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ワークショップ《家族(と)法の臨界点~多様化する現代日本の愛・性・家庭について考えてみる》
日時:2014年2月15日(土)13:30-18:00(開場は13:00)
会場:九州産業大学図書館4階多目的ホール (アクセス・地図はこちら)
入場無料・申し込み不要
13:30‐15:00 吉岡剛彦先生(佐賀大学):「法は家庭に入らず」の今日的状況を考える
司会:藤田尚志(九州産業大学) 対話者:古賀徹先生(九州大学)
概要:民事不介入原則の源流とされるローマ法の法諺「法は家庭に入らず」について、その意義と沿革を再確認するとともに、この法原則をめぐる現状と課題(家庭への権力的介入)について、DV防止法や児童虐待防止法、あるいは自民党改憲案の家族条項などに即しつつ検討を加えたい。
15:00-15:30 休憩(コーヒーブレイク)
15:30-17:00 梅澤彩先生(熊本大学):「生殖補助医療と親子ー親子法の再検討」
司会:宮野真生子先生(福岡大学) 対話者:奥田太郎先生(南山大学)
司会:宮野真生子先生(福岡大学) 対話者:奥田太郎先生(南山大学)
概要:近時、生殖補助医療技術の進展と普及を背景に、多様な親子関係が生み出されている。現行民法は、このような親子関係の在り方(法的親子関係)について予定していない。したがって、生殖補助医療による子の法的親子関係については、主として司法の場における判断に委ねられてきた。しかし、この問題に関する司法の判断は、一貫していないように思われる。法的親子関係の確立にあたり、生殖補助医療の類型ごとに差異を設けるべきか。さらには自然的血縁関係に基づく実親子の在り方と生殖補助医療による親子関係の確立に差異を設けるべきか。本報告では、生殖補助医療による親子関係を題材として、複雑多様化する親子関係の確立について再検討する。
17:00-18:00 全体討議
主催:九州産業大学・藤田ゼミナール×福岡大学・宮野ゼミナール
共催:科学研究費補助金・若手研究(B)「フランス現代哲学における主体・個体・人格概念の再検討(家族の解体・再構築を軸に)」(研究代表者:藤田尚志、研究課題番号:25870989)
お問い合わせ:九州産業大学国際文化学部・藤田研究室 メール:hfujita[at]ip.kyusan-u.ac.jp ([at]を@に置き換えてください。)
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