Wednesday, June 03, 2009

学問のグローバリゼーション

先日のサッカー日本代表とベルギー代表との試合後コメントより一部抜粋。学問のグローバリゼーションとの関連で。まだ日本の人文系は一般的にここまで来ていないけど。


■ベルギー代表には可能性がある

――監督が現役時代だった時、ベルギーはW杯でベスト4になったが、当時と今とでは何が違うのか

 あの時のサッカーは国内リーグが非常に盛んで、国内の2、3のトップチームが4~5人の選手を輩出することで代表チームがしっかりまとまっていった。その中で、チームにはオートマティズムもあったし、経験もあった。しかしその後、サッカー界で資金力の差が出てしまい、イングランドなどの外国に若い選手が流出してしまった。そして、各国に若い選手が散らばることで、代表チームを結成するときにまとまりがなくなってしまった。

 それから、いろいろな国でサッカーをするということは、トレーニングのやり方やサッカー教育が違うので、その影響もあった。代表になったときに、ベルギー代表として皆で擦り合わせることができたかというと、それだけの時間がかかる作業はなかなかできていなかった。代表を作り上げるという努力が足りなかったと思う。

 代表は大事だし、代表としての義務を果たすためにトレーニングをしたり、地元で優れたサッカー教育をしたり、選手を育てたり、そういった時間のかかる作業をしてこなかった。そして、それに対して必要な経験も不足していて、クラブも効率ばかりを求めるようになってしまったことが原因だ。

 ただし、現在の代表には可能性があると思う。若い選手が多いので、時間をかけて経験を積んで、努力をしていけば、可能性を高めることはできると思う。ただ、ほかの国も非常に速いスピードでサッカーを進化させている。

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