ある日、哲学に興味のないはずの女子学生が興奮気味に朝日新聞の半面以上ぶち抜きの記事を持ってきて、「先生、この人知ってますか?すごいハンサムですよね~」。國分さんであった。ハンサムの力、恐るべし。
いや、それは冗談として、最近の彼の仕事ぶりは本当に素晴らしいと思う。UTCPに寄せられたエッセイ「部分的な政治哲学」もよかった。ゼミの学生たちにも読ませましたよ。
経験論というか、内在の哲学というか、現在もしドゥルーズの後を私たちなりに辿ってみるとすれば、こういう形になるのではないかと思わせるところがある。
スピノザ論を仕上げた後、スピノザに従って、『暇と退屈の倫理学』、いい感じですね。私もまずは「本」を仕上げないと…。2012年1月29日付、朝日新聞の書評欄。
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