人種・階級問題
●講師:ステファン・ボー氏(パリ西ナンテール大学教授)
●日時:2014年11月28日(金曜日) 10:00?12:00
●場所:一橋大学西キャンパス 本館一階特別応接室
(http://www.hit-u.ac.jp/guide/
の9番の建物です)
●使用言語:フランス語・逐次通訳あり
●司会:森千香子(本学法学研究科准教授)
●通訳:村上一基(本学社会学研究科博士課程)
●内容: フランスは全人口の20%(約1200万人)を移民一世・二世が占める「移民大国」であり、南欧からアフリカ大陸の旧植民地まで多様な地域出身の移民は、サッカー競技人口でも大きな割合を占める。なかでも貧しい移民が集住する郊外の団地地域では、サッカーを「貧しさから抜け出す手段」と考えて、打ち込む子どもの数
が多い。1998年の自国開催W杯での優勝以後、
った。わずか十数年の間に、このような評価の違いが生じたのはなぜか?――このような変化の背景を、フランス社会学界の第一線で活躍するステファン・ボー教授に、人種・階級・スポーツ市場という切り口から分析していただきます。どうぞふるってご参加ください。
●講師紹介:1958年アヌシー生まれ。
績で高い評価を受け、近年はサッカーを通した人種・階級問題の分析に精力的に取り組む。主著にRetour sur la condition ouvri?re, 1999(『労働者の条件への回帰』M.ピアルーとの共著), 80 % au bac, et apr?s ? 2002(『高校卒業資格80%の後は?』), Pays de malheur !, 2004 (『イヤな国!』ユネス・アムラニとの共
著), Tra?tres ? la nation ? 2011(「ネーションの裏切り者?」フィリップ・ギマールとの共著)など。
●主催 一橋大学森千香子ゼミ/一橋大学国際交流セミナー
●協賛 大阪大学国際共同研究促進プログラム「人文科学における日仏研究交流拠点の形成-思想・教育・臨床を中心として-」/科学研究費補助金・基盤研究(C) 「EUにおけるレイシズムの新展開と社会構造の比較研究」
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