野球人の本能でやった。後悔はしていない」。この言葉に、この日一番の力がこもっていた。

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