月曜二限はフランス近現代思想史。
先々週はルソーとロココ、先週はディドロとグルーズ、今週は…。
メーヌ・ド・ビランの生涯について語ろうと思うと、
フランス革命前後の社会変動について一通りのことを説明しておかないといけない。
それで、いろいろ学生に分かりやすく(かつ生き生きとした仕方で)
説明する方法はないかと知恵を絞る。
いろいろ革命関係の資料(とりわけ入門書)を読み漁る。
そして、ビラン関係の本ももちろん読み漁る。古いところから新しいところまで。
ビランの重要性を強調するうえで、カントと比較するのは実際、悪くない戦略だと思う。
「フランスのカント」という表現はどこまで妥当で、どこからが妥当でないか。
フランス・スピリチュアリスムとは何か。
ビランを面白いと思わせることが出来たら、と願っている。
来週はビランの残りとコント。19世紀フランス思想の面白さをいかに伝えられるか。
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