Thursday, November 15, 2012

12/15-16 国際シンポジウム「人種表象を解体する」

今回はみなさんに、12月15日土曜日と16日日曜日の二日間に
わたり、
京都の国立京都国際会館にて開催される予定の
《「人種表象を解体する」国際シンポジウム》
のご案内をさしあげます。


このシンポジウムでは、根強く残る「人種」神話を、
さまざまな角度から批判、解体するための議論が展開されます。

第一日目の12月15日土曜日(13時30分より18時15分まで)には、
第一部 《Invisibility――「見えない人種」の表象》 と題して、
「天皇制・グローバル近代・視覚人種主義がもたらす不安」
(タカシ・フジタニさん、トロント大学)、
「見えない差異と映画表象」(斉藤綾子さん、明治学院大学)、
「朝鮮半島における見えない人種『白丁』の形成」
(キム ジュンソプさん、慶尚大学)
「米国の法廷における人種の科学とパフォーマンス」
(アリエラ・グロスさん、南カリフォルニア大学)という、
4人の方々によるご報告と、大谷大学の宋 基燦さんによるコメントに
もとづき、議論が行われる予定です。

また、神戸大学の岡村兵衛さん、日本学術振興会の鵜戸聡さん、
琉球大学の佐藤丈寛さん、京都大学の山本めゆさん、
成城大学の中村理香さんによる若手リレートーク/ポスターセッションも
おこなわれます。 

第二日目の12月16日日曜日(9時30分より16時50分まで)には、
第二部として《Knowledge――科学と社会の共生産》
(9時30分より12時20分まで)というテーマのもと、6人の方々が、
「フィリピンにおける米国の公衆衛生とハンセン病者の暴動」
(日下 渉さん、京都大学)
「フランス人類学における『人種』概念批判」
(アルノ・ナンタ、フランス国立科学研究センター)
「インドにおける血液・贈与・『コミュニティ』」(石井美保さん、京都大学)
「遺伝学と生物医学における集団の分類」
(竹沢泰子さん、京都大学/加藤和人さん、大阪大学/太田博樹さん、北里大学)
についてご報告なさる予定です。
コメンテーターとしては、立命館大学の松原洋子さんがご登壇なさる予定です。

さらにこの第二部につづく第三部では、
《Hybridity――「血」の政治学を越えて》(13時40分より16時50分まで)
と題して、
「日本人・日系人のミックスレイスの歴史」
(ダンカン・ウィリアムズさん、南カリフォルニア大学)
「近現代日本における『混血児』のディスクール」(成田龍一さん、日本女子大 学)
「日本映画のなかの『混血児』表象」(高 みかさん、立教大学)
「日本とパキスタンの国境を越える子どもたち」(工藤正子さん、京都女子大学)
の4つのご報告と、一橋大学の貴堂嘉之さんによるコメントにもとづき、
議論がおこなわれる予定です。

詳細は、以下の通りです。

*********以下、転送文です*************

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「人種表象を解体する」国際シンポジウム開催のお知らせ

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「人種」は、生物学的概念としての有効性は今や否定されていますが、

今日でも社会的には根強く存在します。本シンポジウムでは、国内外から

さまざまな分野の研究者を招いて人種神話を解体することを試みます。

これまでの人種研究は環大西洋地域の経験に偏重するものでしたが

本シンポジウムは日本・アジアの経験を重視しながら「見えないもの」

「曖昧な存在」「はざまの領域」に光を当てることにより、人種研究の

新たな地平を拓くことを目指します。



【タイトル】人種神話を解体する――Invisibility, Knowledge, and Hybridity

【日時】2012年12月 15日(土)・16日(日)

【会場】国立京都国際会館(京都市左京区)

    (アクセス: http:www.icckyoto.or.jp/access /access.html)

【使用言語】 日本語・英語(同時通訳あり)



【プログラム】

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<1日目> 13:30~18:15  (13:00開場)

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開会挨拶 岩井茂樹・人文科学研究所所長

趣旨説明 竹沢泰子(京都大学)

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第1部 Invisibility――「見えない人種」の表象 

司会: 関口寛(四国大学)

タカシ・フジタニ(トロント大学)

 「天皇制・グローバル近代・視覚人種主義がもたらす不安」

斉藤綾子(明治学院大学)

  「見えない差異と映画表象」

キム ジュンソプ(慶尚大学)

  「朝鮮半島における見えない人種『白丁』の形成」

アリエラ・グロス(南カリフォルニア大学)

  「米国の法廷における人種の科学とパフォーマンス」

コメント: 宋 基燦(大谷大学)

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若手リレートーク/ポスターセッション   

司会: 南川文里(立命館大学)

岡村兵衛(神戸大学)/鵜戸 聡(日本学術振興会)

佐藤丈寛(琉球大学)/山本めゆ(京都大学)/中村理香(成城大学)

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交流会(会費制)(同会館内)

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<2日目> 9:30~16:50 (9:00開場)

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第2部 Knowledge――科学と社会の共生産  9:30~12:20

司会: 坂野 徹(日本大学)

日下 渉(京都大学)

  「フィリピンにおける米国の公衆衛生とハンセン病者の暴動」

アルノ・ナンタ(フランス国立科学研究センター)

  「フランス人類学における『人種』概念批判」

石井美保(京都大学)

  「インドにおける血液・贈与・『コミュニティ』」

竹沢泰子(京都大学)・加藤和人(大阪大学)・太田博樹(北里大学)

  「遺伝学と生物医学における集団の分類」

コメント:松原洋子(立命館大学)

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第3部 Hybridity――「血」の政治学を越えて  13:40~16:50

司会:川島浩平(武蔵大学)

ダンカン・ウィリアムズ(南カリフォルニア大学)

  「日本人・日系人のミックスレイスの歴史」

成田龍一(日本女子大学)

  「近現代日本における『混血児』のディスクール」

高 みか(立教大学)

  「日本映画のなかの『混血児』表象」

工藤正子(京都女子大学)

  「日本とパキスタンの国境を越える子どもたち」

コメント:貴堂嘉之(一橋大学)

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お申し込み・詳細はこちらから。http://race.zinbun.kyoto-u.ac.jp/

【主催】 京都大学人文科学研究所

【共催】 科研基盤(S)「人種表象の日本型グローバル研究」

【後援】 日本学術会議

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