Friday, November 07, 2014

【クリップ】京大“潜入”の私服警官、学生に取り押さえられる

京大“潜入”の私服警官、学生に取り押さえられる

TBS系(JNN) 11月5日(水)13時1分配信
京都大学の構内で過激派学生の情報収集をしていた私服警官が学生たちに取り押さえられ、3時間以上拘束されました。

 「大学に警察が勝手に入る権利はないんですよ。彼(私服警察官)は職務でそれを侵害したんです。侵害しましたよね?」(学生)
 「その辺は事実確認して」(警察)
 「言い訳するな!事実を聞いているんだ!」(学生)

 4日午後、京都大学で撮影された映像。学生らが取り囲む中、黒いフードをかぶり、うつむきがちに立ち去るのは、京都府警の私服警察官です。大学構内に無断で立ち入ったとして、学生らから抗議を受けたのです。

 警察や京大によりますと、4日正午ごろ、大学構内に私服警察官がいるのを学生が見つけました。当時、大学では、今月2日に東京・銀座で行われたデモで京大生が逮捕されたことに反対する集会が開かれていました。

 「僕たちが宣伝活動しているところを行き来しながら不審な行動をとっていた。『学生の方ですか』と聞いたら逃げ出したので、追いかけた」
 「(警官は)顔を隠してうずくまって『痛い痛い』と。何もしてないけど」(集会を開いていた学生)

 その後、警察官は会議室に移動。その場で過激派などの犯罪捜査を担当する京都府警警備二課の警察官であることが明らかになったということです。

 この騒動を受けて、インターネット上にはある事件の名前が・・・

 「第二の東大ポポロ事件だ」

 1952年、東京大学で学生演劇のポポロ劇団が公演中、客席に潜んでいた私服警察官に対し、学生が暴行したとされる事件で、大学の自治をめぐって最高裁まで争われました。

 京大生は・・・

 「大学は自由の学風を提示しているので、そこをやぶられるのはおかしい」
 「特に何も思わなかった。(警察官が)いてもいいんじゃないか」(京大生)

 京都大学では「警察官が学内に入るときは事前に通告する取り決めがあった」ということで、「無断で立ち入ったことは遺憾」とコメントしています。一方、京都府警は、「詳細については調査中」としたうえで、「学生らに違法行為が認められれば対処する」としています。(05日17:52)

京大に無断で警官立ち入り→学生らが取り押さえる

テレビ朝日系(ANN) 11月5日(水)11時52分配信
4日午後、京都大学の構内に私服の警察官が無断で立ち入り、学生らに約3時間にわたって取り押さえられる騒動がありました。

 警察によりますと、京都大学で取り押さえられたのは、極左暴力集団などの犯罪捜査にあたる京都府警警備2課の巡査部長で、私服で勤務中だったということです。20人から30人の学生らに囲まれた巡査部長は、講義室の中に連れていかれ、約3時間にわたって副学長らと話し合った後、退去させられました。当時、構内では、2日に東京都内でデモ行進をした京都大学の学生が逮捕されたことに対する抗議活動が行われていました。
 目撃した学生:「まさか大学の中でこんな感じのことが起こっているとは。僕が目撃してしまうとは思っていなかった」
 京都大学は「事前通告なしに警察官が構内に立ち入ることは誠に遺憾」とコメント。一方、警察は、逮捕・監禁容疑事件として調べることにしています。
最終更新:11月5日(水)11時52分
テレ朝 news
 






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