Friday, February 20, 2009

必要?

昨日は、フランス政治哲学読書会@本郷でゴーシェの二回目。前回は政治哲学(人権論)だったが、今回は宗教論。次回(4月11日の予定)は宗教論の残りと、おそらくは教育論。



「ブログ見てますよ」というのは割とよく言われることなのだが、そしてそれはそれですでにありがたいことなのだが、いろいろ指摘してくれると助かる。

「普通の若手研究者のことを言ってくれているときとそうでないときで、共感できたりできなかったりする」と率直な意見を言ってくれた人もあれば、「それは要は目線を上げさせようとしているんだよね。もし文句を言う人があるとすれば、それはあごの筋肉を鍛えられて苦しいから文句を言ってるっていうことじゃないかな」と言ってくれた人もあり。

「ブログに書いていることにはみんな賛同してくれるでしょう?」ともよく言われるのだが、そして賛同の意を表してくれる人も確かに少なくはないが、まあ賛成ばかりでもないのです。

実際、私がフランス語で書く・話すことばかりを過度に強調していると思っている人はかなりいる。「日本語だってそう捨てたもんじゃないよ。けっこうメジャーな言語だよ」から、「どうせ数年たてば翻訳機械が登場して外国語の問題なんてすべて解決されるのに御苦労な事ですね」まで、いろんなレベルで反論される。

うーん、私としては「観客でも批評家でもなく」というエッセイの中で簡潔ながらきちんとした形で定式化したので、そして常々そのエッセイを参照してほしいと言っているので、ブログでは断片的に(カウンターパンチの形で)しか書かないのだが、それがよくないのだろうか。

あまり気が進まないが、エッセイを敷衍するか。

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