「詰め込みすぎないほうが学生のためにもいい」。それはそのとおりなのだが、それが準備を怠る言い逃れになってしまってはいけないだろう。パーフェクトな内容をつくってから少し間引く、それが理想だ。
哲学史では「ストア派」を終えて、新プラトン主義へ。
結婚論はヘーゲルとキルケゴールを対にして見せた後で、今度はフーリエとマルクス&エンゲルスを対にして見せてみようかと。
五島茂・坂本慶一編『オウエン、サン・シモン、フーリエ』、中公バックス『世界の名著』第42巻、1980年。「産業的協同社会的新世界」(1829)収録。
シャルル・フーリエ『四運動の理論』(1808)(巌谷國士(いわや・くにお)訳)、現代思潮社。
シャルル・フーリエ『愛の新世界』(福島知己訳)、作品社、2006年。
ロラン・バルト『サド、フーリエ、ロヨラ』(篠田浩一郎訳)、みすず書房、1975年。
Charles Fourier, Vers la liberté en amour, textes choisis et présentés par Daniel Guérin, Gallimard, coll. "Idées", 1975.
Charles Fourier, Hiérarchie du cocuage, Presses du réel, coll. "l'écart absolu", 2000.
Charles Fourier, Des harmonies polygames en amour, édition établie et préfacée par Raoul Vaneigem, éd. Payot & Rivages,coll. "Rivages poche/Petite Bibliothèque", 2003.
Charles Fourier, Vers une enfance majeure, textes sur l'éducation réunis et présentés par René Schérer, éd. La fabrique, 2006.
今村仁司、項目「フーリエ」、『フランス哲学・思想事典』、弘文堂、1999年。
ジョナサン・ビーチャー『シャルル・フーリエ伝――幻視者とその世界』(福島知己訳)、2001年。
Pacal Bruckner, Fourier, Seuil, coll. "Ecrivains de toujours", 1975.
クロソウスキー「サドとフーリエ」(1970)、『ユリイカ』総特集サド、1972年4月号。
クロソウスキー『生きた貨幣』(1970)、青土社、2000年。
ルネ・シェレール『歓待のユートピア 歓待神礼讃』、現代企画室、1996年。シェレールが複数のフーリエに関する書物を出していることは言うまでもない。
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