Sunday, January 15, 2012

スポーツ選手として

石川遼に痛烈ヤジ「しっかり練習しろ!」デイリースポーツ 1月15日(日)8時15分配信

(…)最終18番のプレーを終え、スコア提出所に向かっていた石川に、ギャラリー席から日本語で痛烈なヤジが飛んだ。「この野郎、もっと、しっかり練習しろよ!!」。石川のファンが会場を埋め尽くす日本ツアーではありえない光景。周囲に緊張感が走ったが、本人は顔色一つ変えることなく、黙って背中で受け止めた。

(…)しかし、持ち前のポジティブ思考で、すぐに気持ちを切り替えた。「予選落ちといっても、(米ツアーで)通用するショットは増えてきているし、いい(コー ス)マネジメントもできていた。ミスがあと1つ、2つ少なければ予選は通っていた。どうしようもないという予選落ちじゃない」と、前向きな言葉を続けた。

世界ランク50位以内に与えられるマスターズ出場権獲得を目指し、今大会を皮切りに3月末まで米ツアー7試合に出場する予定だが、いきなり初戦でつまずき、現在48位の世界ランクも再び“圏外”へはじき出される可能性が高まった。

遼連敗…地元紙は酷評「錆びついた」

(…)米国選抜の小さなミスに助けられ、勝負の決着こそ17番まで持ち越されたが、実力差は前半だけで歴然だった。2日連続の敗北。18日付の地元紙「ヘラルド・サン」は、初日の石川のプレーぶりを「世界へ羽ばたくはずの若者が錆びついた」 という見出しに始まり、「限られた国際経験しかないのに、到着は一番遅く練習不足」「日本で10勝した石川が光なら、ここにいる石川は影」と書き立てた。


予選落ちの松山がコースで練習 観光に「興味ない」 
 ゴルフダイジェスト・オンライン 1月15日(日)13時44分配信

「ソニーオープンinハワイ」予選ラウンドで通算3オーバーの106位タイに終わり、自身のシーズン初戦で予選落ちを喫した松山英樹。第3ラウンドが行われた14日(土)、14時ごろに開催コースであるワイアラエCCに姿を現し、ドライビングレンジでおよそ2時間に渡り打ち込みを行った。

(…)しかし、練習を終えた松山の表情は、昨日とは一転して晴れ晴れとしたものだった。「今週教えてもらったことと、これまでの自分のスイングを混ぜてアレンジしてみたら、すごくいい球が出るようになった。これが試合で打てれば、という球が何度もあった。ショックです」。ドローかフェードのどちらか一方に定めず、両方の球筋を打ち分けられるイメージとスイングを試みたという独自の閃きが奏功。「真っ暗から、一気に明るくなりました。このイメージを忘れずにやっていきたいですね」と笑顔を見せた。

予選落ちによりフリーな時間ができてもショッピングや観光をせず、ワイキキビーチにも「興味がないですね」と無関心。今の松山には、ゴルフの上達しか頭にないようだ。(ハワイ州ワイキキ/塚田達也)
中田徹(スポーツナビ)、2012年1月15日(日)

■「自分自身を高めるためにチームを勝たせる」

「自分はやっぱり価値のある選手でいたい。興味を持ってもらえるだけじゃなくて、自分がオファーをちゃんともらえる選手であるべきだと思う。自分にできることは自分自身を高めていくことだけ。そのためにチームを勝たせるしかない。そういう感覚で自分としては1試合1試合やるしかない」

中田徹(スポーツナビ)、リールスの川島「最後まで気持ちを切らさずやりたい」 (2/2)、2011年12月7日(水)

■「自分自身が成長するために、ここにいる」

その前日、ヘラクレス対VVVの7-0という試合を見ただけに、川島の切れない気持ちは印象深いものがあった。守備的なポジションの選手は、チームが大敗するとどうしても評価を下げるもの。しかし昨季、リールスがスタンダールに0-7と惨敗した時、「今日のマン・オブ・ザ・マッチは川島だ」(当時のスタ ンダールの監督)というコメントでも分かるように、むしろ川島は評価を上げたのである。それも最後までゴールを死守する「切れない気持ち」のたまものだろう。本人はこのように語る。

「僕はGK。DFだと気持ち的に違うと思いますけど、やはり自分はGKとして“最後の最後”に何があっても守ることが仕事。今日みたいに難しい場面で止めることができれば、最後の最後にこうやってポジティブな結果につながる。やっぱり自分の気持ちを切らせたら、試合はそこで終わってしまう。今、自分がここにいる意味を、自分自身で壊したくない。自分としては、最後まで気持ちを切らさずやりたいというのは常に思っている」

では、その心の支えはどこにあるのだろう?

「心の支えがどこにあるかといえば、自分自身が成長するために、ここにいるんだということ。それを自分で確認する作業を、毎試合毎試合やることが大事。もちろんチームの結果も大事ですけど、30試合ある中で、どれだけ自分がポイントを取るため、勝つために貢献できるか。それを1試合でも、1プレーでも多くすることを自分はトライしていきたいです」

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