Friday, June 03, 2011

なんとか直子さん

彼女、最近、話題の著者なんだそうである。5月30日(月)、氏を招いての講演会が行なわれ、親しい先生にパネラーとして声を掛けられた。学内で、大学に関する議論が学生も交えて公開で行われるのは、きわめてよいことである。「義をもって助太刀」することにした。

正論をおっしゃる。

各大学独自の入試などなくして、国が統一の(平準化された)、そしてもちろん画一的でない(暗記や機械的反復練習を要求しない)高校卒業試験(フランスで言うバカロレア)に替えるべき。そうすれば、偏差値の序列が崩れ、どの大学に入るかは、どの学問を勉強したいかによって定まるようになる。いや、そのとおりですけど…(可能ならね)。

教壇の上から講義するのでなく、丸くなって議論すべき。いや、その通りですけど…(可能ならね)。

日本を叩く、叩く、とにかく叩く。そしてオランダ(北欧)万歳。単純な戦略とストレートな挑発に快感を覚える人もいるだろうし、反発を覚える人もいるだろう。

パワーだと思う、彼女の魅力は。多少の技術の粗雑さは、豪快なスイングで吹き飛ばしてしまう、三振かホームランの長距離砲。政府の諮問委員会などにも呼ばれるようになってきたらしい。信念岩をも通す、か。あれはあれでいいと思う。

あのパワー、飽くなき闘争心、見習うべきかもしれない。大変そうだけど。

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