11月末にコレージュ・ド・フランスで大規模なベルクソン・シンポがあり、ワークショップの部に参加する。その一週間後、リールで私にとっては重要な出来事がある。
その後、12月中旬にブラジルでベルクソン・シンポがあるので、パリからサン・パウロに飛ぶ。我々のプロジェクトの目的の一つが、世界規模のベルクソン研究ネットワークを確立することだからである。
リールに来ていたブラジルのベルクソン研究者mbとは仲が良かったので、久しぶりに会えるのが楽しみだ。すぐメールに返事をくれたのは嬉しかった。
リールにいた頃、「ブラジルの夜」と銘打って何人かで集まり、私はエリュアールの長大な詩を暗唱してみせ、彼はサンバの踊り方を教えてくれたことを懐かしく思い出す。
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「プロジェクトX」とか、その進化型の「プロフェッショナル~仕事の流儀」とか、「単なるガンバリズムでしょ」と敬遠する人もあろうし、大好きな人もあろうし。
しかし、格好などどうでもいい。ヒントは何から得てもいいのだ。
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常々口にすることがある。「展開が許せば三振を狙いたい。見ている人に感動を与えたい。自分の力でそれができるのであれば」(「これぞ守護神!球児3K5セーブ」、スポーツニッポン - 2007/4/11 6:04)。
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14球の直球勝負には大胆かつ、したたかな計算もあった。「オール直球? そうやったかな? まあナイターでバッターも球が見にくいと思ったんでね」。 打者の目はまだ完全にナイター・モードにはなりきっていない開幕間もないこの時期。さらに中日は3カードをすべてドーム球場で戦っている。“我が家”甲子園が直球をより速く感じさせてくれることを知っていた。(「阪神球児オール直球3K!中日ねじ伏せた」、日刊スポーツ - 2007/4/11 10:05)
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勝ちに謎めきやミラクルはあっても、負けに不思議はない。敗北に至る背景には、そこにたどりつくまでの必然的な過程がある。鉄壁の堅守を誇る落合竜が10日・阪神戦で、唯一の弱点から崩落した。ウッズの落球。山本昌の心は乱れ、リズムが狂った。(「竜の弱点…マサ狂わせたウッズの落球」、デイリースポーツ - 2007/4/11 10:27 )
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