Tuesday, November 29, 2011

“清武の乱”から学ぶ、討ち死にしない上司へのケンカの売り方

週プレNewsより一部抜粋。しかし、このタイトルにはいささかの誇張がある。以下の文章は、決して上手な「ケンカの売り方」などではないだろう。

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『大人力検定』『オトナの怒り方』などの著書があるコラムニストの石原壮一郎氏は、「今回の清武さんの怒り方は、大人として賢明ではない」とし、ナベツネのような上司には感情的に牙をむいてはいけないと、次のように指南する。

「運悪くナベツネのような人が自分の上司になってしまったら、ネタだと面白がってうまく転がすしかないんです。清武さんは『ナベツネが巨人軍を私物化している』と真剣に怒ってましたが、えっ、今さらそんなこと言うんですかって話ですよね(笑)。清武さんも巨人にいる時点で、そうした“前提”の上で 『ナベツネクエスト』に参加しているわけですから、ならばゲームをもっと楽しむべきだったと思います。例えばナベツネのいじり方、遊び方みたいなものを広 く国民に提示したり、ナベツネを思いっきり持ち上げるフリをしつつ、人前で恥をかかせたりとか。それができれば『清武さんってヤルよね』と周囲からも評価 されたはずです」

余裕を持って相手を転がしたり褒め殺したり、時には痛いところをついてニヤッと笑ったりしてゆっくり相手に軌道修正させる――、清武氏にはこうした「したたかさ」が足りなかったため、“討ち死に”してしまったというわけだ。

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