Tuesday, October 05, 2004

ドイツのメディア

Pierre Albert et Ursula E. Koch, Les médias en Allemagne, PUF, coll. « Que sais-je ? », 2000.

あれは早二年前になるが、ドイツ語向上のためミュンヘンへ赴いたとき、持っていったのが、パンテオン-アサッス大学(Université Panthéon-Assas)名誉教授のピエール・アルベールとミュンヘン・ルードヴィッヒ-マクシミリアン大学教授のウルスラ・コッホによる本書『ドイツのメディア』であった。「本書は、ドイツ・メディアの歴史的な変遷と現在の状況を紹介している。繁栄し地方分権化を進めている新聞社の諸特徴や、1986年以前と以後のラジオとテレビの変化を指摘している。1986年は、これを機に商業的な民間メディアが公共視聴サーヴィスと競合するようになった年である」。

目次を見ておこう。

第一部:四世紀の歴史

第一章:神聖帝国下で

第二章:神聖帝国の終わりから第二帝国まで

第三章:第二帝国の黄金期(18711918年)

第四章:コンツェルンから隷属へ(19191945年)

第五章:二つのドイツ(19451989年)

第六章:再統合とテレビのうまく制御されなかった拡張(19891999年)

第二部:21世紀前夜のメディア風景

第一章:構造と組織

第二章:広告と新聞社の繁栄

第三章:ラジオ・テレビの沸騰

結論

参考文献

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