生き抜いていけるだろうか、このタフな一年を?
四月:「哲学と大学」で発表予定。
5月24日:仏文学会で発表予定「言葉の暴力II」。
六月:某所で発表予定?「bとlにおける物質と記憶II」
九月上旬:フランスの某シンポで発表予定。「ベルクソンとオモダカ」
十月上旬:日本でベルクソンについて発表予定。「ベルクソンの生気論再論」
11月8日:仏文学会で発表予定。「結婚の形而上学とその脱構築」
十一月下旬:フランスの某シンポで発表予定。「フランスの教育哲学」
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現象学についてはこれまで我流でそこそこ読んではきたのだが、昨日最低限読むべき本のリストを挙げてもらったので、徐々に読んでいくことにしたい。
今のところ、フッサールで言うと、『算術の哲学』関係とフッセリアーナ第23巻にしか興味がないのではあるが、逆に言えば、そこについては最先端の議論までフォローしておきたいと思っている。
現象学の事典類
1・『現象学事典』、弘文堂、1994年。
2・Michael Hammond, Jane Howarth, and Russell Kent, Understanding Phenomenology, Oxford: Blackwell, 1995.
3・ Wörterbuch der phänomenologischen Begriffe, hrsg. von Helmuth Vetter, PhB 555, Felix Meiner Verlag, 2005.
4・John J. Drummond, Historical Dictionary of Husserl's Philosophy, Lanham: Scarecrow Press, 2008.
フッサール関係
1・浜渦辰二(はまうず・しんじ、1952-)、HP。例えば、「空間の現象学にむけて―フッサールによるカント超越論的哲学の改造」や「幾何学的空間と生きられる空間―フッサールから見たカント空間論」など。
2・貫成人(ぬき・しげと、1956-)、専修大のプロフィール、Wikipedia。例えば、『経験の構造-フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房、2003年)。
3・斎藤慶典(さいとう・よしみち、1957-)、慶応大のプロフィール。氏のレヴィナス論に対する小泉義之さんの書評(講壇的な優雅さ)と一読者の感想(「甘美な愉楽」)の中間が正当な評価である気がする。
4・伊集院令子、『像と平面構成 I ―フッサール像意識分析の未開の新地』、 晃洋書房、2001年。
フッサール『算術の哲学』関係
1・三上真司、「『算術の哲学』に関する批判的考察」、東京大学哲学研究室『論集』3、1984年。
2・坂間毅、「研究ノート:フッサール「計算の哲学」の構想について」、東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室『論集25』、2007年、299-308頁。
3・鈴木俊洋、「初期フッサールの数概念の分析」、『現象学年報』19号、2003年11月、119-128頁。
4・小熊正久(おぐま・まさひさ、1951-)、「フッサールの算術の哲学における心理学的分析」、『山形大学紀要(人文科学篇)』、1985年。
5・小熊正久、「数と数えること―フッサールを手がかりにして」、『山形大学紀要(人文科学篇)』、1997年。
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