福岡県朝倉市のお菓子屋さん「ハトマメ屋」のお菓子、「金太郎さんの小袋につめ、四十二種類のつじきり(おみくじ)を入れた」《金トキ豆》、《そばこ豆》の話を聞いて、落語の《辰巳の辻占》という噺を思い出した。
どこで聴いたのだったかと貧弱なCDライブラリーをあちこちひっくり返してみたが、持っていない。あれれ、と思っていたら、どうやら3月初旬に飛行機の中で聴いたのだった。しかし、CDの解説文まで読んだ記憶があるんだけどなあ…。あとでふと思い出したのだが、機内で即座に電子辞書で調べたのだった。本当に記憶はあてにならない。
全日空寄席
落語「やかんなめ」
柳家喜多八
(2011年12月24日 銀座山野楽器本店にて収録)
落語「辰巳の辻占」
五街道雲助
(2011年12月24日 銀座山野楽器本店にて収録)
雲助師はさすがにうまい。喜多八師は、うーん、計算づくなのだと思うが、「通りがかった武士」の造形がいかにも軽い。重くすると、武士が本気で怒っていることになってしまい、噺の構造上問題が生じるのは確かだが…。
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今日はようやく辞典項目の校正を終了。本当に苦しかった…。
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