Pierre Albert et Ursula E. Koch, Les médias en Allemagne, PUF, coll. « Que sais-je ? », 2000.
あれは早二年前になるが、ドイツ語向上のためミュンヘンへ赴いたとき、持っていったのが、パンテオン-アサッス大学(Université Panthéon-Assas)名誉教授のピエール・アルベールとミュンヘン・ルードヴィッヒ-マクシミリアン大学教授のウルスラ・コッホによる本書『ドイツのメディア』であった。「本書は、ドイツ・メディアの歴史的な変遷と現在の状況を紹介している。繁栄し地方分権化を進めている新聞社の諸特徴や、1986年以前と以後のラジオとテレビの変化を指摘している。1986年は、これを機に商業的な民間メディアが公共視聴サーヴィスと競合するようになった年である」。
目次を見ておこう。
序
第一部:四世紀の歴史
第一章:神聖帝国下で
第二章:神聖帝国の終わりから第二帝国まで
第三章:第二帝国の黄金期(1871-1918年)
第四章:コンツェルンから隷属へ(1919-1945年)
第五章:二つのドイツ(1945-1989年)
第六章:再統合とテレビのうまく制御されなかった拡張(1989-1999年)
第二部:21世紀前夜のメディア風景
第一章:構造と組織
第二章:広告と新聞社の繁栄
第三章:ラジオ・テレビの沸騰
結論
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