Friday, March 01, 2013

2013年2月下旬

2月21日(木) 事務作業。

2月22日(金) 村上勝三(「かつぞ」が正しい発音なのですね。初めて知りました)先生より『デカルト形而上学の成立』(講談社学術文庫、2012年10月)『新デカルト的省察』(知泉書館、2006年6月)をご恵送いただきました。ありがとうございました。短文投稿サイトにお言葉をいただいたとのこと、誠にありがとうございました。午後からゼミ学生向けのフランス語勉強会(第1回)。事務作業。

2月23日(土) 午後から久山療育園チャリティコンサートに行く。久山療育園は、福岡県糟屋郡久山町にある重症心身障害児者施設で、重症心身障害児者が共同体の片隅に収容されて生きるのではなく、むしろ地域の中心にあって「共に生きる」(Mit-Lebenは園のロゴに記された言葉です)ことを願って設立された医療療育センターである。

余談だが、福岡には全国的に見ても先進的な取り組みがいくつもあるように思う。この久山療育園はその一つであるし、グループホーム(認知症のお年寄りの小規模な生活の場を指すことが多い)のさきがけとなった「宅老所よりあい」の活動もその一つである(紹介記事別の紹介記事)。この方々の活動については、宅老所よりあいの所長である下村恵美子さんの『98歳の妊娠』(雲母書房、2001年)、および第2宅老所よりあいの所長である村瀬孝生さんの『おしっこの放物線――老いと折り合う居場所づくり』(雲母書房、2001年)が非常に面白いので、ご一読を強くお勧めする。私はモンテーニュについて授業をするとき、必ず抜粋を配ります。

また、小学生から高校、大学生まで子どもたち自身に弁当を作らせることで精神的自律を促す「弁当力」運動は、九州大学農学部の佐藤剛史(ごうし)さんが展開しておられる(氏のブログ)。氏の『すごい弁当力!――子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる』(五月書房、2009年)もかなり面白い。私はカントについて授業をするとき、しばしば抜粋を配ります。

コンサート後、k先生のお誘いもあり、私のゼミなどにも顔を出している学生のダンス・パフォーマンスに行く@アートスペース獏。

2月24日(日) デリダ翻訳・ニーチェ論ゲラ校正

2月25日(月) デリダ翻訳・ニーチェ論ゲラ校正。午後からゼミ学生向けのフランス語勉強会(第2回)。

2月26日(火) 事務作業、研究室の整理、デリダ翻訳・ニーチェ論ゲラ校正。

2月27日(水) 事務作業、デリダ翻訳、ニーチェ論ゲラ校正終了。合間に芸学のアートスペースで行なわれていた、ゼミ学生の展示「ウルタメナノカ」を見に行く。

2月28日(木) デリダ翻訳。


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すぐ 単著邦訳

すぐ B&D政治仏訳

すぐ ニーチェ論ゲラ校正

二月中 デリダ翻訳

3/15  B-Fさらなる練り上げ

3/15-16 パリ・シンポ「カタストロフィと人文学」

3/26(火)17:00-19:30 「人文学と制度」西山雄二・大河内泰樹・宮﨑裕助・梶谷真司・星野太とともに@東大駒場18号館4階コラボ1

3月末まで デジャヴ英訳論文の再チェック→入校

4月~6月 エラスムス

6月22日(土) 社会倫理研究所2013年度懇話会《恋愛と結婚のあいだ――「いき」の哲学、所有と誓いの脱構築》@南山大学

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