水曜日の夜、いつものように夕食を食べ終わった直後、猛烈に体調が悪くなった。それでも風呂に入り、子供を寝かせつけ、さあいつものように徹夜で授業準備の仕上げ…と思っていたら、蕁麻疹がうっすらと浮かび始め、それがまたたく間に全身に広がった。体中が脹れあがり猛烈にかゆい。
食当たり?けれど家族には何の変調もない。いずれにしても、授業準備が終わっていないのだから、寝るわけにはいかない。結局予定していたレベルを下げ、なんとか授業にまとまりをつけるだけで満足することにしたのだが、それでも朝5時くらいまでかかってしまった。
授業の関係で、起床は6時半。でも一時間半の間、かゆくて寝られずずいぶん苦しんだ。朝起きると、体がだるくて動く気がしない。朝食も半分も食べられない。
木曜日は最も授業の多い日で、1・3・5限と3コマあり、しかも最初と最後が大人数の講義である。結局、1限と5限の講義は椅子に座って行なった。普段はマイクをもって教室中を歩き回り、学生たちにマイクを向けながら、「対話」しつつ授業を進めていくのだが、この日はとてもそんな力はなかった。
3限はゼミの図書館ガイダンスで、ずっと立ちっぱなしは堪えたが、おしゃべりは図書館員にまかせて…ともいかず――率直に申し上げて、図書館員の説明はいずれも要領を得ず、ただでさえ集中力を切らせやすい学生をまったく制御できていない。教職員にFDというなら、事務職員その他のFDもはかってもらいたい――、合いの手という形で、学生の緊張感を保たせつつ、どんな風に図書館を利用すべきか伝える。余計に疲れる。
昼休み、大学の保健室で診てもらった。直接の原因、トリッガーになったものは分からないが、大元の原因は疲れでしょう、と言われた。ただでさえ心臓に負担がかかっているので、ゆっくり歩くようにとのこと。言われなくても、もうゆっくりしか歩けない。抗ヒスタミン系の薬を処方してもらい、空き時間は研究室で放心状態。夕方頃には体中の赤身がほぼとれていた。
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金曜は一日静養に努めた。気分転換に、前から計画していた部屋の家具の配置換えと掃除。
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